日本語を学ぶ

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2020年04月29日 日本語を学ぶ

日本での技能実習の3年間を借金返済と貯金だけで終わらせるのはもったいないと思いませんか? 日本の仕事文化や日本語力を身に付ければ、実習修了後のキャリアアップに生かせます。留学生と比べて勉強できる時間は少ないですが、あなたの気持ちと努力しだいで十分な日本語力を身に付けることが可能です。

Vol. 3 日本語学習のノウハウ(coming soon)
Vol. 4 ボランティア日本語教室(coming soon)

技能実習で日本語を身に付ける7つのこつ

①訪日前にできるだけ勉強
②よい送出機関を選び、少ない借金で訪日
③先輩やネットから情報収集
④寮で毎日一定時間勉強
⑤休憩や通勤時間にも勉強
⑥職場で積極的に話しかける
⑦無料日本語教室などを活用

①訪日前にできるだけ勉強

日本に行く前に送出機関の日本語学校(日本語センター)で勉強しますが、技能実習の3年間で日本語能力試験(JLPT)のN2やN1に合格した先輩たちの多くが、送出機関のときから勉強をがんばり、よい成績を取っていました。例えば、「みんなの日本語」を日本語センターでは25巻までしか教えないのに自分で50巻まで勉強するなど、人より努力していました。日本語をある程度話せる状態で訪日すると、職場の日本人と早く親しくなって大事にされやすいですし、会話の機会も増え、日本語力がどんどん上がっていきます。

日本に行く前から勉強をがんばろう

②よい送出機関を選び、少ない借金で訪日

送出機関によって、費用が大きく違います。KOKORO編集部が寮費・授業料・送出手数料などすべてを含めた費用を最近実習した8人の先輩に取材したところ、最高220,000,000VND(ベトナムドン)、最小90,000,000VND、平均151,200,000VNDでした。このお金を工面するために多額の借金をしますが、実習先の会社によっては、手取り給料が低く、借金を返すのに2年以上かかるケースもあります。借金が多いと心の負担になり、勉強どころではありません。借金ゼロかなるべく少ない借金で訪日しましょう。

※下記特集では送出機関の選び方も解説しています。
特集=こんなに違う、送出機関への費用

「良心的な送出機関」「日本の良心的な受入組合」「良心的な受入会社」。この3つがつながっていることが比較的多いので、まずは、よい送出機関を選ぶことが大事です。

優良送出機関を選び借金ゼロで訪日した技能実習生ら

③先輩やネットから情報収集

親せきや学校の先生など身近な人から紹介された送出機関が必ずしもベストだとは限りません。先輩留学生やインターネットなどから情報を集め、よい送出機関を選んでください。それには、当サイトの「わたしの体験談」を読んだり現役の技能実習生に聞いたりするのが有効です。実習を修了した人は特定の送出機関と結びついて報酬を得ているケースも多いので、現役の技能実習生に聞く方がベターです。

④寮で毎日一定時間勉強

寮で毎日一定時間、勉強をしましょう。休日だけの勉強では、基礎知識があまり増えないので、日本人と話しても会話力がなかなか上がりません。ある先輩は残業をなるべく少なくしてもらうように会社にお願いし、勉強時間を長くとって実習中にN1に合格しました。残業代が少ないので、実家への仕送りはあまりできませんでしたが、帰国後によい仕事に就いて高収入を得ています。

doc 技能実習中に工夫して勉強時間をつくりN2に合格した先輩の体験談

doc 技能実習中にN1を取得し、帰国後に高収入を得ている先輩の体験談

日本で実習中にN2に合格した先輩の実習時代の机
日本で実習中にN1に合格した先輩が使った教材

⑤休憩や通勤時間にも勉強

実習中にN2以上に合格した先輩たちは、実習の休憩時間にも単語帳やノート、携帯電話に保存した学習ページの画像などを見て勉強していました。建設現場などでは休憩時間が2時間もある場合があり、その間に携帯電話の画面で単語の復習をしたり、分からない問題を周りの日本人に聞いたりしている実習生もいます。実習生は仕事で体が疲れ、寮で毎日4時間も5時間も勉強できるわけではないので、休憩時間や通勤時間(=電車通勤の場合)も有効に使いましょう。

休憩時間に日本語を勉強する先輩実習生

⑥職場で積極的に話しかける

せっかく日本で仕事(実習)をしているので、仕事で分からないことを聞くなど日本人に積極的に話しかけてください。ヒアリング力を高める一番の近道になります。最初は、日本人の言うことが聞き取れなかったり、質問されてもすぐには答えられなかったりすることもあるでしょう。しかし、めげずに努力を続ければ、いつかきっと相手の言うことがわかるようになります。まずは、職場の人と笑顔であいさつする習慣を身につけましょう。「おはようございます」「お疲れさま」「お先に失礼します」などのあいさつは、職場の日本人と親しくなるための大切な第一歩です。

実習先で休憩時間に日本人とたくさん話して仲良くなり、休日も一緒にお出かけ

⑦無料日本語教室などを活用

技能実習の職場によっては、ほとんど会話をせずに仕事(実習)をするケースも多数あります。実習先の会社が実習生の日本語教育に無関心なケースもよくあります。こうした場合、地域のボランティアの日本語教室に通うかSkypeを利用したボランティア日本語教室を利用するなどしましょう。

external link Skypeを利用したボランティア日本語教室

Vol. 4ボランティア日本語教室 (coming soon)

ボランティア日本語教室の様子(静岡県)
ボランティア日本語教室のみんなで忘年会(奈良県)