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2020年03月18日 ブログ

KOKORO編集部では、日本のさくら名所関西編関東編を紹介してきました。今回は、それ以外の各地の名所を紹介します!

今年は日本各地で桜の開花が平年より早くなっています。お花見に行く人は、その地域の開花日をよく調べてから出かけてください。また、各名所で開花時期に催される「さくら祭り」は、新型コロナウイルスの影響で中止となっていることが多いので、ウェブサイトなどで調べてくださいね。

それでは、九州から順に四国、中国、東北、北海道からさくら名所のご紹介です。

1.鶴舞公園(福岡県)

 福岡城跡などの歴史的建造物や史跡、競技場などがある都心の公園で、約1000本の桜が咲き誇る名所として有名です。桜の季節にはお城の石垣に桜の花が彩りを添え、人気観光スポットの一つ。天守台からは福岡市内も一望できます。

ライトアップされ、夜空に浮かび上がった舞鶴公園の桜
Ⓒ毎日新聞社

2.眉山公園(徳島県)

ロープウェーの山頂駅で降りると、咲き乱れる桜に出会います。明るい日差しの中の桜はまさに絶景です。眉山の頂上は、遠くに阿讃山脈や瀬戸内海、紀州の山々も望める眺望で、夜は徳島市内の夜景も堪能できる人気観光地です。

眉山山頂からの景色
Ⓒ徳島県観光協会

3.尾道市千光寺公園(広島県)

 公園の展望台から満開の桜を眼下に見ると、その先に瀬戸内海が見える眺望が絶景のお花見スポットです。ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマエザクラなど約1500本の桜が楽しめて、夕暮れからはぼんぼり(六角の枠にかみを貼ったあんどん)の柔らかい灯りで夜桜も楽しめます。

千光寺公園に飾り付けられるぼんぼり
Ⓒ毎日新聞社

4.角館(秋田県)

 2種類の桜を楽しめることで知られる名所中の名所です。一つは京都の香り漂う武家屋敷通りのシダレザクラで、もう一つは桧木内川堤にあるトンネルの桜並木を彩るソメイヨシノ。地元の名産「比内地鶏」の親子丼や「稲庭うどん」を味わうことができるお店もあるので、丸1日過ごして大満足の花見スポットです。

桧木内川堤の桜のトンネルを撮影する観光客ら
Ⓒ毎日新聞社

5.二十間道路桜並木(北海道)

 日高郡新ひだか町にある一本道で、直線で約7㌔にわたって桜が咲き乱れる「二十間道路」は、左右の並木の幅がちょうど二十間(約36㍍)あることから名付けられました。ほとんどがエゾヤマザクラで、半数以上が樹齢80年以上。昼間の花見がオススメ。

行楽客でにぎわう二十間道路の桜並木
Ⓒ毎日新聞社