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2020年01月22日 ブログ

 ベトナムには正月が二つあることをご存知ですか?新暦の正月と旧暦の旧正月です。

 ベトナム人にとって、1年間で一番大切な祝日は旧暦の旧正月です。ベトナム語で旧正月は「TẾT」(テト)と呼ばれています。旧暦で大晦日から1月3日までの間のことをいいます。ベトナムではテトの間に先祖にお礼を伝え、幸せな新年を祈ります。

 旧暦の旧正月はそろそろやってきます。ベトナム人の皆さん、帰国予定はありませんか?どこにいても、テトには帰省したいと多くの人が思っていますね。新年はベトナム式の干支ではネズミ年で、とても良い年になるとされています。

 ベトナム人にとって、テトは最も重要な祝祭日で、1年で1番楽しいイベントです。この期間には多くの人々が家族とともに過ごすために帰省したり、旅行に出たりします。昔からの慣習で、亡くなった先祖にも家があります。そう、お墓です。旧暦の12月23日~30日には、家族みんなで集って先祖のお墓を掃除したり、家にあるゴミや汚い物も一緒に捨て、フレッシュな環境にすることで、新年の幸運を迎えると言われています。 幸運な1年を過ごすには、テトを迎える前の準備がとても大切です。ベトナムでは「赤」が人々の幸運と金運、そして繁栄を象徴すると言われています。テトにはベトナム人が何をするでしょう? 忘年会は29、30日に行います。みんなが笑顔で会うための時間で、旧年に何か悪いことがあっても、昔のことは許して、家族や親戚、仲良しの友達と新しいスタートを切ります。家族の誰かが遠いところで働いていたり、学校に通っていたりしたら、みんなが帰省した後で忘年会を行います。ベトナム語では「bữa cơm đoàn viên」(ブア コン ドアン ヴィエン)とも言います。「ずっと遠く離れて暮らしていてなかなか会えなので、久しぶりの食事は心が暖かくなる」という意味です。テトは、伝統的に家族や親戚が集まって楽しく過ごす時期です。

 また、この時期に新年のあいさつのために、親戚や友だち、先生のお宅などを訪問します。休暇が明けると人々は仕事に戻りますが、職場にはまだテトの名残があります。人々は会社などで、お互いに新年のあいさつをし、新しい年の幸せを祈る風習があるからです。お寺や神社を訪問し、新年の幸せを祈るのも、ベトナム人のテトの習慣です。