わたしの体験

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By KOKORO(毎日新聞社+VAIJ主催、在ベトナム日本国大使館など後援)

今回の先輩 

チャン・ティ・キュー・チンさん
  • 2009年 高校卒業〈ドンナイ省〉
  • 2009年 ホーチミン市外国語・技術情報大学入学
  • 2013年 ホーチミン市外国語・技術情報大学卒業
  • 2013年 衣料品販売会社入社〈ホーチミン〉
  • 2015年 日系企業入社〈ホーチミン〉
  • 2017年 アークアカデミー日本語学校入学(7月)〈大阪〉
  • 2019年 エール学園入学(4月)
  • 2019年 アカカベ入社(10月)〈大阪〉

〈1991年生まれ、ドンナイ省出身〉

チンさんは「東京より物価が安く、人情のある町で住みやすい」と聞いた大阪を留学先に選んで大正解だったと感じている。また、アルバイト先の人情豊かなおばさんたちから日本語を教えてもらい、日本語力がぐんぐん伸びた。チンさんの留学&就活体験記を紹介する。

会社をやめて留学の夢を実現

勤務先の日系企業で〈2017年〉

私はいつか留学したいと思っていましたが、大学時代は資金もなく、就職してからは、交際していた彼(今の夫)が同意してくれなかったので、留学を実行に移せませんでした。そんな中、衣料品メーカーに2年間勤務後、日系企業(ミシンとプリンターのメーカー)に転職しました。日本語は片言だったので、私が同社で使う言葉は英語でした。大学の講義がすべて英語だったので、英語は得意だったのです。仕事内容はオンラインマーケティングや顧客管理などでした。そして、日本人社長が尊敬できる人だったこともあり、留学するなら日本に行きたいと思い始めていたころ、彼も留学に同意してくれたので、ついに留学を実行することになりました!そのころには、留学の資金もたまっていました。

大阪を選んだ理由

ハロウィンの夜〈大阪で2017年〉

留学センター(留学あっせん会社)は、先輩留学生(大学での友人)から「留学生の間で評判が高い」と紹介された「Yoko 日本語センター」を選びました。私は日本語は別の学校で学んだので、ここに支払ったのは留学手続きの費用だけで、合計8,775,000 VND(約42,300円)でした。センターでは約150校の日本語学校のリストを見せられました。私は東京にするか大阪にするか悩んでいましたが、スタッフの人が「東京は人が多すぎるし、物価も高い」として、大阪を勧めてくれました。勤務先の社長からも「大阪はホーチミンと雰囲気が似ていて住みやすい」と聞いていました。

その後、私は大阪に4年以上住んでいますが、大都会で公共交通が便利ですし、コンビニもスーパーもどこにでもあり、アルバイトもたくさんあります。また、大阪にはフレンドリーな人が多く、例えば、通行人に携帯電話の画面を見せて「ここに行きたいのですが」と尋ねると、たいていはとても親切に教えてくれます。一番大きな都市の方がいいと思って東京を選ぶ人も多いですが、大阪の住みやすさや人情は外国人にとって大変ありがたく、東京を選んだ友だちで「大阪にすればよかった」と悔やんでいる人が結構たくさんいます。

external link Yoko 日本語センター(ベトナム語)

日本語学校の選び方

アークのクラスメートたち〈2018年〉

日本語センターで「なるべくベトナム人が少ない日本語学校を紹介してください」とお願いし、「アークアカデミー日本語学校」を紹介されました。私は2017年7月に来日し、アークに入学しました。アークでは1クラス10~15人で、どのクラスにもベトナム人は1、2人だけでした。クラスメートの国籍はノルウェー、スペイン、韓国、インドネシア、台湾などで、授業以外でも日本語で会話するしかありません。当時の仲間とは今もLINE(日本語)で連絡を取り合っています。

アークの学校行事で日本文化体験〈2018年〉

初年度にアークに支払ったのは合計820,000円(約170,000,000 VND)で、内訳は選考料30,000円、入学金70,000円、授業料(1年)720,000円でした。アークでは欧米人の生徒が多く、彼らは要望を学校や教師にしっかり伝えるので、先生方の教え方や対応がとてもていねいでした。授業の中で特に良かったのはシャドーイングでした。

なお、来日前の7カ月間、仕事をしながら夜間に「ドンズー日本語学校」に通いました。週3回(1回1時間半)で7カ月間の授業料は6,000,000 VND(約28,900円)で、日本語能力試験(JLPT)のN5コースを終え、N4コースの途中まで学んでから来日しました。

external link アークアカデミー日本語学校・大阪校(日本語)

アルバイトで会話力向上

ホテルで一緒に働いたおばさんや同僚たち〈2019年〉

私は初年度の留学費用はベトナムで貯めたお金で払い、2年目(日本語学校半年、専門学校半年)は、もともとの貯金と日本でのアルバイト収入で支払いました。アルバイトはホテルのレストランでの仕事で、勤務時間は主に6:00から12:00か13:00までで、たまに夜も働きました。一緒に働いた年配の女性たちがとても親切で、私が学校で習った言葉を職場で使って「今の使い方で合っていますか?」と聞くと、違っていれば細かく教えてくれました。授業で分からなかったことや生活で使う言葉も、彼女たちがいつも親切に教えてくれました。こうして、学校で習った日本語を実際の会話で使い、修正もしてもらえるので、日本語力がぐんぐん上がりました。

また、漢字の試験の直前には洗い場の担当をさせてもらい、自分で書いた漢字のメモを見ながら洗いものをしました。こうして、来日して1年半でJLPT・N2に合格しました。これから留学する皆さんも日本語を使えるアルバイトをぜひ見つけてくださいね!

就職に強い「エール学園」

エール学園での就活イベントの一例〈2019年〉

私は日本語学校を1年半で卒業し、アルバイト仲間から紹介された「エール学園」のデュアルビジネスコースに進みました。このコースは1年間だけで、就職にめっぽう強いのが特色です。私は日本語力に関する入試と面接に合格し、このコースに入ることができました。私は就職が早く決まってエール学園を半年で退学したので、学園に払ったのは入学金70,000円と半年の学費420,000円だけでした。

external link エール学園デュアルビジネスコース 

学園の就活プログラムを活用

就活イベントに一緒に参加した同級生たち〈エール学園で2019年5月〉

入学の翌月の2019年5月、学園内で生徒16人と地元企業約20社が集うイベントがあり、私も参加しました。まず私たちが日本語で1分ずつ自己紹介をします。その後、企業の方々と名詞を交換し、その会社の事業や仕事内容をお聞きしたり、相手の質問に答えたりします。その中でドラッグストアを経営する株式会社アカカベの前田さんが私を気にかけてくださいました。そして、私は7月に3週間、アカカベでインターンシップをすることになりました。

インターンシップは1日6時間で週3回あり、エール学園の単位に組み込まれます。私はアカカベの店で商品を並べたり、レジを担当したり、外国人観光客向けの英語のポップを作ったりしました。そして、前田さんと会って食事をしたり会社の様子を聞いたりし、「当社はこれから海外事業を拡大するので、一緒に働いてほしい」と誘っていただきました。私は前田さんのお人柄とアカカベの海外事業の可能性に引かれ、ここでお世話になることに決めました。

アカカベでの仕事

アカカベのドラッグストア

私はエール学園を半年で出てアカカベに入社しました。当社は大阪府にドラッグストアと調剤薬局を計約90店展開しています。日本のドラッグストアは大型で、ベトナムの薬局と違って医薬品以外に化粧品や生活用品、飲食料品なども販売しています。私は当初は店での仕事が中心でしたが、入社半年後ぐらいから海外事業が中心になりました。入社直後の2019年10月、社長や前田さんと一緒にベトナムのダナンに出張し、現地企業と交流するイベントに参加しました。

その後、新型コロナの感染が始まり、2020年春に日本でマスクが極端に品薄になりました。当社はダナンで交流した会社と交渉し、同社からマスクを大量に購入しました。その際、私はマスクの仕様や契約内容などについて先方と交渉しました。

会社の先輩たちが開いてくれた私の誕生日会〈2020年〉

また、当社は日本商品の輸出を以前から行っており、私は仕入れ担当者と情報交換しながら輸出数量や納期などを調整しています。将来は、生活雑貨を海外で生産して輸入し自社ブランドとして販売することも目指しており、私は生産拠点探しやマーケティングを続けています。現在、海外事業部は前田さんを含めて数人で、外国人は私一人ですが、コロナ収束後に事業を拡大していく予定です。

日本での生活

日本語学校やアルバイト先のベトナム人仲間とハイキング〈奈良県で2020年〉

日本での生活について紹介します。住宅は、最初の約3カ月は学校の寮に住みましたが、その後は学校の友人のベトナム人と部屋をシェアしました。シェアの相手は3、4回変えましたが、新しい相手はすぐに見つかります。今は一人暮らしで、ベトナム語の通じる不動産店で自分で見つけました。

また、学生時代はアルバイト先で食事が出たり、残ったおかずを持ち帰らせてもらったりしたので、食費を節約できました。そして、学校の仲間やアルバイト先の同僚たち(日本人)とよく食事会や旅行をしました。日本には47の都道府県がありますが、私は北海道や東京、富士山(静岡県・山梨県)、沖縄など20都道府県近くに旅行しました。

私の家計簿(1カ月の平均)

※日本語学校2年目

※100円=20,737 VND(2021年9月10日現在)

収入(合計110,000円~130,000円)
アルバイト1件(レストラン)

合計110,000円~130,000円

支出(合計125,000円~128,000円)
家賃  

25,000円

授業料  

60,000円

光熱費 

5,000~7,000円

※電気・ガスの合計

インターネット

0円

※家賃に含む

携帯電話

5,000~6,000円

食費 

20,000円

雑費

10,000円

※衣類、学習教材、交通費など

毎月の差額・貯金(ゼロ)

 ※足りない月はベトナムで貯めた貯金を使用

ベトナムと日本を行き来したい

職場風景(左端が前田さん、右端が私)

私は当初、留学後は帰国して日系企業で働くつもりでしたが、留学中に学校やアルバイト先で優秀な友だちにたくさん出会って刺激を受け、日本で働いてみたいと思うようになりました。アカカベの海外事業は新型コロナの影響で停滞中ですが、私は将来の事業拡大に備えて貿易関連のことをインターネットで勉強しています。前田さんたちと一緒に働けることも楽しいですし、仕事内容にもとてもやりがいを感じています。日本とベトナムは飛行機で数時間しか離れていないので、将来は、日本とベトナムを行き来しながら仕事をできればと希望しています。

今回の先輩 

チャン・ティ・キュー・チンさん
  • 2009年 高校卒業〈ドンナイ省〉
  • 2009年 ホーチミン市外国語・技術情報大学入学
  • 2013年 ホーチミン市外国語・技術情報大学卒業
  • 2013年 衣料品販売会社入社〈ホーチミン〉
  • 2015年 日系企業入社〈ホーチミン〉
  • 2017年 アークアカデミー日本語学校入学(7月)〈大阪〉
  • 2019年 エール学園入学(4月)
  • 2019年 アカカベ入社(10月)〈大阪〉

〈1991年生まれ、ドンナイ省出身〉

チンさんは「東京より物価が安く、人情のある町で住みやすい」と聞いた大阪を留学先に選んで大正解だったと感じている。また、アルバイト先の人情豊かなおばさんたちから日本語を教えてもらい、日本語力がぐんぐん伸びた。チンさんの留学&就活体験記を紹介する。

会社をやめて留学の夢を実現

私はいつか留学したいと思っていましたが、大学時代は資金もなく、就職してからは、交際していた彼(今の夫)が同意してくれなかったので、留学を実行に移せませんでした。そんな中、衣料品メーカーに2年間勤務後、日系企業(ミシンとプリンターのメーカー)に転職しました。日本語は片言だったので、私が同社で使う言葉は英語でした。大学の講義がすべて英語だったので、英語は得意だったのです。仕事内容はオンラインマーケティングや顧客管理などでした。そして、日本人社長が尊敬できる人だったこともあり、留学するなら日本に行きたいと思い始めていたころ、彼も留学に同意してくれたので、ついに留学を実行することになりました!そのころには、留学の資金もたまっていました。

勤務先の日系企業で〈2017年〉

大阪を選んだ理由

留学センター(留学あっせん会社)は、先輩留学生(大学での友人)から「留学生の間で評判が高い」と紹介された「Yoko 日本語センター」を選びました。私は日本語は別の学校で学んだので、ここに支払ったのは留学手続きの費用だけで、合計8,775,000 VND(約42,300円)でした。センターでは約150校の日本語学校のリストを見せられました。私は東京にするか大阪にするか悩んでいましたが、スタッフの人が「東京は人が多すぎるし、物価も高い」として、大阪を勧めてくれました。勤務先の社長からも「大阪はホーチミンと雰囲気が似ていて住みやすい」と聞いていました。

ハロウィンの夜〈大阪で2017年〉

その後、私は大阪に4年以上住んでいますが、大都会で公共交通が便利ですし、コンビニもスーパーもどこにでもあり、アルバイトもたくさんあります。また、大阪にはフレンドリーな人が多く、例えば、通行人に携帯電話の画面を見せて「ここに行きたいのですが」と尋ねると、たいていはとても親切に教えてくれます。一番大きな都市の方がいいと思って東京を選ぶ人も多いですが、大阪の住みやすさや人情は外国人にとって大変ありがたく、東京を選んだ友だちで「大阪にすればよかった」と悔やんでいる人が結構たくさんいます。

external link Yoko 日本語センター(ベトナム語)

日本語学校の選び方

日本語センターで「なるべくベトナム人が少ない日本語学校を紹介してください」とお願いし、「アークアカデミー日本語学校」を紹介されました。私は2017年7月に来日し、アークに入学しました。アークでは1クラス10~15人で、どのクラスにもベトナム人は1、2人だけでした。クラスメートの国籍はノルウェー、スペイン、韓国、インドネシア、台湾などで、授業以外でも日本語で会話するしかありません。当時の仲間とは今もLINE(日本語)で連絡を取り合っています。

アークのクラスメートたち〈2018年〉

初年度にアークに支払ったのは合計820,000円(約170,000,000 VND)で、内訳は選考料30,000円、入学金70,000円、授業料(1年)720,000円でした。アークでは欧米人の生徒が多く、彼らは要望を学校や教師にしっかり伝えるので、先生方の教え方や対応がとてもていねいでした。授業の中で特に良かったのはシャドーイングでした。

なお、来日前の7カ月間、仕事をしながら夜間に「ドンズー日本語学校」に通いました。週3回(1回1時間半)で7カ月間の授業料は6,000,000 VND(約28,900円)で、日本語能力試験(JLPT)のN5コースを終え、N4コースの途中まで学んでから来日しました。

external link アークアカデミー日本語学校・大阪校(日本語)

アークの学校行事で日本文化体験〈2018年〉

アルバイトで会話力向上

私は初年度の留学費用はベトナムで貯めたお金で払い、2年目(日本語学校半年、専門学校半年)は、もともとの貯金と日本でのアルバイト収入で支払いました。アルバイトはホテルのレストランでの仕事で、勤務時間は主に6:00から12:00か13:00までで、たまに夜も働きました。一緒に働いた年配の女性たちがとても親切で、私が学校で習った言葉を職場で使って「今の使い方で合っていますか?」と聞くと、違っていれば細かく教えてくれました。授業で分からなかったことや生活で使う言葉も、彼女たちがいつも親切に教えてくれました。こうして、学校で習った日本語を実際の会話で使い、修正もしてもらえるので、日本語力がぐんぐん上がりました。

また、漢字の試験の直前には洗い場の担当をさせてもらい、自分で書いた漢字のメモを見ながら洗いものをしました。こうして、来日して1年半でJLPT・N2に合格しました。これから留学する皆さんも日本語を使えるアルバイトをぜひ見つけてくださいね!

ホテルで一緒に働いたおばさんや同僚たち〈2019年〉

就職に強い「エール学園」

私は日本語学校を1年半で卒業し、アルバイト仲間から紹介された「エール学園」のデュアルビジネスコースに進みました。このコースは1年間だけで、就職にめっぽう強いのが特色です。私は日本語力に関する入試と面接に合格し、このコースに入ることができました。私は就職が早く決まってエール学園を半年で退学したので、学園に払ったのは入学金70,000円と半年の学費420,000円だけでした。

external link エール学園デュアルビジネスコース 

エール学園での就活イベントの一例〈2019年〉

学園の就活プログラムを活用

入学の翌月の2019年5月、学園内で生徒16人と地元企業約20社が集うイベントがあり、私も参加しました。まず私たちが日本語で1分ずつ自己紹介をします。その後、企業の方々と名詞を交換し、その会社の事業や仕事内容をお聞きしたり、相手の質問に答えたりします。その中でドラッグストアを経営する株式会社アカカベの前田さんが私を気にかけてくださいました。そして、私は7月に3週間、アカカベでインターンシップをすることになりました。

インターンシップは1日6時間で週3回あり、エール学園の単位に組み込まれます。私はアカカベの店で商品を並べたり、レジを担当したり、外国人観光客向けの英語のポップを作ったりしました。そして、前田さんと会って食事をしたり会社の様子を聞いたりし、「当社はこれから海外事業を拡大するので、一緒に働いてほしい」と誘っていただきました。私は前田さんのお人柄とアカカベの海外事業の可能性に引かれ、ここでお世話になることに決めました。

就活イベントに一緒に参加した同級生たち〈エール学園で2019年5月〉

アカカベでの仕事

私はエール学園を半年で出てアカカベに入社しました。当社は大阪府にドラッグストアと調剤薬局を計約90店展開しています。日本のドラッグストアは大型で、ベトナムの薬局と違って医薬品以外に化粧品や生活用品、飲食料品なども販売しています。私は当初は店での仕事が中心でしたが、入社半年後ぐらいから海外事業が中心になりました。入社直後の2019年10月、社長や前田さんと一緒にベトナムのダナンに出張し、現地企業と交流するイベントに参加しました。

その後、新型コロナの感染が始まり、2020年春に日本でマスクが極端に品薄になりました。当社はダナンで交流した会社と交渉し、同社からマスクを大量に購入しました。その際、私はマスクの仕様や契約内容などについて先方と交渉しました。

アカカベのドラッグストア

また、当社は日本商品の輸出を以前から行っており、私は仕入れ担当者と情報交換しながら輸出数量や納期などを調整しています。将来は、生活雑貨を海外で生産して輸入し自社ブランドとして販売することも目指しており、私は生産拠点探しやマーケティングを続けています。現在、海外事業部は前田さんを含めて数人で、外国人は私一人ですが、コロナ収束後に事業を拡大していく予定です。

会社の先輩たちが開いてくれた私の誕生日会〈2020年〉

日本での生活

日本での生活について紹介します。住宅は、最初の約3カ月は学校の寮に住みましたが、その後は学校の友人のベトナム人と部屋をシェアしました。シェアの相手は3、4回変えましたが、新しい相手はすぐに見つかります。今は一人暮らしで、ベトナム語の通じる不動産店で自分で見つけました。

また、学生時代はアルバイト先で食事が出たり、残ったおかずを持ち帰らせてもらったりしたので、食費を節約できました。そして、学校の仲間やアルバイト先の同僚たち(日本人)とよく食事会や旅行をしました。日本には47の都道府県がありますが、私は北海道や東京、富士山(静岡県・山梨県)、沖縄など20都道府県近くに旅行しました。

日本語学校やアルバイト先のベトナム人仲間とハイキング〈奈良県で2020年〉

私の家計簿(1カ月の平均)

※日本語学校2年目

※100円=20,737 VND(2021年9月10日現在)

収入(合計110,000円~130,000円)
アルバイト1件(レストラン)

合計110,000円~130,000円

支出(合計125,000円~128,000円)
家賃  

25,000円

授業料  

60,000円

光熱費 

5,000~7,000円

※電気・ガスの合計

インターネット

0円

※家賃に含む

携帯電話

5,000~6,000円

食費 

20,000円

雑費

10,000円

※衣類、学習教材、交通費など

毎月の差額・貯金(ゼロ)

 ※足りない月はベトナムで貯めた貯金を使用

ベトナムと日本を行き来したい

私は当初、留学後は帰国して日系企業で働くつもりでしたが、留学中に学校やアルバイト先で優秀な友だちにたくさん出会って刺激を受け、日本で働いてみたいと思うようになりました。アカカベの海外事業は新型コロナの影響で停滞中ですが、私は将来の事業拡大に備えて貿易関連のことをインターネットで勉強しています。前田さんたちと一緒に働けることも楽しいですし、仕事内容にもとてもやりがいを感じています。日本とベトナムは飛行機で数時間しか離れていないので、将来は、日本とベトナムを行き来しながら仕事をできればと希望しています。

職場風景(左端が前田さん、右端が私)