ブログ

img detail
2020年09月23日 ブログ

     新型コロナウィルス感染拡大防止のため、日本政府は早い段階からベトナムを含む諸外国に対する出入国の禁止・制限を決定しました。しかし、国内の新規感染の減少に伴い、外国人労働者や留学生の入国制限を徐々に緩和させています。

     私は11年前に留学で訪日し、今は東京で仕事をしながら家族4人で暮らしています。しかし、今年3月に娘2人(8歳と5歳)をベトナムに里帰りさせたところ、その後、日本への外国人の入国が制限され、なかなか帰国できませんでした。そして、娘たちは9月上旬、半年ぶりに日本に帰ってきました。

     正直に言って、このコロナ禍のなかで2人を再び呼び寄せるのはとても大変で、かつお金のかかることでした。彼女たちの再入国までの様子をお伝えしながら、再入国の申請手順や空港での手続きについてお伝えします。

日本への航空券を予約・購入

     3月に娘たちを里帰りさせた後、新型コロナの影響でベトナムに足止めになりました。私も妻も日本に残っていました。今回、娘たちを日本に戻すにあたり、親せきにいろいろな手間をお願いしました。親せきはまず旅行代理店で航空券を予約しました。日付は9月2日出発予定。チケット代は日本円で1人約42,000円(片道)。その時点では、飛行機が本当に飛んでくれるかまだわからなかったので、店員から「大使館での手続きが済み、PCR検査の結果が出てからチケットを発行する」と説明されました。

日本大使館(または総領事館)で再入国申請

     私の実家はタインホアで、ハノイから約200㎞近く離れています。9月2日のフライトに間に合うように各種の手続きをするため、娘たちと付き添いの私の母は、その6日前には家を出なければなりませんでした。そして、大使館に下記のような書類を提出しました。申請書類はタインホアの旅行代理店で入手し、私の母が娘たちの代わりに記入しました。

「もっと見る」

◇ 必要書類

1 再入国関連書類提出確認書
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100078392.pdf
原本1部
2 パスポート+パスポートの下記のページのコピー
‐ 顔写真のあるページ
‐ 再入国許可証印が押印されたページ
‐ 再入国出入国記録(EDカード)の両面
パスポートコピー1セット
3 在留カード+在留カードのコピー
‐ 原本を提示し、コピーだけを提出
在留カードコピー1枚
1 再入国関連書類提出確認書
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100078392.pdf
原本1部
2 パスポート+パスポートの下記のページのコピー
‐ 顔写真のあるページ
‐ 再入国許可証印が押印されたページ
‐ 再入国出入国記録(EDカード)の両面
パスポートコピー1セット
3 在留カード+在留カードのコピー
‐ 原本を提示し、コピーだけを提出
在留カードコピー1枚

◇ 日本大使館の受付時間と結果の交付

業務日 月~金曜日(祝祭日を除く)
業務時間 申請の受付 8:30~11:30
結果の交付 13:30~16:45
業務日 月~金曜日(祝祭日を除く)
業務時間 申請の受付 8:30~11:30
結果の交付 13:30~16:45

結果

     申請から3~4日(土日は含まない)で結果が出ます。私の母は大使館の職員からから再入国許可の電話連絡をもらい、大使館に行って再入国許可証を受け取りました。その際、その後の手続きについてもガイダンスを受けました。

出国前PCR検査

     次のステップは、保健省の認可を受けている病院や保健センターでPCR検査を受けます。検査の結果はその翌日に交付され、検査結果(証明)は72時間有効です。結果が陰性だと判明すれば、保健省から「出国前検査証明書」が発行されます。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/files/100083823.pdf

     ベトナムを出国する際にも日本に着陸してからも、空港でこの証明書が必要です。書類がなければ、入国拒否の対象となります。

     私の娘たちと母は108病院でPCR検査を受けました。娘たちは優先的に検査してもらえ、その日のうちに結果が出ました。検査費用は1人あたり日本円で約10,000円でした。

◇ ベトナムでPCR検査を行っている医療機関(一部)

  • 1「108病院」

住所:ハノイ市ハイバーチュン区バクダン町チャンフンダオ通り1
連絡先:+84-24-6278-4169
検査時間:月~土曜日8:00~10:00、14:00~15:00(祝日は除く)
必要書類:パスポートか再入国関連書類提出確認証、航空券

  • 2「国立衛生疫学研究所(NIHE)検査・予防接種サービスセンター」

住所 :ハノイ市ハイバーチュン区イエルシン通り1
連絡先 :+84-903293968(事前に電話予約が必要)
検査提供時間 :毎日(土・日を含め)7:30~17:30
必要書類 :パスポートか再入国関連書類提出確認証、航空券

航空券を入手

     私の母は大使館からの許可とPCR検査の結果を持って旅行代理店のハノイ店に行き、航空券を受け取りました。

空港へ

     私の母と娘たちはノイバイ国際空港に行きました。母は私の娘たちが出国審査を無事に通過するまで見送り、その後も空港に待機しました。日本にいる私たち夫婦も娘たちとメッセンジャーで連絡を取り合い、無事に搭乗ゲートに行けるか確認しました。こうして娘たちは成田空港行きの全日空に乗りました。子ども2人で飛行機に乗れるか心配でしたが、家族で何度かベトナムに行き帰りしているので、勝手が分かっていたようです。

入国時PCR検査

     日本の空港(成田、羽田、関西)に到着後、PCR検査のために数時間待機します。検査結果が陰性だと確認されれば、晴れて日本に入国できます。娘たちは成田に到着すると、携帯電話で私たちに電話をしてきました。そして、成田空港で再びPCR検査を受けました。娘たちは結果が出るまで4時間ほど待機しなければなりませんでした。妻と私はじりじりしながら待ちましたが、無事に陰性の結果が出て、娘たちがやっとゲートから出てきました。こうして、家族4人が半年ぶりに再会できました!

14日間の隔離

     日本に入国後、空港から公共交通機関に乗ることはできません。送迎の車やタクシーがなければ、空港付近の隔離施設(専用ホテル)に14日間滞在します。公共交通機関を使わずに自宅や監理団体などに移動できる人は、自宅や寮(個室)で14日間、隔離されて滞在します。自宅等にいても隔離施設にいても、 日本の医療機関から毎日、健康状態を確認するための連絡があります。 14日間、病気の兆候がなければ、日常生活に戻れます。

     娘たちも自宅待機を経て、間もなく学校や幼稚園に戻ります。私たちは、家族税人が一緒に暮らせ、通常の生活を送れることに心から幸せを感じています。

     以上が再入国の手続きと体験談でした。大変なプロセスですね。これらの情報がみなさんの再入国手続きに役立つことを願っています。