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日本の災害危険情報と避難指示

近年は気候変動の影響により、大雨による洪水や土砂災害が増えています。そのため、日本では気象情報や避難情報が頻繁(ひんぱん)に発表されます。これらの情報の意味を正しく理解し、早めに適切に行動することが自分や家族の命を守ることにつながります。この記事では、災害危険情報や避難指示について紹介します。※トップの写真はNHKニュース(2026年6月3日)より 〈この記事の内容〉 1.現在の災害情報の概要 2.従来の災害情報との違い ...

2026年07月10日
  • 外国人のための防災の基礎知識と情報収集方法

    2026年06月04日
    日本は災害が多い国です。地震、台風、大雨などが毎年のように発生しています。災害が起きたときに、その災害に関する知識が少ない場合や備えをしていない場合、避難が遅れたり当面の生活に困ったりします。外国人にとっては、言葉や文化の違いによって必要な情報を正しく理解できず、避難のタイミングが遅れることもあります。この記事では、外国人が災害時にできるだけ安全に行動できるように、防災の基本をまとめました。 〈この記事の内容〉 1.日本で起こりやすい災害 2.大雨や台風のときはどう行動するか 3.地震のときはどう行動するか 4.津波の被害を避けるには 5.火山が噴火したときはどう行動するか 6.災害時の避難 7.災害への備え(備蓄など) 8.災害時の情報収集 9.まとめ 1.日本で起こりやすい災害 日本で起こりやすい災害には次のようなものがあります。地域ごとにハザードマップがあり、災害被害の予測について事前に知ることができます。 台風・大雨 事前に予報が出ますが、雨が長く続くと、川のはんらんや洪水、土砂崩れが起こります。 地震 日本ではどの地域でも地震が起きます。揺れが大きい場合、建物が倒れる、家具が倒れる、窓ガラスが割れる、停電、断水などが同時に起こることがあります。 津波 地震の後に発生し、大きな波が非常に速いスピードで陸地に押し寄せます。第二波や第三波などもありますので、長時間の警戒が必要です。 噴火 火山の近くでは火山灰や噴石の影響があります。大きな火山が噴火すると、遠方にも被害が及びます。 2.大雨や台風のときはどう行動するか 日本では近年、地球温暖化の影響で、各地でしばしば集中豪雨(ゲリラ豪雨)が降ります。また、台風も大型化し、たくさんの雨を伴います。 大雨によって洪水が発生すると、建物が水につかることがあります。また、大雨によって山や斜面が崩れたり、土砂が流れて建物が壊れたり道路がふさがれたりすることがあります。 このような洪水や土砂災害から命を守るために、次のような行動をとってください。 大雨や台風への備え ・普段からハザードマップ(災害の発生するおそれがある場所が書いてある地図)で洪水や土砂災害の危険がある場所を確認しておきましょう。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] ハザードマップポータルサイト(国土交通省) 大雨や台風のときの行動 ①海や川を見に行かない ・海や川の様子を見に行って、風雨の影響で水中に転落するケースが非常に多く発生しています。絶対に水辺に近づかないでください。 ②早めに避難 ・気象庁の災害情報などをもとに早めに避難しましょう。避難タイミングをのがすと、風雨がひどくなったり道路が通行止めになったりして移動できなくなることがあります。 ・市区町村から「避難指示」が出たときは、近くの避難所に必ず避難してください。 3.地震のときはどう行動するか 日本の周辺には、複数のプレートが存在しており、世界有数の地震多発地帯となっています。地震から命を守るために、次のような行動をしてください。 地震への備え 地震が起きた場合に避難する場所を家族と話し合っておきましょう。 地域の防災訓練に参加し、災害時の避難方法や避難経路を学んでおいてください。 家具が倒れないように固定しておきます。また、倒れても大丈夫なように、家具の配置にも気をつけます。 地震が起きたときの行動 地震が発生したら、次の点に注意してください。 ① 落下物や転倒物から身を守る ・建物の中にいる場合→落下物から身を守るため、机やテーブルの下に入り、揺れが収まるまで待ちましょう。 ・外出している場合→建物の近くにいると、看板や建物の壁、割れたガラスなどが落ちてくる可能性があるので、カバンなどで頭を守りながら安全な場所に避難してください。 ・車に乗っている場合→車を道路の左はしに停めてエンジンを止め、歩いて安全な場所へ避難してください。 ② 火の始末(火災を防ぐ) ・揺れが収まったら、台所やストーブなどの火を消してください。 ・もし出火した場合は、消火器などでできるだけ消火しましょう。 ・地震の後は、ガス漏れが起きている可能性があるので、火はつけないでください。 ③エレベーターを使わない ・故障して中に閉じ込められる危険性があります。 ④安全な場所に避難 ・揺れが強いと、建物の倒壊や火災の危険があり、山や丘では土砂くずれの危険性もあります。揺れが収まったら、近くの避難場所などへ移動してください。 4.津波の被害を避けるには 海底の下で大きな地震が発生すると、海底が盛り上がったり沈んだりします。これに伴って津波が発生します。 津波への備え 普段からハザードマップなどで危険地域や避難場所への経路などを確認しておきましょう。 地域の防災訓練に参加し、災害時の避難方法を学んでおいてください。 津波が起きそうなときの行動 津波が海岸に近づいてくるのを見てから避難を始めても間に合いません。以下のことに気をつけて早急に避難してください。 ①揺れを感じたら避難 ・海や大きな川の近くで強い揺れを感じたときや、弱い揺れでも長い時間ゆっくりした地震を感じたときは、すぐに海や川から離れ、高台や避難ビルなど高い場所に避難してください。 ②警報を聞いたら避難 ・地震を感じなくても、気象庁から津波警報が発表されたときは、すぐに高い場所に避難しましょう。 ③長時間、警戒する ・最初の津波より第二波や第三波の方が大きい場合もあります。地震の揺れが収まってから長時間の警戒が必要です。 5.火山が噴火したときはどう行動するか 日本には多くの火山があります。噴火から命を守るために、以下の行動をしましょう。 噴火への備え 普段からハザードマップで自分の住む地域にどのような災害の危険性があるのか確認しておいてください。 登山をするとき→気象庁のサイトやハザードマップで火山に関する情報を確認▽登山届を提出▽通信機器やヘルメットを準備。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] Compass(登山届けを出すためのサイト) 噴火が起きたときはこうする ①マスクや布で口をおおう ・火山灰を吸い込んではいけません。火山灰には、細かいガラス片や鉱物の破片が含まれており、肺などに悪影響を与えます。 ②避難 ・建物の中に避難し、火山灰や噴石から身を守ります。 ・市区町村から「避難指示」が出たときは、すぐに安全な場所に避難してください。 ③登山中に噴火が発生したとき ・すぐに火口から離れ、山小屋やシェルターなどに避難してください。 ・頭を守るためにヘルメットをかぶってください。 6.災害時の避難 避難所の様子(さまざまなタイプの避難所があります) 避難場所 ・災害が発生しそうな場合や発生した場合、早めに安全な場所に避難してください。 ・住んでいる地域の避難場所を普段から確認しておいてください。 ※各市区町村のホームページなどで確認できます。 ・避難場所へ行くことが難しいときは、近くの安全な場所(しっかりした建物など)に逃げましょう。 避難指示 ・災害による被害が発生する可能性が高まった場合、自治体が「避難指示」を発令します。テレビやラジオ、スマートフォンへの緊急速報メールなどで避難指示を知ることになります。「避難指示」が出る場合は命の危険もありますので、近くの避難所などにすぐに避難してください。 避難方法 ・避難をするときには、必ず火を消してから外出してください。また、持ち物をできるだけ少なくして背中に背負うなどし、両手が自由に使えるようにしてください。 7.災害への備え(備蓄など) 災害に備えた備蓄 災害時に当面の生活を続けるために、水・食料や緊急用トイレなどの備蓄が必要です。 基本的な備蓄 飲料水:最低でも1人1日3ℓ×3日分以上備蓄してください。大きな地震などが起きると、水道管が破損して長期間、断水することも多いので、できれば1~2週間分準備しておく方が望ましいです。 生活用水:断水に備えて生活用水の備蓄も必要です。 食料(保存食):缶詰やレトルト食品。大災害が起きたら、店の商品はあっという間になくなり、長期間買えなくなります。道路が寸断されると、品物が長期間入ってきません。数日分の備蓄を推奨する記事も多いですが、できれば2週間分以上の備えがある方が良いでしょう。 災害用トイレ:通常のトイレで水が流れなくなりますので、使い捨てトイレ(または大きなゴミ袋)を多めに用意しておきましょう。 非常用持ち出し袋(防災リュック):懐中電灯やラジオ、電池など災害時に必要なものを詰め込んだ袋です。モバイルバッテリーや現金(災害時は電子決済ができないことがあります)、常備薬なども入れておきましょう。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 防災リュックを準備しましょう(JP MIRAI) 外国人にとっては身分証関係も重要 ・在留カード、パスポート、在留資格関連書類:本人確認やさまざまな手続きに必要です。 ※コピーだけでも非常持ち出し袋などに入れておきましょう。 避難場所を事前に知っておく ・大きな災害のときには公共施設などが「避難所」として使われます。避難所になる場所はあらかじめ決まっていますので、市区町村のホームページなどで普段から確認しておいてください。 ・災害が起きたら、自治体の情報などを確認して早めに避難してください。 ・避難所では地域住民との共同生活が原則です。日ごろから「おはようございます」「こんにちは」とあいさつをするなどして、地域住民と良い関係をつくっておきましょう。 連絡方法や集合場所 連絡方法や集合場所を事前に決めておく ・災害が起きた場合に家族や友人と連絡を取り合う方法や集合場所を決めておきましょう。通信障害や停電もありますので、スマートフォンがいつでも使えるとは限りません。 紙に書いた連絡先 ・家族・友人・勤務先・学校の連絡先を書いた紙を持っておくと、災害時にスマートフォンの電波が届きにくい場合や電源が切れた場合に役立ちます。 8.災害時の情報収集 災害が起こりそうなときや災害が起こった場合はどのように情報を収集したらよいでしょうか。 災害時の情報収集ツール 災害時の情報収集ツールには、テレビ・ラジオのニュースや行政の公式サイト、スマートフォンで受け取る緊急速報メールやエリアメール(大きな音とともに通知が届く)などがあります。 災害時に役立つサイトやアプリを紹介します。 外国人向けの災害情報サイト [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 国土交通省の防災ポータル(多言語)※さまざまな災害情報にアクセスできるポータルサイト。各自治体の情報(避難情報など)にもここからアクセスできます。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 気象庁の災害情報(多言語)※さまざまな災害情報を多言語で発信 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] ハザードマップポータルサイト 外国人向けの防災アプリ(スマートフォン用) ・Safety Tips:地震・津波・台風などの災害情報や避難情報を多言語で通知します。 ・NHK WORLD-JAPAN:通常ニュースや災害情報を多言語で配信します。 ※アプリは事前にダウンロードしておくことが重要です。 外国人向けの相談窓口 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 外国人在留支援センター(FRESC)※在留資格や生活について相談できる窓口。災害時にも今後の仕事や生活について相談できます。 フェイクニュースに注意 ・災害時にはフェイクニュースが多発します。特にSNSでたくさんのデマが飛び交うこともあります。不確かな情報を信じないでください。 ・公式情報を優先する:自治体や公的機関、報道機関からの情報を確認してください。 9.まとめ 日本は地震や台風、大雨などの自然災害が多い国なので、災害への備えや知識が重要です。 大雨や台風のときは水辺に近づかず、早めに避難します。 地震のときは落下物から身を守ることと火の始末に特に注意してください。 津波のときは一刻も早く高い場所へ逃げることが重要です。 噴火の際には火山灰から身を守るための対策が必要です。 さらに、災害への備えとして、水や食料などの備蓄、在留カードなど重要書類の管理、避難場所の事前確認などが大事です。 災害時には正確な情報を得ることが重要です。SNSの不確かな情報に惑わされず、自治体や公的機関、報道機関の情報を優先してください。多言語対応の情報サイトやアプリも活用しましょう。 日ごろから準備しておくと、実際の災害時に被害を大きく減らし、避難生活にもしっかり対応することができます。できることから防災対策を始めていきましょう。
  • 日本に長く住むあるベトナム人の大みそかとお正月

    2025年09月08日
    私は日本人男性と結婚し、日本に住んで長い年月がたちました。子育てをしていたころは「お正月は日本とベトナムのどちらの国にとっても大事なイベント」と娘に伝えたかったので、毎年年末には日本の伝統的なお正月の準備をして新年を祝ってきました。その習慣は、娘が大きくなった今も続けています。わが家の年末年始の様子を紹介します。〈執筆:日本に長く住むベトナム人女性〉 ※上の写真は日本の「おせち料理」 〈このページの内容〉 ・年末の過ごし方:お正月の準備 ・わが家のお正月 ・お正月のさまざまな過ごし方 年末の過ごし方:お正月の準備 かがみもち 大そうじと正月の飾り わが家では毎年、年末に家族で大そうじをします。みんなで手分けして部屋や押し入れの中を整理し、不要になったものは捨てます。そして、部屋の窓やバルコニーの大きなガラス窓をていねいにふき、日ごろはあまりそうじをしないキッチンの換気扇もきれいにします。家中がきれいになったら、リビングに「かがみもち」を置きます。かがみもちは日本のお正月の風物詩の一つです。 おせち料理作り 年末になると、日本のデパートやスーパーマーケットで、四角い箱(重箱)に詰められた「おせち料理」のサンプルや写真をよく目にしますね。日本では、日持ちする料理を詰め合わせて1月1日~3日(三賀日)に食べる文化があります。これを「おせち料理」と言います。この記事の冒頭の写真がおせち料理です。私は、おせち料理の中で自分で作れるものは自分で作っています。12月30日や31日はその料理作りでも忙しくしています。 ちなみに、日本に住むベトナムの若者たちの中には、日本の正月に、ベトナムの旧正月(テト)のときと同じようにバインチュンや伝統料理を準備して集まり、宴会を楽しむ人も多いようです。 年こしそば 年越しそば 日本では12月31日のことを「大みそか」と呼びます。大みそかの夜、日本ではそばを食べる習慣があります。このそばを「年こしそば」と言います。わが家でも、大みそかの夜は、家族で年こしそばを食べ、NHKの「紅白歌合戦」を観ながら過ごすのが定番。日本では、大みそかの夜をこのようにして過ごす家庭が多いです。 除夜の鐘(じょやのかね) 大みそかの深夜、お寺に行って108回の除夜の鐘を鳴らす行事に参加してから新年を迎え、そのまま初詣をする人もいます。 わが家のお正月 初もうでの風景 元旦の朝 元日の朝は、家族でおせち料理を囲み、おもちを入れた「雑煮」(ぞうに)を食べます。お雑煮は正月用の特別なみそ汁です。その後、子どもたち(自分の子どもや孫、親せき)に「お年玉」を渡します。お年玉は新年の特別なお小づかいです。 初もうで わが家では、元日の午後は、夫の両親の家を訪問して新年のあいさつをします。その後、神社へ行って「初もうで」。お参りの後は、縁起物の「破魔矢(はまや)」を買い、「おみくじ」を引きます。そして、神社の境内にある露店でたこ焼きなどを買って食べるのも楽しみです。 ちなみに、神社の宗教は神道(しんとう)、寺の宗教は仏教(ぶっきょう)ですが、ほとんどの日本人が宗教の違いを気にせず、神社や寺の景観や立地、にぎやかさなどの基準で行き先を決めます。また、同じ人が日ごろから神社にも寺にも行きます。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 初詣で人気の高い全国の社寺 三賀日(さんがにち)の過ごし方 わが家では、1月2日以降は、それぞれの予定にしたがって過ごします。私は関東地方の大学同士が長距離のリレー競走をする「箱根駅伝」が好きで、1月2日も3日もテレビにかじりついています。三賀日(1月1日~3日)はこのように、お祝いの料理を食べたり、親せきを訪問したり、初もうでに行ったり、自由時間をゆったり過ごしたりする期間です。 お正月のさまざまな過ごし方 わが家の年末年始を紹介しましたが、お正月の過ごし方は人や家庭によってさまざまです。 家族の再会 お正月は、家族・親族が再会する時期です。故郷を離れて暮らしている人は年末年始に実家に帰省することも多く、親や親せきといっしょに過ごします。 旅行・レジャー 年末年始には、海外や国内に旅行に行く人もたくさんいます。このため、年末年始の公共交通はとても混雑し、ホテルの宿泊費も高くなります。これは日本のゴールデンウィーク(4月末~5月上旬)や盆休み(8月)と同じです。また、たとえば東京に住んでいる人が遠くに行かない代わりに都内の高級ホテルでぜいたくな年末年始を過ごすというケースもあります。 日本に住んでいる私のベトナムの友人にも、日本の正月休みを利用してベトナムに帰省する人が多いです。ベトナムの旧正月(テト)の時期に日本で長期休暇を取るのは難しいケースが多いためです。 もち 日本のお正月の食べ物で欠かせないのは「もち」です。ベトナム人はもちにハムなどをはさんで食べますが、日本人は焼いたもちを雑煮(ぞうに)の中に入れたり、もちにのりを巻いてしょうゆをつけたり、大根おろしとしょうゆをつけたりして食べます。私はチーズをはさんでしょうゆをつけて食べるのが好きです。 年賀状 日本では、新年のあいさつをはがきに書いて郵便で送る「年賀状」という文化が長く続いています。日本郵便は毎年11月1日に年賀はがきを発売します。絵や図柄が裏に印刷されている年賀はがきもあれば無地の年賀はがきもあります。無地の年賀はがきに家族の写真やあいさつ文をパソコンなどで印刷して送る人も多くいます。 年賀はがきの発行枚数は2003年にピークの約44.6億枚を記録しましたが、近年はメールやSNSで年始のあいさつをすませる人が急増し、年賀状文化は急速に衰退しています。年賀はがきの発行枚数は年々減り、2025年用(2024年12月発売)は約10.7億枚でした。
  • 東京で生活・通学・仕事をする外国人の強い味方「東京都多言語相談ナビ」/無料

    2025年02月26日
    東京都で生活や仕事、勉強をしているベトナム人の皆さん、仕事や生活で困ったことがあったとき、「信頼できる相手に相談したい」と思ったことはありませんか? そのようなとき、あなたはベトナム人が運営するSNSで情報を探すことが多いことでしょう。しかし、SNSの情報の中には重大な間違いが含まれることもよくあります。「確かな相手に相談したい」「法律的な知識についても専門家に相談したい」。そんなときは、「東京都多言語相談ナビ」を使ってみてはいかがでしょうか? この記事では、公的機関が提供する電話相談サービス(無料)や地域の日本語教室(低額)を探すためのサイトについて紹介します。 〈このページの内容〉 1. ベトナム語で生活相談 2. 無料の法律相談 3. 無料の在留相談(ビザ・入管関係) 4. 日本語教室を探すサイト 5. まとめ 1. ベトナム語で生活相談 「東京都つながり創生財団」(つながり財団)はフリーダイヤルで外国人からのさまざまな相談に応じています。不要品を回収してもらう方法(粗大ゴミの出し方)や役所でのさまざまな手続き、年金のこと、保育園や学校のこと、医療のこと、交通事故のことなど、あなたの悩みや質問に、つながり財団のベトナム人スタッフが答えます(ベトナム人以外のスタッフがベトナム語通訳と一緒に答える場合もあります)。 相談は無料です。 このサービスの名前は「東京都多言語相談ナビ」です。ベトナム語も含めてさまざまな言葉で相談することができるので「多言語」という名前がついています。もちろん、日本語が得意な場合は、日本語でも相談できます。 東京都多言語相談ナビ 【相談できる人】 ・東京都内に住んでいる人 ・東京都内で働いている人(住所は東京以外でもOK) ・東京都内の学校に通っている人(住所は東京以外でもOK) 【相談できる日】 ・月~金(10:00~16:00) ※日本の祝日をのぞきます。 【電話番号】 0120-142-142 ※電話料金はかかりません。 ※電話にはベトナム人以外の人が出る場合もありますが、あなたが「ベトナム語でお願いします」と言えば、ベトナム人スタッフに代わるかベトナム語通訳を加えます。 【相談料】 ・無料 ※1回の相談時間は60分までです。 どんな相談が多いの? 「東京都多言語相談ナビ」に外国人から寄せられる相談はさまざまで、相談の種類としては次のようなものが多いです。 ・在留資格(広い意味の「ビザ」) ・住宅 ・医療 ・労働関係 ・結婚・離婚 ・出産・育児 ・保育園や幼稚園 ・学校 ・生活一般 ・交通事故 ◆具体的な相談例 生活一般 ・粗大ゴミ(大型ゴミ)の捨て方がわからない(ベッドを捨てたい、スーツケースを捨てたい、など)。・役所から手紙が届いたが、手続きの仕方がわからない。・保育園の探し方や申し込み方を教えてほしい。 医療 ・虫歯の治療をしたい(どこの歯科に行けばよいか、保険は使えるのか、など)。・予防接種を受けたい。 住宅(賃貸住宅) ・電気やガスを止められた。・アパートの契約期間がもうすぐ満了する。更新するにはどうしたらよいか。・アパートの退去の手続きについて教えてほしい。 その他 ・国民年金の納付書が届いたが、どうしたらよいかわからない。 変わった相談もありますか? 「東京都多言語ナビ」にはさまざまな相談があり、めずらしい相談もあります。相談ナビが分からない質問については、ほかに相談できるところを案内します。 ◆相談例 相談例① ・5、6人の警察官が家に押しかけ、尿検査を強要された。ベランダでお灸(きゅう)を使用していたため、薬物使用を疑った近所の人が通報したようだ。 相談例② ・ベランダに置いていた粗大ごみが台風でふき飛ばされ、階下の部屋の窓ガラスと車を破損させてしまった。自然災害によって予期せず加害者となってしまったが、どこまで責任を負うべきか。→この相談には無料の法律相談を紹介しました。 2. 無料の法律相談 もし、あなたがトラブルに巻き込まれた場合や日本の法律が分からなくて困っている場合は、無料で法律相談を受けられます。日本の弁護士が対応し、通訳もつきます。 【無料法律相談】 ・1回60分まで ・予約が必要です。多言語相談ナビに電話して予約してください。 0120-142-142 【相談できる人】 ・東京都内に住んでいる人 ・東京都内で働いている人(住所は東京以外でもOK) ・東京都内の学校に通っている人(住所は東京以外でもOK) 【相談できる日】 ・月・水・金曜日(①13:30~、②14:45~) ※日本の祝日をのぞきます。 ◆相談例 日本語学校 ・高額な入学料と授業料を前納したが、授業に不満なのでやめることにした。授業料を返してほしい。 離婚 ・日本人の配偶者と離婚したいが、財産分与はどうなるか、どの国の法律が適用されるか。・日本人の配偶者と離婚したが、相手が子どもの養育費を払ってくれない。 賃貸住宅 ・家主から退去するように言われたが、従う必要があるのか。・退去にあたって部屋の修繕費を請求されたが、内容に納得できない。 交通事故 ・仕事でレンタカーを使って事故を起こした。勤務先の会社が保険等で対応してくれない。自分はどこまで責任を負うべきか。 交通事故 ・レンタカーで冷蔵庫を運んでいる途中に駐車車両にぶつかったが、相手と連絡が取れないので、立ち去った。その後、警察から連絡がきた。保険は使えるか。→これについては、警察に通報せずに立ち去ったので、保険は適用されません。交通事故を起こしたら、まず警察(電話で110)に連絡し、警察官に現場に来てもらわなければなりません。 3. 無料の在留相談(ビザ・入管関係) 東京都多言語相談ナビは「無料在留相談」も行っています。在留資格(広い意味のビザ)のことや在留期間のことなど、入管手続きで分からないことがあれば、遠慮なく相談してください。 【無料在留相談】 ・1回60分まで ・予約が必要です。多言語相談ナビに電話して予約してください。そのときに在留カードに書いてある内容を聞きますので、在留カードを手もとに用意して電話してください。 0120-142-142 【相談できる人】 ・東京都内に住んでいる人 ・東京都内で働いている人(住所は東京以外でもかまいません) ・東京都内の学校に通っている人(住所は東京以外でもかまいません) 【相談できる日】 ・毎月4番目の火曜日(14:00~16:00) ※日本の祝日をのぞきます。 【相談の場所】 ・つながり財団の事務所(西新宿) ・Zoom(オンライン) 【相談例】 ・特定技能外国人だが、妻を日本に呼べるか。 ・入管から書類が届いたが、内容を理解できない。 ・留学生だが、特定技能ビザや就労ビザに切り替えるにはどうしたらよいか。 4. 日本語教室を探すサイト つながり財団は、東京都内の日本語教室を探すためのウェブサイト「東京日本語教室サイト」も運営しています。 日本で仕事や留学をしているベトナム人の皆さんには、「安い費用で日本語をもっと教えてもらいたいなあ」と思っている人も多いことでしょう。「東京日本語教室サイト」はそういう人たちにボランティア団体などが低額で授業を提供している「日本語教室」を紹介するサイトです。 ※「日本語教室」は「日本語学校」ではありません。地域の日本人たちが低額で日本語を教えてくれる教室です。 そのサイトで紹介されている日本語教室には、先生と会って対面で教えてもらう教室とオンラインで教えてもらう教室の2種類があります。紹介されている教室はすべて東京都内の教室で、たくさんの教室が紹介されています。 もし、その中に興味のある教室が見つかった場合は、教室紹介ページの中にメール送信フォームがありますので、そこから問い合わせや申し込みをすることができます。 5.まとめ この記事では、「東京都多言語相談ナビ」の活動を中心に紹介しました。多言語相談ナビは、外国人が日本で生活や仕事、留学などをする上でのさまざまな悩みや質問について、その外国人の母国語で相談に乗ってくれます。 その中で法律に関する専門知識が必要な相談があれば、弁護士と通訳が対応する無料法律相談も受けられます。 また、入管手続きやビザに関する問題については、特別な相談日を設けて対応しています。 休みの日や仕事が終わった後の夜などに教室やオンラインで日本語の勉強をしたいと思っている人には、地域の人と知り合いになれて、低額で日本語を学ぶことができる日本語教室を探すための「東京日本語教室サイト」も運営しています。 「東京都つながり創生財団」は公的な団体で、営利団体ではありませんので、これらの無料サービスはいずれも安心して使えます。東京都に住むベトナム人の皆さん、あるいは東京都で仕事や留学をしているベトナム人の皆さん、「東京都多言語相談ナビ」のサービスをぜひ使ってみてくださいね。

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  • ベトナムの常識・日本の非常識_15: 靴を散らかしたまま家に入らないで

    靴を散らかしたまま家に入ったり、場所を問わずタバコを吸ってしまうと、日本人に眉をひそめられてしまいます。ゴミを分別せずに出すのは、もっと印象の悪いことです。 【Thạch Long】 靴を散らかしたまま家に入らないで 小さい頃に読んだ漫画「ドラえもん」の中で、のび太が玄関で靴をきちんとそろえずに家の中に駆け込んだ時、母親がそのだらしなさを叱った場面を憶えていますか?あの誰もが知っている漫画の中で、この場面が描かれているのは一度きりではないはずです。 ベトナムでは、帰宅した時に脱いだ靴の右が東、左が西に散らばって、つま先が内側でもう片方が外側に向いていようがお構いなしです。誰もその場でかがんで靴をそろえようとはしませんね。 しかし日本では、靴の向きがばらばらなまま家に上がり込もうとするのはマナー違反になってしまうのです。日本では「家に入る時は脱いだ靴をきちんとそろえ、つま先はドア側に向ける」という不文律があるのです。また玄関で靴を脱ぐとスリッパがきちんとそろえて並べてあり、そのつま先が家の内側を向いているのです。 そうしておけば、履くときに靴やスリッパ(もしくは自分自身)の向きをいちいち変える必要がなく便利だからです。日本人には、何事も「整頓する」「整える」という習慣が根付いています。「郷に入っては郷に従え」というように、ベトナム人である私たちもその習慣にならいましょう。 きちんと靴がそろえられた玄関 種類の違うゴミをまとめて出してはいけません ベトナムでは、スーパーのビニール袋に生ゴミや空き瓶、空き缶、グラスなどをまとめて詰め込んでゴミに出すことは誰でも自然にやっています。しかし、日本でそれをやってはいけません。住んでいる地域によって多少の違いはありますが、基本的に燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミ(自転車や掃除機、テレビや冷蔵庫などの大きいもの)の四つに分類されます。この種類ごとに異なる曜日に所定の場所に出すと回収されます。 自治会のゴミ分別方法の案内書 ただし、電子機器や自転車などの粗大ゴミはただ置いておいても回収されません。住んでいる自治体に連絡して回収日を予約し、必要な金額の粗大ごみ処理券をコンビニなどで買って貼り付けて家の前に出すか、民間の粗大ゴミ回収業者に連絡してお金を払って回収してもらう必要があります。自治体の回収費用は、アイロン台など小さいものは200円からで、大きなものを民間で引き取ってもらうと数千円かかることもあります。自治体によって金額や制度に違いがありますので、問い合わせましょう。 もう一つ細かい注意事項を挙げると、ベトナムでは家の前でもどこでもゴミを捨てておけば清掃スタッフがゴミ収集車で回収してくれますが、日本のマンションや集合住宅地ではゴミ置き場が決まっていて、そこに出すことになっています。 ゴミを出す場所は居住スペース内のすぐ近くにあり、ゴミの上に網をかけるなどの処置がしてあります。なぜでしょうか?日本にはカラスが多く、何の対策もしていないとカラスがゴミ袋を食い破り、あちこちにゴミをまき散らすのです。私の家の隣には居酒屋があります。お店の人がゴミ置き場に網をかけ忘れると、その20分後にはカラスが来てメチャクチャにしてしまいます。お店の人はその後始末で、半径5メートルほどに散らばったゴミを新しいゴミ袋に詰め込むという余計な仕事するハメになるのです…。 場所を問わずにタバコを吸わない ベトナムでは、喫煙が禁止されているところには「禁煙」と書いた標識を壁に立てかけることが決まっています。実は日本も同じで、喫煙者は公共の場所でタバコを吸ってはいけないというルールがあるのです。 路上喫煙禁止区域を地図で示した看板 路面に「道路喫煙は罰金2000円」と描かれた告知 日本では、「喫煙は喫煙所で」が大原則となりつつあります。喫煙所は、ビルのような大きな建物では中に設けられている場合がありますが、多くの建物では外に設けられています。駅やバスの停留所、歩道は基本的に禁煙で、ビジネス街や商店街など人通りが多い場所も喫煙すべきでないとされています。受動喫煙への配慮があるためです。 また、望まない受動喫煙を防止するため2020年4月から健康増進法という法律の一部が改正され施行されました。この法改正により、「マナー」であったものが「罰則付ルール」へと変わり、飲食店は原則禁煙で喫煙場所を明確にしなければなりません。店舗規模や自治体によっても対応は異なりますが、ルールを破ると最大50万円の罰金になってしまう可能性もあります。 皆さんが働いたり学んだりしている日本では、喫煙できる場所が減っています。ショッピングモールや観光地、オフィスビルなど外出先でタバコを吸う場合は、必ず喫煙所を見つけて吸うようにしましょう。遠慮せず、周辺の人に聞いて確認してくださいね。 ビル内に設置された喫煙所

    2021年03月16日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_14: 通行中の子どもに話しかけない

    「パシャッ」というシャッター音を立てずに携帯電話で写真撮影をしたり、気軽に学生に話しかけたりすると、日本では思わぬトラブルに巻き込まれかねません。 サイレントモードで写真を撮る ベトナムでは携帯電話で写真を撮る場合、「パシャッ」と音を鳴らして撮ろうがサイレントモードにして音をたてずに撮ろうが、誰も気にすることはありません。しかし日本では携帯電話で写真を撮っている(らしい)のに何の音もしなければ、どういうことかと不審に思われてしまいます。 日本で購入したiPhoneでは写真撮影のときサイレントモードにできないということを知ると、ベトナム人は皆一様に驚きます。なぜなのでしょうか? 日本では2001年から、盗撮防止のために写真撮影の際に必ず音が出るように携帯電話キャリア(通信会社)が自主規制を始め、携帯電話メーカーもそれに従っているからだそうです。 Evacomics 最初のきっかけは、2000年に日本の著名芸能人が東京都内の駅で携帯電話で女性のスカートの中を撮影しようとしているところを通行人に目撃され、通報されたことです。この芸能人はその後、東京都迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で書類送検されました。これをきっかけに当時の携帯電話キャリアの1社が盗撮防止のために撮影時に必ず音が出る携帯電話を売り出し、他のキャリアもそれに従いました。 こういった非倫理的な行為を防ぐため、日本では駅など公共の場所で警告をする以外に、携帯電話については、撮影時に音が出る設定で店頭に並べるようになっているのです。日本で買った携帯電話はサイレントモード時も撮影音が出ますし、その設定は変更できません。 撮影時の音が標準設定されていることで、写真撮影が禁止されている(ことの多い)美術館・博物館、そしてアパレルショップなどでも、もし作品や商品、店内を盗撮しようとした場合に必ず音が鳴ってしまうので、被害を未然に防ぐことができます。ただし、日本でも無音撮影できるカメラアプリはインストールできますので、それを使って盗撮を試みる人は今もいます。 気軽に子どもに話しかけてはいけません 昨年のこと。友人が自分の母のAさん(仮称)を、旅行がてら赤ちゃんの世話も頼もうと日本に招待しました。日本に来る前にAさんは日本語会話を受講していたので、少しなら会話ができるようになっていました。 日本に来てからのある晴れた日、Aさんがウォーキングをしていると、下校する小学生の一団を見かけました。このようなときベトナムでは「君たち何年生?学校はどこ?」「お家はどこ?」と気軽に話かけ、数回やり取りするぐらいのことは何でもありません。尋ねたほうも実のところ、子どもたちがどう答えようがあまり関心はないのです。 その習慣のまま、Aさんは校門の前に立っていた児童の1人に、自然といつものように話しかけたのです。しかし、突然話しかけられた児童は顔色を変え、逃げるように校内に戻って行ってしまいました。そして、先生に「突然知らない人に声をかけられた」と助けを求めたのです。先生は急いで校門に向かい、Aさんに(30分あまりにわたって)事情を尋ねました。警察に通報する一歩手前だったそうです。 歩いている子どもに気軽に話しかけると、日本ではこういうことになってしまいます。児童(と保護者)は安全のために学校の行き帰りのルートなどを学校側に報告しなければなりません。そのためいつもと何か違うことが起これば、今回のように不必要なトラブルを招いてしまうのです。 日本でも昔はこれほどではなかったそうですが、過去に通行中の子どもが誘拐されたり性的被害を受けたりする事例が多発したのと、地域社会が子どもを見守って犯罪から守る機能が低下したため、保護者の自衛意識が高まったという背景があるそうです。特に1988~1989年に東京・埼玉で4人の幼女・女児が連続で誘拐、殺害された事件(犯人の男はその後逮捕され、死刑)などの影響が大きかったそうです。 また、日本人のシャイな性格にも少し関係があります。日本人はプライバシーに対して非常に敏感なので、見知らぬ人に積極的に話しかけたり、助けようと自分から申し出るということがあまりありません。米国人の友人(女性)は電車の乗り降りの際、2つの大きなスーツケースを持って移動していたのですが、誰も積極的に助けようとはしてくれなかったそうです。しかし、彼女の方から「助けてほしい」と願い出ると、通行人の日本人男性は非常に親切に助けてくれたそうです。 「日本人は冷たい」と思う人も多いかもしれませんが、実際は、多くの留学生や技能実習生が親切な日本人たちからサポートを受けています。それを上手に表現できないのが彼らの文化であり精神性なのです。 ホームレスにお金をわたす ベトナムでは路上生活者(ホームレス)に出くわすことがあります。何かしてあげられないか、という気持ちが湧きおこり、お金や服をわたします。そんなあなたの行動をたまたま誰かが見かけ、それをFacebookなどに投稿し拡散すれば、あなたに続く人が出てくるかもしれません。 しかし、日本では、ホームレスの人々が果たして本当にあなたの助けを必要としているかは定かではありません。日本のホームレスの多くが缶やペットボトルを拾ってお金に換えるなど、生活の糧を得ようと活動しています。また、支援団体から食料や生活必需品の支援も受けられます。 Reddit(アメリカの投稿サイト)上で、あるオーストラリア人が日本人ホームレスにお金をわたそうとしたら拒否されたという体験を投稿しました。その投稿には多くの日本人から書き込みがありました。その多くが「もし彼ら(ホームレス)を助けたいなら、組織的に活動したらどうか」「政府や自治体に許可を取り、食料や生活必需品を提供する場所を作るのがいいのでは?」というものだったそうです。 日本人は平等・公平な社会を作りたいと考えていて、それはホームレス問題についても例外ではありません。もし一人だけを助けられたとしても、他の人々についてはどうでしょう?このようなシンプルな考え方ができるのが日本人なのです。 Thach Long

    2021年02月02日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_13: カフェで無断で充電はダメ?

    カフェで勝手にスマホを充電をしてはいけません。道路は左右の安全を確認して渡りましょう。勝手にお店の服を試着してもいけません。 充電?カフェでは期待しないで 秋晴れのハノイ。ホアンキエム湖の周りを散歩していると、ふとスマートフォンの充電がなくなってしまいそうだと気づく。そんなときベトナムでは、近くのカフェに立ち寄ってお茶を飲みながら充電を済ませれば良い話です。 けれどもそんな簡単なことが日本ではそうでもないのです。ベトナム人だけでなく他の外国人たちも、日本では多くのカフェが“充電お断り”と日本語や英語で書かれているのを見てビックリします。この“充電お断り”問題は、一人の米国人が東京のとあるカフェで体験し、その不満を投稿したことでQuoraやTripAdvisorなどの旅行サイト上で議論が白熱したほどでした。 日本のカフェやコンビニにあるコンセントは基本的に店員が使うものであって、私たち客が使うものではないのです。このことは日本人にとっては常識の範囲内であるほどです。ただ最近では、空港や一部コンビニ、スターバックスなどのカフェ、ドンキホーテなど量販店、インターネットカフェなどで、携帯電話やPCの充電用コンセントが設置されているところも増えています。 道路を渡るなら横断歩道の上を歩こう これは本当にあった話なのですが、日本在住歴15年になる私の従姉が最近2人の息子を連れてベトナムに里帰りしたとき、長男があやうくトラックにひかれそうになってしまったのを目撃し、とても怖い思いをしたそうです。 彼はちゃんと信号が緑のときに交差点の横断歩道上をゆっくりと歩いていました。彼には歩行中にトラックが近づいてくるのが見えていましたが、トラックは自分の手前で停止してくれるだろうと思っていました。しかしトラックは速度を緩めず、逆にクラクションを鳴らして彼をひいてでも突き進もうという勢いだったのです。 ベトナムのドライバーの中には、歩行者の権利についての認識が薄い人がいます。しかし日本ではいわば歩行者こそが、道路上で絶対的な優先権を持っています。自動車の運転手は、たとえ自分の進行方向の信号が青で左折や右折ができるときでも、歩行者が安全に横断歩道を通行したか確認がとれるまで停止していなければなりません。日本では、運転免許を取得するときにこの「歩行者優先ルール」を徹底的に教えられるのです。 通常交差点にある横断歩道は、歩行者だけでなく自転車も通行できます。しかし日本には“スクランブル交差点”と言われる交差点や五差路があり、青信号になるとどの方向からも一斉に歩行者が通行できるようなところもあります。例えば渋谷にも有名なスクランブル交差点がありますが、国土交通省によるとこの交差点では一度に3,000人もの人が一斉に交差点をわたる時があるのだそうです。そのような交差点では通常の横断歩道などと違い、自転車に乗っている人は一度自転車から降りて安全に通行するよう心がけなければなりません。皆さんも気をつけましょう! このように日本では、歩行者の権利がとても優遇されるので、横断歩道の上を通行しましょう。ただ、青信号であれば何も考えずに渡って良いわけではありません。日本の子供たちは、「右を見て左を見て、もう一度右を見て、手を上げて横断歩道を渡りましょう」と教育されます。 日本では、運転手も歩行者も徹底して左右の安全を確認する教育がなされているので、交通事故が少ないのです。 試着は必ずスタッフに一声かけて ベトナムで服を試着するのは基本的に自由で、特にスタッフに声をかける必要はありません。しかし日本では一声かけるのがルールです。 なぜかと言えば主に理由は2つあります。一つはお客が試着室にいくつのアイテムを持ち込んでいるかを確認するためです。二つめの理由は日本独自のサービス精神に由来しています。日本人のスタッフはいつでもお客に最高のサービスを提供したいと考えています。たいていどこのお店も最低1人は試着室の前にスタッフが待機していて、お客にアイテムを何点持ち込むかをたずねたり、試着室に案内したりしてくれます。お客が試着室に入った後、脱いだ靴をキレイに並べてくれたり、違うサイズのアイテムを持ってきてくれたり、服選びの相談にも応じてくれます。 日本のルールにのっとり、至れり尽くせりのサービスを存分に楽しみましょう!

    2021年01月04日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_12: エレベーターに突入しない

    部屋着で出かける、エレベーターで中の人が降りる前に乗り込む、自転車の2人乗り、個人情報を根掘り葉掘りたずねるなど…ベトナムでは許容されますが、日本では非常識だったりするのです。 “部屋着”は部屋だけで 数年前のハロウィーンのこと。ベトナムのSNS上で3人の外国人男性がベトナム人主婦に扮した仮装の写真が話題になりました。彼らはベトナムの編み笠「ノンラー」をかぶり、ベトナム人が寝るときにも着るシルクの部屋着を着ていたのです。Hanoi expats(ベトナムに関心のある外国人コミュニティが運営するFacebookページ)上では、ベトナム人が部屋着のまま外に出て市場に買い物に出掛けることが常識であることを興味深くとらえられていました。 もしあなたにもその習慣があるなら、ベトナムでは大丈夫ですが日本ではお勧めできません。日本人には、自宅近くのコンビニに行くだけでも化粧をしないと気が済まない人もいる…という話を聞いたことがありませんか?これは少々行き過ぎた表現かもしれませんが、ある意味で的を得ているとも言えます。日本人は周りに対しての気遣いやマナーを重んじます。人前に出る時は、常に「きちんとした」姿を見せることがマナーだと考えている人が多いのです。 したがって日本では、部屋着はあくまで部屋着として使い、外出の際は「場違い」と思われることのない身なりを心がけるようにしましょう。 エレベーターに“突入”するべからず 私は来日する前、ハノイにあるオフィスビル内の事務所で10年以上働いていました。ですから、ベトナム人がエレベーターをどのように使っているかをよく知っています。エレベーターを待つ時、多くの人がドアの真ん前に立ち、ドアが開くや否や急いで中に入ろうとします。時には、外に出ようとする人にぶつかるほどの勢いで突入するのです。 ただこの行為は、ベトナムでは(残念ですが)不快なことではあっても非難されるほどのことではないのです。しかし日本でこれをやってしまうと、迷惑行為とみなされ、非難の目にさらされるでしょう。 日本では、エレベーターの乗降マナーがしっかり決まっています。ドアが開く時、外で待つ人たちは左右に分かれ、降りてくる人たちのために“道”を作ります。たとえ中に誰も乗っていない場合でも、日本人はどちらかに寄って立っています。 またエレベーターの中では、乗降する人がいる時に操作パネルの前に立っている人が「開く」のボタンを押してあげます。乗り降りする人がドアに挟まれることのないよう、最後まで「開く」のボタンを押し続けるのです。 また最近では、新型コロナウィルス感染予防のため、日本政府はエレベーター内の“密”を避けるため(また、健康づくりのため)に1~2階まで上がる場合は階段を使うように奨励しています。積極的に階段を使うのもの良いかもしれませんね! 個人情報を根掘り葉掘り聞かない ベトナムでは、相手と20~30分会話をして打ち解け合えたと思えたら、たとえ初めて会った人でも家族のことや住んでいる家、趣味はもちろん、相手の給料まで自由に尋ねるのが自然です。私たちベトナム人は、世界でもトップクラスの親密度を誇る“人なつっこい”国民性を持っていると言えるのではないかと思います。 かといって日本人が疎遠で人間関係が淡泊…という意味ではなく、きっと私たちベトナム人がいきなり個人的な質問をしてしまうと、相手への気遣いを尊重する国民性の彼らは少しびっくりし、時にそれが不快に感じることがあるのだと思われます。 私のベトナム人の友人は、日本人ウェイトレスと30分近く仲良くおしゃべりをしていたのですが、次第に「どこに住んでるの?」、「家族は何人?」、「父親はどんな仕事をしてるの?」など質問がエスカレートしていきました。彼女の顔色はだんだんと曇り、ついには質問に答えるのをやめて席を離れてしまったのです。 日本人は、私たちベトナム人と比べて規律やマナーを重んじ、対人関係も相手を尊重しながら段階的に深くしていくという国民性があります。友人を作るときも、お互いの個人情報を共有しようと思うまでにはそれまでの過程が重要であり、時間が必要なのです。 自転車2人乗りは基本的にダメ ベトナムの学生といえば、ほとんどの人が「赤い花が咲き乱れたホウオウボクの木の下をアオザイのすそをはためかせたながら2人乗り自転車で走り去る…」というクラシックな風景をイメージするのではないでしょうか。 しかし、そんなベトナムの微笑ましいシーンも、日本では違法になってしまいます。日本で自転車の2人乗りができる条件は道路交通法で①運転する人が16歳以上であること②幼児用の座席が設置されていること③乗せる幼児が6歳未満であること、と定められています。もっと詳細な要件もありますが、基本はこの条件です。したがって、自転車に大人が2人乗りすることは道交法違反となってしまいます。 また、飲酒して自転車を運転することは日本では昔から禁止されていますが、ベトナムでも2019年12月30日の政令で交通違反処分される対象となりました。日本にいてもベトナムにいても、バイクと同様お酒を飲んで自転車を運転してはいけません! (Thạch Long)

    2020年12月04日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_11: 食べた後すぐに寝転ばない

    食べたらすぐに横になる…とても気持ちの良いことですが、日本ではやめておきましょう。  霊柩車を見かけたら親指を隠す およそ1年前の雨の日、私は娘のために傘を持って学校にいき、一緒に歩いて家に帰りました。帰り道、私は娘やその友だちの後ろを歩いていました。 黒い車が私たちのそばを横切ろうした時、娘の友だちの1人が突然「親指を隠せー!」と叫んだのです。彼女は急いで両手を背中に回し、他の友だちもそれに続きました。私と娘だけ、その時何が起きたか、何をすべきだったかを理解できていなかったのです。 後から聞いて初めて分かったのですが、日本の子どもは大人たちに「霊柩車を見かけたら親指を隠して」と教わるようなのです。日本人にとって親指というのは、“一家の代表”や(書いて字の通り)“両親の指”と言われており、葬式や縁起が良くないことを思い起こさせる霊柩車を見た時、“両親を守らなきゃ”という責任感から親指を隠すと言われています。また昔は、霊魂が親指から侵入するのを防ぐために親指を隠す、あるいは親指を握ることで気を高めて身を守るとも考えられていました。その考えが現代に伝わり、親指を隠すことが“親”と結びつき、「親の死に目に会えない」「親が早死にする」などといった風習に変わっていったとも伝えられています。 この親指を隠すという独特の風習をもう少し掘り下げてみると、かなり昔からあるものだとわかりました。日本の古い民話によると、「夜道を歩く時は『親指を隠す』。そうすると狐に化かされない」とか、疫病を避けるには両手の親指を中に握るとよい…とも言われているようです。 今でも多くの大人が霊柩車を見ると、自然と親指を隠してしまうそうです。風習を信じる気持ちが自然と根付いているんですね。 湯飲みの茶柱は幸運の前兆 お茶をいれる。湯のみに注ぎ、香りや味を楽しむ…お茶をいれる過程は一種の芸術であり、優雅でリラックスできる時間であります。いれたときの香り、湯気、そして茶の色合い…これに勝る素晴らしい至福が他にあるでしょうか。 しかし突然、急須から茶の葉や茎のカケラが出てきてしまい、あなたの湯のみに入ったとき、あなたはどうするでしょうか。つまんで捨ててしまう以外に選択肢はないのでは? ベトナムではそれでOKですが、日本では好まれることではありません。もし湯のみの中に小さい茶の茎が一本、立ち上がるように浮いてきたら、それは「茶柱」と日本では呼ばれているのです。日本では、この茶柱が湯のみの中で立てに浮いた状態になることを「茶柱が立つ」と呼びます。 日本人にとって「茶柱が立つ」のは幸運の前兆であり、一族に繁栄と健康をもたらすのだと信じられてきました。しかし、茶柱には俗信もあり、その昔お茶の商人が質が良くないため売れ残る二番茶を売りやすくために吹聴した話が元になっているとも言われています。 数年前、あるコマーシャルを見ました。年寄り夫婦が自宅でお茶を楽しんでいます。夫が自分の湯のみの中に茶柱を見つけ、うれしそうな顔をしてそっと妻の湯のみと入れ替えたのです。最近体調が優れない妻を気遣う夫の、夫婦愛にあふれた感動の映像でした。 食べた後すぐに寝ない お腹が張ったり、目の筋肉が緊張してしまったとき、ベトナムではその解消のために昼食後に短時間の昼寝をとるのが最善とされています。しかし日本の子どもたちの中には(おかしなことに)食べた後すぐに寝ると「牛になる」と信じている子たちが多いのです。 実はその妙な話は、大人たちが子たちに行儀よく振舞ってもらうために大昔から用いているものなのです。 日本人は昔、(イスではなく)木の床や畳に座って食事をしていました。そのため食後すぐにゴロンと寝そべることも多かったそうです。年配者からみるとそれは怠惰で失礼な行為と思われていたため、昔の人たちは子どもたちに「牛になるぞ」と言って怖がらせ、寝そべることをしないよう戒めたそうです。 現在では、食べてすぐ寝てしまうことは“太りやすい行動”であるとも言われています。多くの人たちは、食べてすぐ寝るのは体重をいち早く増やしたい「お相撲さん」だけの特権だと(冗談めかして)言っています。日本人は特に体形を維持することに熱心ですので、体重が増えてしまうことをとても恐れているのです。 (Thach Long)

    2020年11月03日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_10:会社の床で昼寝すると驚かれる?

      ベトナムでは、食事後の昼寝は個人の自由。日本では、職場の昼寝は“だらしない”と思われてしまいます。 日本人は昼寝をしない? “昼寝”は科学的に健康面で多くのメリットがあると証明されています。専門家によると、10~20分程度の短時間の睡眠は意識をハッキリさせ、パフォーマンスの向上を助けるのに最適だそうです。 このように、昼寝自体はとても良いことですが、日本で働いている場合、昼休みにいきなり毛布を床に敷いて昼寝するのはオススメできる行動ではありません。「ドラえもん」の「のび太くん」を知っていますか?彼は蒸し暑い夏の日に昼寝をしただけで友だちから“なまけもの”と呼ばれてしまうのです。 日本人が勤務時間の間ずっと働き続ける姿をよく目にすると思います。彼らはお昼ご飯を仕事場に持ち込んで、サッと食事を済ませて仕事を続けます。“真面目”な国民性だと言えるでしょう。中には、外の飲食店に行ったり、コンビニでご飯を買って公園などで食べたりする人もいます。 公園でお昼を食べるというのは、やはり昼寝好きのベトナム人と日本人(一部他国の人も)との習慣の違いです。おそらくその国の気候に関係しており、暖かい日より寒い日が多い日本は、日中に日が差して温かい時間帯を好むことが要因と思われます。一方でベトナムはご存知の通り暑い日が多く、炎天下の中でレジャーシートを敷いてランチを食べるのは明らかに無理がありますね。  近年日本では、「昼寝」に対する考え方に変化も見られます。30分程度の短い仮眠が仕事のパフォーマンスを上げるという学術的な理由から、仮眠室を配備して社員の昼寝を推奨する企業も出てきました。ただ、現時点ではほとんどの日本人は昼寝をしません。 いつでもお客を迎える準備ができている 日本でレストランやアパレルショップを開いているベトナム人の友人がたくさんいるのですが、彼らはお客がいない時、スマートフォンでFacebookを見たりゲームをしたり、映画を観たりと、実に自由気ままです。お客の来店があって初めて立ち上がり、接客を始めるのです。 しかし、その接客対応は、日本の飲食店や美容室、アパレルショップなどのサービス業で働いている人は絶対にしてはいけません。日本人は常にお客を迎える準備・態勢を整えています。彼らはたとえ店の椅子が余っていようと、常に立って来店を待つのが常識なのです。私の家の近くの美容室では、スタッフは実に8時間も立って仕事をしているそうです。  接客する過程で、たとえお客の方から隣に座るように誘ってくれたとしても、通常座ることはありません。床に膝をついて接客を続けるのです。恥ずかしいことでも何でもありません。日本人にとって“お客様は神様”なので、“神様”の横に並んで座ることなどできないのです。 ごみは家に持ち帰ろう ベトナムではごみを捨てるのに2通りの方法があります。一つは公共のごみ箱に捨てる。もう一つは、街路樹のそばなど道ばたに置き去りにする、です。「家に持って帰って捨てよう」とは誰も考えません。しかし、日本ではそれが常識なのです。 日本では、公共の場でごみ箱が見つかるケースは稀なことです。理由は?と言えば…。数々の事件の経験から、ごみ箱の中に何か得体の知れないも の(例えば爆弾!)を入れられる恐れがあるからです。そのため公共の場にあるごみ箱は、その利用にも制限があるのです。例えば自動販売機のそばにあるごみ箱にはペットボトルやビンしか捨てることができません。 日本では、燃えるごみや生ごみ、リサイクル可能な資源ごみやビニール袋などは自宅で分別し、決まった曜日に捨てるようにしましょう。「ごみ箱はどこ!?」と外でイライラして探し回るのは得策ではありませんよ!? “手酌”はちょっと待って ベトナムの宴会では、自分のお酒は自分で注ぎます。ごく当たり前のことです。しかし日本では、自分で自分のお酒を注ぐのはあまり良い行為と言えないのです。「そんなバカな!?」と思うかもしれませんが、これが日本の文化なのです。ただ、“手酌”が決定的なマナー違反や失礼な行為というわけではありません。 その日本文化による“お酌”の基本は、相手にお酒を注いでもらって一口飲み、そのお返しにとこちらも相手にお酒を注ぐのです。また人数が多い宴席では、メンバー全員のグラスにお酒が行き渡るまで口を付けないのがルールです。各自に配膳されるお食事もそうです。全員の前に同じ料理が置かれるまでに自分の料理に手を付けると、マナー違反になります。 お酒を注がれる時は、自分のグラスを空に近い状態にするのがマナーです。あまり飲めない場合はグラスを満たしておいて大丈夫です。日本人はあまり飲むことを強要しません。また、会社の宴会では年下の社員がお酒を注文したり、上司や先輩にお酒を注いだりという役回りになります。 最後になりますが、お酒を注ぐ時はボトルやとっくりを、注いでもらう時はグラスやおちょこを“両手で”持ちましょう。日本ではそれが相手への礼儀、すなわちマナーなのです。

    2020年10月02日

主催者

Nhà tài trợ Bạch Kim

後援

  • 在ベトナム日本国大使館
  • 国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
  • JNTOハノイ事務所
  • 関西経済連合会
  • 一般社団法人 国際人流振興協会
  • 公益社団法人 ベトナム協会
  • NPO法人 日越ともいき支援会

協力

JASSO(日本学生支援機構)

外国人労働者弁護団

WA.SA.Bi.