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日本のベトナム食材店-愛知県

別の記事で名古屋市内の主なベトナム食材店を紹介しました。今回は、名古屋市以外の愛知県の主なベトナム食材店を紹介します。チュンヴィットロンが買える店やキャッサバが買える店もあります。 〈このページの内容〉 Chợ Việt Nhật (一宮市) Quán Việt Aichi(瀬戸市) Chợ Việt Kasugai(春日井市) K Mart Chợ Việt Komaki(小牧市) Thực Phẩm Việt Iwakura(岩倉市) Phố Việt Market...

2022年03月24日
  • 春の京都-地元留学生のお勧めスポット

    2022年03月22日
    春の京都を楽しみたいと考えているあなたにお届けします。定番の金閣寺や清水寺ももちろんステキですが、せっかくの桜の季節なので、京都の春の名所を訪れてはいかがですか?1年間の京都留学中、自転車で京都各地を回った私が、地元の人にも人気がある春の名所を紹介します。 半日お散歩コース 春の京都にはいろいろな名所がありますが、歩いて半日で回れる私の「お勧めコース」を紹介します。「銀閣寺」「哲学の道」「南禅寺」「蹴上(けあげ)インクライン」「平安神宮エリア」の5カ所を訪ねるコースです。それでは、これらのスポットについて紹介します。 哲学の道 「哲学(てつがく)の道」は銀閣寺(ぎんかくじ)と南禅寺(なんぜんじ)を結ぶ約2 kmの散歩道で、水路に沿って歩きます。水路の水は滋賀県の琵琶湖(びわこ)から流れてきています。春(3月下旬~4月上旬)には桜の花と水路の組み合わせがとてもステキです。 銀閣寺 金閣寺に行く外国人は多いですが、銀閣寺に行く人は少ないでしょう。金閣寺のような派手さはありませんが、古い日本の雰囲気があり、ファンの多いお寺です。正式名は「東山慈照寺(ひがしやま・じしょうじ)」。哲学の道の入口のそばにありますので、最初に立ち寄ってはいかがでしょうか? [銀閣寺][哲学の道] ・京都市左京区銀閣寺町2 ・8:30~17:00(3~11月の場合) ・高校生以上500円 ・京都駅からバス(直通)で230円 ①「京都駅前(A2乗り場)」から17番のバスで「銀閣寺道」へ ②「京都駅前(A1乗り場)」から5番のバスで「銀閣寺道」へ [銀閣寺][哲学の道] ・京都市左京区銀閣寺町2 ・8:30~17:00(3~11月の場合) ・高校生以上500円 ・京都駅からバス(直通)で230円 ①「京都駅前(A2乗り場)」から17番のバスで「銀閣寺道」へ ②「京都駅前(A1乗り場)」から5番のバスで「銀閣寺道」へ 南禅寺 南禅寺の水路閣 銀閣寺から「哲学の道」を抜けてしばらく歩くと、「南禅寺(なんぜんじ)」に着きます。 こちらも人気の高いお寺で、秋の紅葉もきれいですが、春の新緑も壮観です。境内には「水路閣(すいろかく)」があります。昔は水路として使われていたレンガ造りの水道橋で、今は有名なインスタスポットです。また、「三門(さんもん)」という大きな門もあり、上に昇ると、京都市街を眺められます。 蹴上インクライン 昔、琵琶湖と京都を結ぶ水路があり、そこには船も運航していました。しかし、高低差の大きな区間は船が通れなかったので、船を台車に乗せて「インクライン」で運びました。インクラインとは水路と水路を結ぶ傾斜のある鉄道(線路)です。 南禅寺のそばにある「蹴上(けあげ)インクライン」は長さ640 m。春には桜が美しく、インスタグラマーが押し寄せます(=下の写真)。 筆者撮影 [蹴上インクライン] ・京都市東山区東小物座町339 ・無料 ・京都駅から地下鉄で260円:「京都」から乗車し「烏丸御池(からすま・おいけ)」で乗り換え、「蹴上」で下車。駅から徒歩ですぐ。 平安神宮エリア 筆者撮影 南禅寺や蹴上インクラインの人混みに疲れたら、すぐ近くの平安神宮や岡崎公園、美術館が並ぶエリアでベンチなどに腰かけて休みましょう。 平安神宮の巨大な鳥居や水路沿いの桜並木が壮観です。 鴨川 筆者撮影 「半日お散歩コース」は以上です。最後に私の一推しスポット「鴨川」もご紹介します。鴨川には「河原町」や「三条」といった繁華街から歩いていけますので、時間や体力が残っていたら、夕食前に立ち寄ってみてください。桜並木もありますし、夕方の川面(かわも)を眺めるだけで心が落ち着きます。 まとめ 岡崎公園付近の水路(筆者撮影) 京都はとても美しい町です。私は東京に3週間住んだこともありますし、名古屋、大阪、奈良など色々な町にも行きましたが、やはり京都は一番きれいな町だと思います。四季を通じて美しいですが、桜が咲く春が特にステキです。 リポーター Nguyễn Thị Oanh(グエン・ティ・オアイン) Nguyễn Thị Oanh(グエン・ティ・オアイン) 2022年3月にハノイ国家大学・外国語大学・日本言語文化学部卒業。2020年9月から1年間、京都大学に国費留学。1997年生まれ、ハノイ出身。
  • 留学生の就活体験記_01(2022年卒業)

    2022年03月17日
    岡山の私立大学を卒業し今年から日本で働くザンさんは4年間授業料無料の特待生でしたが、新型コロナの影響で就職活動には苦戦しました。しかし、模範的な就活を続けたため、最後は希望に合った企業から内定をもらえました。日本で就職したい留学生向けに彼女の模範的な就活ノウハウを紹介します。 まずは自己分析からスタート 私が就職活動(就活)の準備を始めたのは大学3年の始めごろです。 ・大学の「キャリアデザイン」の授業で、就活の準備や流れについて学習 ・自分に合った仕事を考えるために、まず自己分析。マイナビの適性診断を参考に先生と相談。 マイナビの適正診断の結果、「コミュニケーション力が高い」などの結果が出ました。ただし、この診断で選ぶ回答には自分に当てはまるものがない場合もあり、分析に限界があります。そこで、結果を参考にして大学の先生と何度か面談し、自己分析を仕上げていきました。その過程で、どのような仕事につきたいかがわかってきたので、次に業界や企業について調べました。 大学のサポート 私の通った環太平洋大学(IPU)は手厚い就活サポートをしてくれました。2年生のときから就活に関する授業が始まり、就活が終わるまでフォローしてくれました。IPUが留学生にしてくれたことを紹介します。 ・就活の基礎知識の授業 ・先生が学生の自己分析をサポート(大学3年) ・先生が学生の個別相談に応じ、履歴書を一緒に作成(大学3年) ・会社説明会や留学生を採用している企業の情報を学生に配信 ・何度も面接練習(ビデオ電話も利用) ・いつでも相談に対応 エントリーシートや履歴書は「学生時代に力を入れたこと」や「自己PR」を重点的に書き、3年生の11月までに仕上げました。履歴書に関する授業もありましたが、履歴書を完成させるまでにキャリアセンターの先生に4回、個別指導もしてもらいました。 私の就活スケジュール 3年生の3月以降は合同説明会があり、たくさん参加しました。エントリーシートは約20社(マイナビから10社、リクナビから10社)に出しました。そのうち約80%は小売業で、残りはベトナムに拠点を持つ会社でした。 このうち書類選考をパスして面接に進めたのは約10社でした。1社落ちたら新たに1社エントリーするようにしました。そして、その会社のことをよく研究し、面接で聞かれる質問を考えて一生懸命練習しました。面接練習は大学の先生にも手伝ってもらいました。 会社の業務内容については次のような手段で調べました。 ・マイナビやリクナビの就活サイト(会社情報) ・各社の公式サイト ・岡山県の会社については大学のキャリアセンター(サイトよりくわしい) また、大学が主催する合同説明会(4回)や岡山県の団体が主催する合同説明会もありました。説明会の多くが新型コロナの影響でオンラインで開催されました。 留学生を採用する企業 私はたくさんエントリーシートを出すのではなく、その会社が留学生を採用する意欲を調べてから出すようにしました。留学生の採用予定がない企業に応募しても、ほぼ100%不合格になり、不採用の連絡が続くと自分が落ち込んでしまうからです。留学生の採用意欲については、次のようなことに注意して調べました。 ・就活サイトの会社情報ページに「留学生積極採用」というタグが付いていることがある。 ・会社情報ページの採用実績欄に留学生の採用実績を記している会社もある。 ・新卒採用の多い会社なら、留学生限定の説明会を開催することもある。 ・大学のキャリアセンターが、留学生を積極的に採用している企業を把握している場合がある。 内定 面接のため新幹線で東京へ(左)、面接の際に撮影した社内風景 私は約20社にエントリーシートを出して約10社の面接を受け、2社から内定をいただきました。最初に内定をいただいたのはスーパーマーケットの会社です。そのときの内定までの流れを紹介します。 ・マイナビのサイトからエントリーして説明会に参加(4月末) ・説明会から1週間以内に履歴書を郵送(書類選考) ・オンラインで一次面接(5月上旬) ・対面で最終面接(5月中旬) ・内定連絡(5月末) その後も就活を続け、11月に東神開発という高島屋の子会社から内定を頂きました。商業ビルの管理が主な仕事ですが、昔からベトナムでショッピングモール開発なども行っており、私は将来はベトナムで働く可能性もあります。 この会社については、マイナビに登録した私の情報を見たマイナビグローバルという会社が、非公開の求人票(大卒ベトナム人限定)を送ってきてくれたのが応募のきっかけでした。 同社に決めたのは、仕事内容と会社の雰囲気からです。就活では各社の人事や幹部の方々と接する機会がありますが、その方々と一緒に働きたいと思えるかどうかも企業選びのポイントだと思います。 新型コロナの影響 大学でオンライン企業説明会に参加 新型コロナの影響で一番大変だったことは、不景気で採用が厳しかったことです。就活が終わってからキャリアセンターの先生も言っていましたが、今回は全体的にかなり厳しい就活だったそうです。TOEIC満点の同級生2人もかなり苦戦していました。 また、会社説明会や面接がオンラインで行われることが多く、友だちと一緒に行動することが少ないので、孤独におちいりがちでした。そこで、IPUは大学に学生を集め、オンライン合同説明会を一緒に受けられるようにしてくれました。私はこれに参加して先生や友だちと話をし、気分転換や情報交換をすることができました。 ところで、オンラインの説明会が多かったので、たくさんの説明会に参加できたのはよい点でした。「今日は東京の会社の説明会に参加し、明日は大阪の会社の説明会に参加する」といったこともオンラインなら時間的にも費用的にも負担が少なく、助かりました。 まとめとアドバイス これから本格的に就活をする後輩の皆様に、私が就活を終えて感じたことを紹介します。 資格 私は履歴書に書ける資格としては、日本語能力試験(JLPT)N1、ビジネス日本語能力テスト(BJT)J2、TOEIC 860点だけでした。 就活中に感じたことは、日本語の資格が非常に重視されるということです。ほかの資格をたくさん取るよりも、できれば大学3年の冬までにN1(難しければN2)を取っておくことをお勧めします。また、BJTも多くの企業に知られていたので、受けてよかったと思いました。 私はベトナムの高校で英語を集中的に学習しTOEICのスコアは860でしたが、就活ではそれほど重視されなかったように感じました。 納得するまであきらめないで 私は一つ目の内定を4年生の5月に、二つ目を11月にもらい、2番目の会社を選びました。最初に内定をいただいたのは、第一希望の会社に最終面接で不採用となり、落ち込んでいたときでした。就職先を決めた友だちも増え始め、あせりもあったので、まだ納得していないのに、その会社に決めようかとも思いました。 しかし、一つ内定をもらったからこそ、別の会社にも積極的にチャレンジできると思い、納得できるまで就活を続けることにしました。11月に内定をもらった会社については、とても縁を感じています。 私は一つ目の内定を4年生の5月に、二つ目を11月にもらい、2番目の会社を選びました。最初に内定をいただいたのは、第一希望の会社に最終面接で不採用となり、落ち込んでいたときでした。就職先を決めた友だちも増え始め、あせりもあったので、まだ納得していないのに、その会社に決めようかとも思いました。 しかし、一つ内定をもらったからこそ、別の会社にも積極的にチャレンジできると思い、納得できるまで就活を続けることにしました。11月に内定をもらった会社については、とても縁を感じています。 皆さんも、あせりや心の疲れに負けそうになるときがあるかも知れませんが、自分が納得できるまであきらめずに就活を続けてください。そして、学校の先生や友だちに遠慮せずに相談し頼ることで、お互いに支え合って就活を乗り切っていただければと思います。がんばってください。
  • ベトナムの常識・日本の非常識_27:「リビングが車庫」に日本人は驚く

    2022年03月11日
    ベトナムでは家のリビングを夜間の車庫代わりに使う様子をよく見かけますが、日本人がこの光景を初めてみると、びっくりします。また、日本では医師の診察を受けなければ買えない薬がたくさんあり、不慣れなベトナム人がとまどうことがあります。 リビングが車庫代わり? 今年の旧正月、友人が購入したハノイの別荘に遊びに行きました。広々として風通しが良く、リゾート地にある「ヴィラ」のような居心地で、彼の自慢の家でした。リビングルームで夜中まで食べたり飲んだり話したりして盛り上がり、午後11時ごろに帰ることにしました。そして、私が玄関を出ると、彼は異様な行動をとりました。リビングの扉を開けると、家の前に駐車していた自動車に乗り込み、リビングの中に車を入れたのです。 リビングは7人乗りの自動車とオートバイ3台が入るほどの広さです。彼はテーブルといすをキッチンに移してリビングにスペースを作り、そこに車を入れました。 「なぜ、地下駐車場を設けなかったの?」とたずねると、「ハノイでは、雨季に浸水の恐れがあるし、夏の地下室はとても暑いから」と答えました。ベトナム人の私はこの考え方を何とか理解できます。リビングにバイクや自転車、自動車まで保管している家をいくつも見てきたからです。しかし、日本人が初めてこういう光景を見ると、ちょっとびっくりするそうです。 日本の住宅 日本人は家を建てるとき、敷地内に駐車スペースを設けることが多いです。家の1階の一部をビルトインの車庫にして家を3階建てにするケースもよく見かけます。 ベトナム人も日本人のように計画性のある家づくりができれば良いのですが、多くは敷地いっぱいに家を建てます。そして後から自動車を買い、駐車スペースがないため、結果的にリビングに駐車することになってしまいます。ベトナムでは、自動車の後ろ半分がリビングに入っていて前半分が庭に出ているケースもよく見られます。 日本では敷地全部は使えない? ベトナムの住宅 ハノイで知り合った日本人の友人が興味深いことを話していました。「ベトナムの人は土地の端から端まで100%を使って家を建てることが多い。驚いた」と言うのです。その結果、駐車スペースを確保できず、1階のリビングに車を入れている家もあります。 一方、日本では、敷地いっぱいに家を建てることはあまりありません。敷地面積に対する建物の底地の面積の割合(建ぺい率)が法律で規制されているからです。 日本の行政は地域ごとに土地の種類を決めています。大きく分けると「住居地域」「工業地域」「商業地域」ですが、同じ「住居地域」の中でも種類が分かれ、その種類ごとに建ぺい率が決められています。そして、建ぺい率を超える部分に建物を建ててはいけません。 例えば、敷地150㎡、建ぺい率60%の場合、建物の底地は最大で(150㎡×60%=90㎡)です。敷地の中の残り60㎡は庭や駐車場などに使うしかありません。この規制は市街地の環境整備や防災の観点から設けられています。 日本の住宅 また、「容積率」という規制もあります。これは敷地面積に対する建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)の割合です。大まかな目安として住居地域では50~500%、ビルが建ち並ぶ商業地域では200~1000%と、土地の種類によって大きく異なります。 敷地150㎡、建ぺい率60%、容積率200%の場合は次のようになります。 ・建物の底地:最大で150㎡×60%=90㎡ ・建物の延べ床面積:最大で150㎡×200%=300㎡ 建物の底地が90㎡なら、3階建ての家(延べ270㎡)までしか建てられませんが、底地を75㎡にすれば、4階建ての家(延べ300㎡)が建てられます。 このように、日本の住宅建築にはさまざまな規制があります。 簡単に買えない薬がある? 「ベトナムの大都市を歩いていると、100 mおきにドラッグストアに出くわす」と言われます。そして、そこでは抗生物質や鎮痛剤など、あらゆる種類の薬を買うことができます。 しかし、日本では違います。私は日本で腹が痛くなったとき、抗生物質を飲んで治したいと思い、薬局を探しました。ネットで検索してドラッグストアに行きましたが、抗生物質入りの薬は販売してくれませんでした。その薬を買うには、医師が作成した「処方せん」が必要だったからです。一部の薬を買うには医師の処方せんが必要と法律で定められているのです。 処方せん 処方せんとは、医師が診察に基づいて病気やけがの治療に必要な薬の種類や量、調剤方法などを記した書類です。薬剤師が処方せんの内容が適正かどうか確認した後に調剤したり薬を探したりします。 したがって、日本で抗生物質入りの薬を購入するには、医師の診察を受け、処方せんを作成してもらう必要があります。ちなみに、処方せんに書かれた薬を売る薬局(調剤薬局)とそうでない薬局があります。処方せんなしで買える薬もたくさんあります。

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【在ベトナム日本国大使館後援】

  • ベトナムの常識・日本の非常識_07:歩きながら食べてはダメ?

    ハンバーガーやサンドイッチを食べながら歩く。スマホを見ながら箸をくわえる。無断で他人を撮影する。多くの国ではごく普通のことですが、日本でそういうことをするとマナー違反となってしまいます。 食べ歩き 洋画を見ていると、スーツを着こなした俳優がハンバーガーを買い、歩きながらかじりついているシーンがよく出てきますね。そういった映像は、多くのベトナム人の若者にとって都会の喧騒や仕事の中の“クールな”一場面として映るのです。 しかし活況な都会という点では同じレベルの日本では、そういった食べ歩き行為は(たとえ食べているものが何であっても)周りの人や住んでいる人を不快な気持ちにさせてしまうのです。 ©毎日新聞 「なぜ日本では食べ歩きはタブーなの?」「法律に違反している?」と多くの人は疑問に思うかもしれません。もちろん誰もあなたを罰しません。しかし、日本ではそれはすべきではない行為であることは間違いありません。 日本人は、小さいころから食事に感謝の気持ちを持つように教えられます。食卓につき、手を合わせ、食べる前に「いただきます」と言ってからゆっくりと食事をするのです。食材を生産した人や料理を作った人に感謝し、テーブルで食べることが礼儀だと考えるのです。 ©PhotoAC©irumam 私たちは「さっと食事を済ませてしまおう」いう考えで食べ歩きしますが、日本人にとっては食べ物に対する感謝と礼儀を欠いた行為となり、マナー違反となってしまうのです。また、食べ歩きは袋や食べ残しなどのゴミを“ポイ捨て”しがちとなり、それもマナー違反になります。 くわえ箸 食事中、突然スマートホンにメールが届きます。あなたは空いた手でスマホを操作し、箸を持ったまま、その箸の先を口にくわえて食事を続けようとします。ベトナムであってもそういった行為に対して眉間にしわを寄せる人はいますが、特に注意されることはありません。しかし日本では、タブー中のタブーなのです。 これは極めて失礼であると同時に不衛生な行為で、日本では「くわえ箸」と呼ばれています。わざわざ呼び方が決まっているくらいですから、日本人がこのマナー違反をことさら嫌っていることは明らかです。ですから、もし食事中に自分の手を空けたいと思ったら、しっかりと箸置きの上に箸を置いてから次の動作をしてくださいね。 他人を撮影する ベトナムでは最近、“xin info gái xinh/trai đẹp”という美人やイケメンの情報をSNSに上げるのが流行っています。要するに道ばたで美人に遭遇したらこっそりと写真を撮り、Facebookに投稿してその人に関する情報を集める…というものです。 これは、日本では絶対にダメです。交番に座らされてお茶を飲む羽目になります。 日本は、個人のプライバシーを大切にします。知らない人の投稿の中に自分が写っている場合、その人は訴えを起こす権利があります。どんな目的でそれが使われてしまうか分からないためです。 ですから、例えばコスプレイヤーや美人、武闘家などの写真を撮りたい時は、撮影する前に「(日本語で)写真を撮ってもいいですか?」と聞いて許可を得ましょう。もしそれで断られてしまっても食い下がらないように。面倒なことになりますよ!

    2020年07月10日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_06:入れ墨 / 赤い文字で名前を書く

         “入れ墨”はベトナムではクールでスタイリッシュと見られることがありますが、日本ではそうではないようで… 入れ墨はお断り? ここ10年ほど前から、ベトナムではタトゥー(刺青)が人気を博しています。若者が溢れるハノイやホーチミンなどの都市を歩けば、男性ならクールな、女性ならかわいらしいデザインのタトゥーをさした若者たちを簡単に見つけることができるでしょう。 しかし日本人の多くは、刺青に対して必ずしもそういったポジティブな感情を持っている人が多いとは思わない方がいいでしょう。その理由は大きく二つあるようです。一つは歴史的なことと関連します。1700年ごろ(江戸時代)のことを記した資料によると、罪人に対する刑罰として行われていた“鼻削ぎ”に代わり、“入れ墨刑”が行われるようになったそうです。また再犯した場合、今度は顔に入れ墨刑が科されたようです。 入れ墨は生涯を通じて消えない罪の証として罪人に印され、それが同時に犯罪抑止ともなったのです。そうして時代が移り変わっても、一部の日本人にとって入れ墨は“犯罪者の印”としてのイメージが強く残っているのです。      二つ目の理由はやはり、反社会勢力(暴力団)の影響によるものでしょう。昔からその世界へ入る時には入れ墨を掘るのが習わしとなっています。これは堅気の世界と決別し、組のために命を懸けるという決意の表明であるとも言われています。 そのため日本で入れ墨やタトゥーをしている人は、暴力団との付き合いがあるのではないか?と連想されがちなのです。そして実社会でも不都合な時が多い。例えばプールや温泉、銭湯などの公共施設への入場を拒否されてしまいます。そればかりかもし金融関係の職や銀行、保険などの接客する機会の多い職種に就きたい場合でも、入れ墨をしているだけで不採用となってしまう可能性が高いのです。 赤い文字で名前を書くと…? ベトナムでは手紙などを赤く塗って装飾したり、目立つように特別な人や自分自身の名前を赤い字で書くことがあります。しかし日本では人の名前を赤で書く行為は別の意味をもつこともあるのです。 日本でよく名前を赤色で記す場合があるのは…死者を示すときです。皆さんも日本のお墓参りに行ったとき、墓石に掘られた文字が一部赤くなっているのを見る機会があるかもしれません。これは「朱入れ」と呼ばれるもので、建立者がまだ存命しているときに掘られる赤い文字のことです。つまり「朱入れ」は『まだ生きている』という意味ですが、そこから「“墓”を連想するから縁起が悪い」という印象がついたのです。(*ベトナム語にはありません) また、昔の日本では、赤文字は“挑戦”を意味したいときに使われていました。日本の侍(サムライ)は相手に戦いを挑むときに挑戦状を書くのですが、その時に『あなたと“必死”で戦う』という意味を込めて赤文字で書いたのです。 現代においては、“赤字”は企業の決算がマイナスになることで、利益が出ている黒字決算が赤字になることを「赤字転落」と言います。 つまり人の名前を赤で書くということは、死や血、失敗などのニュアンスを含めてしまうことがあるのです。そういった誤解を生まないよう気を付けましょう。 食べ残しは印象が悪い 日本では『出された食べものを残す』というのは、失礼にあたります。日本人がお客様に料理を提供するときは、相手への気持ちを込めて作ります。ですからそれらお皿の上で残ってしまうことは、料理してくれた人の気持ちを台無しにしたことになりかねないので、頑張って残さずいただきましょう。 日本では、そういったマナーの話はもとより、“食べ残し”が深刻な社会問題となっているのです。統計によると、日本で毎年出る食べ残しや食品廃棄物(=食品ロス)の量は、発展途上国の飢餓を救うために使用される食糧よりも多いのです。 これらの“食品ロス”は、主にレストランやスーパーマーケット、その他小売店で大量にでる廃棄品や売れ残りはもちろん、メーカーで規格外とされた食品、返品されたものなどが含まれています。ですからお皿に盛られたものは残さず食べ、「食品ロス」を増やさない意識を持ちましょう。

    2020年06月02日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_05:エスカレーターの意外な乗り方

    エスカレーターではどこにでも立ち、お見舞いに花を買ったり、ホテルやレストランでチップを払ったり、夜に口笛を吹いたり…それらの習慣はベトナムではとても一般的ですが、日本では“ダメ”なものばかりです。 “桜の国”、“日出ずる国”―日本。春には桜、秋には紅葉が楽しめるなど、言わずと知れた独自の文化をもつ国として多くの人に知られています。しかし日本人の日常生活の中にある特徴的な文化、マナーについて、ベトナム人はほとんど知らないのではないでしょうか。今回はそのことについてみていきましょう! エスカレーターの乗り方 九州大学(福岡市)在学中の一年生レー ホアン アンは、エスカレーターに乗っているとき後ろから男性に肩をたたかれ「左に寄って」と言われた瞬間を、今でも忘れられないと言います。アンはその見ず知らずの男性の表情が全然愉快でなかったことに少し驚いたそうです。 アンはベトナムの習慣から、エレベーターに乗り込んだ後、友だちと“並んで”立っていたのです。しかし日本はエスカレーターに乗ったら“列を作る”文化がしっかりと築かれています。通常、エスカレーターに乗った際は左(関西では右)に寄って立つ必要があり、もう一方のスペースは急ぐ人(立ち止まらずに昇ったり降りたりしたい人)のために空けておくのです。 日本ではエスカレーターに乗った際は左(関西では右)に寄って立つ ベトナムではそういったことはなく、エスカレーターのどこに立っても問題ないのですが、日本ではアンのような出来事に遭遇しないよう、片側に寄ることをオススメします。 チップをあげると日本人は怒る!? 次は日本の非常に興味深い文化“チップ”を体験するために、レストランに入ってみましょう。ベトナム、特にホーチミン市では、ウェイターにチップを渡すのが比較的一般的です。ベトナム人の多くは理想のサービスが提供されたら、感謝や満足の意を表現するために多少のチップをわたすのが最良の方法であると考えます。 チップをあげると日本人は怒る!? しかし日本でそれをしてしまうと、厄介な状況に陥ってしまうこともあるのであまりオススメできません。日本人(スタッフ)にとってお客が満足するようなサービスを提供することは“当然のこと”と考えらえているためです。むしろチップを渡されることが“侮辱だ”と考えてしまう日本人も少なくないのです。彼らにとってお金は価値を測る尺度の一つではないのです。お金をもらいたいからサービスを提供するのではなく、お客をもてなしたい、という気持ちから行動しているのです。 お見舞いに花を持っていくのはダメなの!? 次に、あなたには入院している日本人の友だちがいて、その人のお見舞いをしたいと考えているとします。ベトナム人のあなたなら、友だちが喜んでくれると思って花を買ってお見舞いにいこうとしますよね。その時、いくつか注意することがあります。 日本ではお見舞いに花を持っていくのはダメなの!? 花を贈ること自体は問題ありませんが、例えば日本ではお葬式に白い花を使うので、白い花はNGなのです。また赤い花は病人に“血”を連想させるのでこれも良くありません。さらに縁起が悪いのは鉢植えの花です。 鉢植えは「根付く=寝着く」という日本語を連想してしまうのです。あなたは友だちに「ずっと寝ててね」と願いますか?一部の地域で鉢植えの花は、その病院にずっと“根付く”ことを願っているのか?というメッセージだとも思われるそうです。 口笛はダメなの !? 澄んだ月明かりが照らす夜、あなたは気分が高揚し、口笛を何度か口ずさもうと思います。ベトナムではもちろん「どうぞご自由に」ですが、日本ではマナー違反になってしまいます。日本には口笛について多くの説話があります。 日本では口笛はダメなの !? 一部の地域で夜の口笛というのは、泥棒がお互いを呼び合う方法であったとされています。そのため一たび口笛の音をきけば、人々は反射的にあたりを見回して泥棒を探したのだそうです。 さらに昔の話では、笛は魂を呼び戻す道具として使われていました。そのため夜の笛の音色は、魂や幽霊が出てくるんじゃないかと人々を怖がらせるものなのです。また地方の子どもたちの多くは、大人たちから「口笛を吹くと蛇が家に入ってくるぞ」と教わります。要するに夜に口笛を吹いたら、良くないことしか連想できない、ということなんですね。 その国の民話、説話はその国独自の文化に深い影響を与えています。その国で日常生活を送るうえで失礼のない振る舞いするために、タブーを学び、尊重していきましょう!

    2020年05月12日

  • 日本の常識・ベトナムの非常識_04:食べ物のタブー

     ベトナム人が自信をもって日本に持ち込める文化の一つに「料理」があります。でも時として、母国の素晴らしい料理が日本人にとって決してそうではない場合もあるのです。今回は私の体験を交えてお伝えしていきます。 日本で誇れるベトナム料理  「ベトナム料理、大好きです!フォー作ってくださいよ~!」ケイナさん(23歳・女性)は私がベトナム人だと知った途端、そう話しかけてくれました。ケイナさんはまだ若いこともあって海外旅行は未経験でしたが、ベトナム料理が非常に魅力的な料理であることを知っていたのです。彼女は「フォーや春巻きなどが好き」とのことでした。  今年3月、福岡市にある九州大学で国際交流を深めるための料理コンテストが開催されました。各国のチームはそれぞれ「自国の郷土料理」3品を出品し、味はもちろん、その料理を通じて“多様な文化”を表現することが、審査の最優先基準とされています。  ベトナムチームは当初から優勝候補チームの一つに挙げられていました。20近いチームが参加する料理コンテストで「強豪」と呼ばれる背景には、昔から多くのベトナム人たちが旅行カバンの中に「自国の料理に対するプライド」も詰め込んで来るからだと言われています。  しかし……、“桜の国・日本”では、我々ベトナム人にとって当たり前の料理でも、彼らがすべてを受け入れてくれるわけではない、ということを知っておく必要があるのです。  ある時私は九州大学の外国人学生支援センターに勤めている女性に、「ベトナム人は『Tiết canh vịt』-『アヒルの生血のよせ物』や『Đuông dừa』『ヤシの木で生息する幼虫』という食文化がある」と話しました。それを聞いた時の彼女の驚きの顔を、今でもハッキリと覚えています。日本人は人とのお付き合いで“気配り”ができる、と世界的に有名です。彼らは難しい要求に対して「できない」とハッキリ断ることが苦手で、その代わりに「検討する」と応えることが多いといいます。ところが、彼女は「幼虫を食べる」という話を受けて「食べない」と一言。そして「虫を食べるの?」と聞いてきたのです。私からすると、日本料理で「躍り食い」という生きたまま食べる料理は信じられませんが、彼らにとって「幼虫を食べる」ことは、ベトナム人の感覚とは異なり受け入れがたいことのようでした。 © Việt Nguyễn 日本では“受け入れがたい料理”、“禁止されている食べ物”  前述した幼虫の話と似ていますが、ベトナム語講師のMei Mei(メイメイ)さんによると、彼女の日本人の生徒さんたちにとって北部ベトナムで一般的な「蛹(さなぎ)料理」は、鳥肌が立ってしまうほどゾッとする料理である、といいます。ただ、食卓に蛹が並ぶ光景にゾッとしてしまう感覚は、犬肉や猫肉と比べればまだマシであるらしいのです。  私が知り合いの鉄平さんから偶然聞いた話です。鉄平さんには韓国人のガールフレンドがいて、その彼女から「韓国人は犬肉を食べる」と聞いた時、お互いの文化や感覚の不一致を感じたそうです。鉄平さんは、ベトナムでも犬肉や猫肉を食べることを知って更に驚きました。国によって食文化が異なることを十分理解している人ですが、彼にとって犬や猫はペットであり、食べ物であるとはどうしても認めることができないのです。  その逆もあります。日本人にとっては古くから親しまれ一般的であるものでも、私たちベトナム人にとって受け入れがたい食べ物だって少なからずあるのです。それは「納豆」です。発酵した大豆を使った食べ物ですが、ネバネバとした粘り気と、そのにおいには耐えがたいものがあります。一度鼻先に近づけてみれば、台湾の「臭豆腐」にも似た臭いを感じます。日本の食卓に並ぶ納豆はとても一般的な食べ物で小学校の給食にも登場します。しかし、納豆を食べた多くのベトナム人の友人たちからは「納豆は腐った味がする」と聞かされました。  納豆はベトナム人にとって受け入れがたい食材の一つですが、今後みなさんも理解しがたい、受け入れがたい食べ物に遭遇するかもしれません。生きたまま、かつまだ動いているもの(「イカの踊り食い」や「カエルの活け造り」、「馬刺しなど)のような…。ただ、それらは日本人が一般的に食べるものなので、怖い物ではありません。しかし、ベトナム人の食文化にどうしても合わない食べ物は無理に食べなくても良いと思いますよ。日本の食文化とも上手にお付き合いしましょう。

    2020年04月24日

  • 日本の常識・ベトナムの非常識_03:生卵を食べる!?

     皆さん、日本人が生卵を食べるところを初めて見た時、どう思いましたか?驚きませんでしたか? 私はすごくビックリしました。  なぜ日本人は当たり前のように菜生卵を食べるのかな?卵を生で食べるのは、おかしいじゃないの?新鮮な卵なら生で食べても平気ってこと?なぜ日本人って生卵を食べるの?生で食べて美味しいの?日本人が生卵を食べることをずっと疑問に思っていました。  ベトナムで生卵を食べないのは、食中毒のリスクを懸念していることもありますが、もともと生卵はもちろん、生ものを食べる習慣がなかったことが主な理由として挙げられます。私は半熟卵が好きで、ベトナム人はもちろん外国人でも半熟卵を好きな人は沢山いると思います。でも、日本の文化はこよなく愛しているのに生卵を食べる日は来ないと思っていました。  ある日、日本人の友達と飲み会に行った時のことです。参加していた日本人の一人が生卵を美味しそうに食べるのを見て、私にも生卵を食べる勇気がわいてきました。食べてみたら、私が思っていたよりとても美味しくて、結局のところ生卵の恐怖に勝ち、凄く嬉しかったです。皆さん、どうですか?1度でいいですから生卵を食べてみませんか? 皆さんだけにしか感じられない興味深いものがあり、きっとあなたが思っているより美味しいですよ。

    2019年12月11日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_02:写真の撮影・公開の注意点

     今年の夏、会社の日本人の友達とバイクツーリングしました。ルートは東京から伊豆までで、待ち合わせ場所は海老名サービスエリア(SA)でした。  最近私は、バイクだけではなく撮影にもはまっています。その日、早くSAに着いたので、待っている間にカメラを取り出して写真を数十枚撮りました。しばらくして友達が着き、コーヒーを飲みながら今撮影した可愛い女子と遊ぶ子供の写真を見せたら、かなり注意されました。なぜかと言うと、日本では知らない人を許可なしで取ってはいけないからです。  写真を撮っただけで厳しく叱られたのは初めてで、ちょっと理解できませんでした。しかしその日の夜、旅館に着いてそのことを調べてみました。すると、ベトナムと違い日本にはかなり厳しい規制がありました。  ベトナムでは、知らない人を無許可で写真・録画していいのか?  結論は、撮ってはいけません。法律上では、人は誰も自分の肖像権を持っており、他の人が自分の肖像を勝手に使ってはいけないと決められています。例えば、無許可で撮影・録画した素材を販売したりSNSに載せることは禁じられます。  しかし、ベトナムでは守られていません。仕事している人、可愛い女の人、遊んでいる子供など、顔がはっきり映った写真がそのままSNS等に投稿されています。それが、それほど大きなトラブルになっていません。ベトナム人は、自分の肖像権についてあまり認識していないのかなと思います。むしろ、カメラを向けたらニコニコしながらポーズを取ってくれる人が結構いました。  「肖像権」って何?どうすれば侵害行為にならないの?と聞きたくなりますね。調べましたら、「みだりに自己の容ぼう等を撮影され,これを公表されない権利」です。知らない人の顔が特定される写真を許可なしで撮ってはいけなくて、その写真を公開してもいけません。写真を撮らせてほしいことと写真の使い道を説明し、了承をもらうことです。  一方、日本ではそうはいきません。最悪の場合は訴えられたり、高い肖像権の権利侵害と認められたら高い賠償金を科せられます。一般的には数十万円、高い時は1000万円まで取られるケースもあるそうです。  どうしても知らない人が写ってしまう場合はどうしたらいいのでしょう。田舎や風景は人が写らないように撮影できますが、人がいると難しいです。日本の街は人がたくさんいますので、どうしても写ってしまいます。その場合は、人物が特定でくるかきないかが大きなポイントです。人物が特定できない写真を撮ればいいのです。  また、飲食店で、飲み物やお料理、店内の撮影はいいのでしょうか。基本的に問題がありません。食べ物には著作権がないためです。お店によっては撮影を禁止していますので、マナーとしては店員さんに一声かけてから撮影するのがお勧めです。  まとめますと、写真や映像の撮影は、人物が特定できないように、特定できる場合は許可をもらうように、店舗では店員に一言声をかけるようにしましょう。在日ベトナム人の中にも腕の良いカメラマンが結構いますが、撮影に関係するマナーや法律知識は少ないと思います。私も例外ではありませんが(笑)。くれぐれも注意して、楽しく、トラブルのない撮影をしましょう!【チャンアントゥン】

    2019年11月20日

主催者

Nhà tài trợ Bạch Kim

後援

  • 在ベトナム日本国大使館
  • 国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
  • JNTOハノイ事務所
  • 関西経済連合会
  • 一般社団法人 国際人流振興協会
  • 公益社団法人 ベトナム協会
  • NPO法人 日越ともいき支援会

協力

JASSO(日本学生支援機構)

外国人労働者弁護団

WA.SA.Bi.