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2020年05月26日 ブログ

     日本で留学や技能実習をする場合に携帯電話代は大きな出費になります。実習生の中には、会社の寮のWi-Fiなどを利用してSIMを使わずに3年間を過ごす人も多くいます。しかし、留学生の場合は、アルバイト先との連絡もあるので、電話番号(SIM)なしで過ごすのは難しいでしょう。そこで、日本で何年も暮らした先輩たちが節約のこつをアドバイスします。

     ベトナムではプリペイドのSIMカードがよく使われていますが、日本ではこのシステムがありません。そこで、通信会社と契約を結び、通信・通話料を毎月支払う必要があります。、その料金は通信会社や契約内容によって大きく変わります。

携帯端末

     これから日本に行く人は携帯電話機(端末)をベトナムから持っていきましょう。しばらくはその端末で過ごし、日本に慣れてから新しい端末や安い中古端末を買っても遅くありません。中古端末は大手家電量販店を含め様々なお店で売られています。

     【注意】日本語学校が携帯電話会社を紹介する場合があります。学校によっては良心価格の端末やプランを選んで紹介してくれることもありますが、先輩の中には、学校から紹介された業者から高い携帯電話を買い、「急いで買わず、日本に慣れてから買えばよかった」と後悔している人もいます。

3大キャリアは高品質

     日本の3大キャリアはdocomo、Au、SoftBankです。データ通信の量や速度、通話品質が優れています。サポートを提供するお店も各地にあります。電話かけ放題(国内)、インターネットつなぎ放題(1カ月50Gまで)でも定額(追加料金なし)で契約できます。

     ただし、通信・通話料は毎月5,000円~8,000円かかるケースが大半です。ここに端末代が加わると、非常に高額です。i Phone など人気機種を3大キャリアで買ってSIMも契約すると、毎月の支払い(通信・通話料と端末の分割払い)が10,000円を超えるケースもよくあります。

     【注意】3大キャリアに限らず携帯電話会社との契約の多くには、1年・2年といった契約期間があり、契約期間中に解約すると10,000円近い違約金を取られます。最近は、いつ解約しても違約金を取られない契約プランも増えていますが、お得なプランには契約期間が設定されているものが多いです。

格安SIM

     近年の日本の携帯電話サービス市場は、3三大キャリアと格安携帯電話会社との間でかつてない競合が繰り広げられています。格安の通信・通話サービス(格安SIM)を提供する会社には、「LINE モバイル」や「Biglobe モバイル」「UQモバイル」「IIJmio(アイアイジェイミオ)」「Y!モバイル」などがあります。「格安携帯」「比較」と入力すると、各社のサービス内容や料金を比較するサイトもたくさんヒットします。

     これらの会社には毎月2,000円以下の料金プランもたくさんあります。プランによっては、データ通信量が少ない場合もありますが、Wi-Fiのある自宅や寮、学校、アルバイト先などでインターネットをつなぎ、それ以外の場所ではなるべくネットを使わない――という生活スタイルなら、大丈夫です。そのような留学生や技能実習生はたくさんいます。

格安携帯

     格安SIMのデメリットと対処方法を説明します。

  • 1通信速度が不安定

     格安SIMの最大のデメリットは通信速度です。格安SIMは3大キャリアの回線の一部を借りているだけなので、多くの人が使う時間には通信速度が遅くなりがちです。しかし、自宅や寮、コーヒーショップなどでWI-Fiと接続すれば、通信速度の問題はありません

  • 2通話料金が高い

     3大キャリアには、電話かけ放題のプランなどがあります。しかし、格安SIMでは、30秒間で20円の通話料金が平均的です。
しかし、
     ・ LINEやメッセンジャーで通話する場合は、こうした通話料はかかりません。
     ・ かけ放題プランがある格安SIM会社もあります。
     ・ 通話アプリを使うことで通話料が下がったり、短時間通話が無料になったりすることもあります。

  • 3サポート態勢

     3大キャリアのサポートはお店での対応が充実していますが、格安SIMの場合は基本的にチャットでの対応です。ただ、最近では、深夜にも対応し、回答も早くなっています。

  • 4購入できる端末の種類が少ない

     格安SIMの契約時に端末も一緒に買う場合、3大キャリアと比べて選べる端末の種類は少ないです。しかし、iPhoneをはじめ最近の携帯端末では、格安SIMを差し込めば使える場合が多いので、ベトナムから端末を持って行くか日本で好きな中古端末を買い、それを使うとよいでしょう。ただし、SIMによっては、あなたの端末で使えないケースもあるので、契約する際に動作確認をしてもらいましょう。

  • 5クレジットカード決済が多い

     毎月の支払いはクレジットカード払いが主流です。しかし、「Biglobe モバイル」「楽天モバイル」「Y!モバイル」などでは口座振替を利用できる場合もあります。

格安SIMのプラン例

     在日ベトナム人協会(VAIJ)がイデアスパークと提携して提供しているSIMで、保証金(約1万円)が不要です。また、SmartPitでの支払いが可能で、クレジットカードも不要です。VAIJの会員カード(有効1年)も付いていますので、生活で困ったことが起きた場合にVAIJからの支援を受けやすくなります。
     ・ パッケージライト(通信のみ3GB):1480円
     ・ パッケージライト(通信3GB+通話):2,180円

     ・ 音声通話付きSIM(3GB):1,480円
     ・ SNSデータフリー(オプション):280円

     ・ スマホベーシックプランS:2,680円

     ・ データ高速プラン3GB(データ通信のみ):980円
     ・ データ高速3GB+音声通話プラン:1,680円

外国人がSIMを契約する際に必要な書類

     ・ 在留カードなど本人確認書類
     ・ 口座振替の場合…預金通帳(またはキャッシュカード)と印鑑
     ・ クレジットカード払いの場合…クレジットカード

     日本在住数年の先輩たちとKOKORO編集部の日本人が共同で記事を作成しました。これから日本に来る皆さんや、すでに日本にいて携帯電話会社の乗り換えを検討している方々の参考になればと思います。上手に節約してくださいね(^_^)