日本ではベトナム人に縁の深い寺も増えており、在日ベトナム人の心の支えになっています。また、困窮したベトナム人たちの支援を行っている寺もあります。今回は西日本にあるベトナム人にゆかりの深い寺院を紹介します。
1.大南寺(兵庫県)
大南寺は、ティック・ニュアン・フォー僧侶が龍谷大学の留学生だった時代に、信者たちとともに純粋なベトナム寺院を日本に建てようと1400平方㍍の土地を購入して2013年に建てた寺院です。現在の住職はティック・トゥオン・ギェムさん。正月や旧正月、4月の花祭り、盂蘭盆会(うらぼんえ)、中秋の名月などの年間行事のほか、毎月1回、一般信者が参加する修行を行っています(現在は新型コロナウイルスの影響で休止中)。
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