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2020年08月4日 ブログ

原爆ドーム©毎日新聞社〈2019年〉
1945年8月6日、この建築の真上で原爆が爆発した

     日本では8月になると、戦争に関する新聞報道やテレビ番組が急に多くなります。それは、第二次世界大戦末期の1945年8月6日に広島で、9日に長崎で原子力爆弾が投下され、15日に日本の降伏が公表されたからです。戦後、日本は連合国軍に占領され、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を特色とする日本国憲法が1947年に施行されました。

8月6日:広島原爆の日

     1945年8月6日午前8時15分、米軍が広島市で原爆を投下しました。世界で初めて都市で核兵器が使われた瞬間です。この原爆によって約14万人がその年のうちに死亡したとされます(正確な数は分かっていません)。また、原爆の放射性物質を浴びて後遺症に苦しんだ人や後で死亡した人もたくさんおり、広島市の原爆死没者名簿には31万人以上の名前が記されています。原爆犠牲者を追悼し平和への誓いを新たにするため、毎年8月6日に広島市で平和記念式典が開かれます。

平和への思いを込めた灯ろう流し
©毎日新聞社〈広島市で2019年8月6日〉

平和への思いを込めた灯ろう流し
©毎日新聞社〈広島市で2019年8月6日〉

8月9日:長崎原爆の日

長崎の平和祈念式典
©毎日新聞社〈2019年8月9日〉

     広島原爆の3日後の8月9日午前11時2分、米軍は長崎市でも原爆を投下しました。これによって約74,000人が死亡したとされます。また、長崎市の原爆死没者名簿には18万人以上の名前が記載されています。長崎市では毎年8月9日、平和祈記念式典が行われます。

8月15日:終戦記念日

     広島・長崎原爆の直後の1945年8月14日、日本政府は連合国の各国に降伏を伝え、翌15日、天皇がラジオ放送で国民に日本の降伏を公表しました。8月15日は日本で「終戦記念日」とされています。

     日本では8月前半、戦争に関する特集が新聞やテレビで数多く報道されます。戦争の悲惨さをテーマにしたアニメ映画も放送されます。これらには、戦争の過ちを振り返り、悲惨な戦争をくり返さないことを誓う目的があります。

「過ちは繰り返しませぬから」
と刻まれた広島の原爆慰霊碑
©毎日新聞社

「過ちは繰り返しませぬから」
と刻まれた広島の原爆慰霊碑
©毎日新聞社