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2019年10月10日 ブログ

静岡スタジアムで9月28日に行われたアイルランド戦の後半、逆転となるトライを決める日本代表の福岡堅樹(ふくおか・けんき)選手(左)=(C)毎日新聞社

藤田裕伸

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)の1次リーグで、日本代表は対戦する4チームのうち(対戦順に)ロシア、アイルランド、サモアに3連勝しました。特に、世界ランキング2位のアイルランドに勝った時は、日本中が熱狂しました。

 1次リーグは各組上位2チームが決勝トーナメント(T)に進みます。日本代表が決勝Tに出場するには、10月13日に行われるスコットランド戦に勝つかまたは引き分けが条件です。もし負けても、アイルランドとスコットランドが獲得する勝ち点によっては出場できます。

 日本代表は、W杯で決勝Tに進んだことはありません。2015年のイングランド大会でも、1次リーグで3勝。強豪の南アフリカに勝って世界を驚かせましたが、勝利で得られる勝ち点(4点)やトライ数、得点差などで得られるボーナス点の合計で上位2チームに入ることができず、1次リーグで敗退しました。

 今大会は、日本代表が初めて決勝Tに進める可能性が非常に高いので、日本のファンは13日のスコットランド戦をとても楽しみにしており、全国各地でパブリックビューイングが開かれて盛り上がりそうです。