旅行・グルメ

日本のめん類を楽しもう!

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2022年08月16日

ベトナムにはフォーやブンがあり、さまざまなめん料理があります。日本にもたくさんのめん類があり、味もおいしいです。日本に住む多くの外国人が日本のラーメンのファンになりますし、伝統的な「うどん」や「そば」も食べやすいです。今回は、ラーメン、うどん、そば、そうめん、冷めんといった日本の代表的なめん類について紹介します。

ラーメン

ラーメンは、ベトナムでも「ハオハオ」などのインスタントラーメンでおなじみですね。日本でもインスタントラーメンは人気ですが、ラーメン店もたくさんあります。

日本に来てとても驚かされるのは、ラーメン店が多いことです。ハノイやホーチミンなどに日本のラーメン店があるので、ご存知の人も多いでしょうが、日本のラーメン店のめんやスープはとてもハイレベルです。日本に来てラーメン店にはまるベトナム人もたくさんいます。

日本のラーメン店が提供するラーメンの味の系統は主に4種類で、しょうゆ、みそ、塩(しお)、とんこつです。また、めんをつゆにつけて食べる「つけめん」もあります。

◎ とんこつラーメン

とんこつラーメン

豚骨(とんこつ)を長時間煮込んで作っただしがベースで、白っぽいにごったスープです。見た目の通り味もこってりで、私のベトナム人仲間の間で一番人気のラーメンです。とんこつラーメンによく入っている具材は「チャーシュー」、「のり」、「青ねぎ」、「きくらげ」です。

ラーメンの名店は全国にありますが、「とんこつ」に関しては、特に九州エリアに名店が多いと言われ、「一蘭(いちらん)」や「一風堂(いっぷうどう)」など九州ベースの全国チェーンもいくつかあります。

◎ しょうゆラーメン

「鶏(とり)ガラ」からとった「だし」としょうゆなどを混ぜてスープを作ります。「しょうゆラーメン」という名前の通り、しょうゆ味がベースですが、だしのうまみが効いています。

日本のラーメンは中国から伝わり、日本でさまざまなアレンジをされて現在に至ります。しかし、昔は「中華そば」という名前でしょうゆ味のシンプルなものが中心でした。したがって、しょうゆラーメンは日本の伝統的なラーメンで、「ラーメンの王道」と呼ぶ人もいます。

◎ しおラーメン

鶏(とり)ガラや豚骨(とんこつ)からとっただしと塩ダレを合わせてスープを作るので、単なる塩味ではなく、やはりだしのうまみがあります。

私は初めて食べたとき「塩だ!」「ちょっと塩からい」と感じましたが、食べ進めていくと口の中にだしのうまみが広がり、ほかのラーメンにはないあっさり感も楽しめました。日本には塩ラーメンの名店もたくさんあり、根強いファンがいます。

◎ みそラーメン

「みそラーメン」は名前の通りみそがベースですが、みそ以外にさまざまな調味料が入っており、店によって味が違います。みそラーメンの名店は北海道に特に多いと言われています。北海道に行ったら、ぜひ、みそラーメンを食べてください。

◎ つめけん

つけめんは、つゆとめんが別々になっている「ラーメンの友だち」です。ラーメンより太めのめんをつゆにからませて食べます。

めんを食べきった後につゆが残っていれば、スープで割って飲むとおいしいです。お店の人に「スープ割りをお願いします」と言えば、スープを足してくれます。

うどん

うどんは日本独自のめんで、ラーメンと同じく小麦粉でできています。ラーメンやそばよりめんが太いです。温かいつゆ(スープ)に入っているものが主流ですが、冷たいつゆをかけて食べるものもあります。好みによって、薬味としてトウガラシをかけて食べます。

うどん屋もそば屋も全国にたくさんありますが、大阪・京都などの近畿地方ではそば屋よりうどん屋の方が多いです。また、うどんの本場は香川県で、うどんの名店がたくさんあります。

◎ かけうどん

具材の入っていないうどんです。好みに応じて、薬味としてねぎや生姜(しょうが)をのせます。かつおや昆布からとるだしにしょうゆやみりんなどを加えてスープを作ります。あっさり系ですが、味はしっかりしています。

最近はセルフのうどん店も多く、かけうどんに自分でトッピング(油揚げや天ぷらなど)を選んでのせ、レジで支払います。トッピングの中で「天かす」は無料のことが多いので、ぜひトッピングしましょう。つゆが甘くまろやかになります。

ところで、うどんやそばのスープのことを日本人は「つゆ」または「だし」と呼びます。ラーメンのスープは「スープ」です。

◎ きつねうどん

きつねうどんと天かす

「きつね」は動物ですが、「きつねうどん」にはきつねの肉が入っているわけではありません。油揚げの色が「きつね色」なので、油揚げをトッピングしたうどんを「きつねうどん」と呼びます。

うどんは、このようにトッピングする具材の種類に応じて「◎◎うどん」と呼ばれます。ラーメンはスープの種類で名前が変わりますが、うどんやそばは具材の種類で名前が変わります。

「きつねうどん」は最も人気のあるうどんの一つです。ちなみに、油揚げが入ったそばのことは「たぬきそば」と呼ばれます。ほかに人気のあるうどんは「肉うどん」や「天ぷらうどん」、「わかめうどん」などです。

◎ ぶっかけうどん

冷たいうどんに濃いうどんつゆをかけて食べるのが「ぶっかけうどん」です。めんのうまみをしっかり味わえます。天かすをトッピングすると、つゆに甘みとこくが増します。

うどんの名店が多い香川県では、このうどんを食べる人が特に多いです。「ぶっかけうどん」ではめんの歯ごたえや舌ざわりをしっかり味わうことができます。めんの実力がよく分かるうどんと言えます。

◎ ざるうどん

天ぷらざるうどん(天ざるうどん)

ゆでためんを冷水でしめ、ざるなどの器に盛ったものを「ざるうどん」と言います。めんつゆにつけて食べます。冷たくて食べやすく、暑い夏にぴったりのうどんです。

◎ みそ煮込みうどん

みそ煮込みうどん

名古屋名物のみそ煮込みうどんは、名前の通りみそで煮込んだ濃厚な味わいのうどんです。うどんを食べ終わった後に、汁をご飯にかけて食べるのもまた絶品です。

◎ 釜揚げうどん

おけの湯につかったうどんをはしで直接取ってつゆにつけて食べます。ざるどんと同じ食べ方です。家でも簡単に作れます。

そば

そばもうどんと並ぶ日本の伝統的なめんです。

蕎麦(そば)は本来、そば粉(「そば」という穀物をすりつぶしたもの)だけで作られています。めんは茶色っぽい灰色です。現代では、そば粉だけで作られたそばはとても高価なので、多くのそばに小麦粉が混ざっています。

◎ ざるそば

「ざるうどん」のそばバージョンです。日本人にとても人気のあるメニューで、「ざるうどん」より「ざるそば」の方がずっとポピュラーです。

天ぷらのついているざるそばを「天ざるそば」と言います。

◎ 山菜そば

そばもうどんと同じでトッピングに応じて「◎◎そば」と呼びます。その中で「山菜そば」のトッピングは「なめたけ」や「ぜんまい」、「わらび」などの山菜です。

◎ 年越しそば

日本人は大晦日(おおみそか=12月31日のこと)の夜にそばを食べます。これを「年越しそば」と呼びます。

年越しそばの具は何でもいいですが、「エビ天(エビの天ぷら)」がよく使われます。エビは長寿を願う縁起物で、良い年を迎えるための食べ物です。

そうめん

そうめんは日本の夏の代名詞と言っても過言ではありません。うどんの極細版で、冷たいめんをつゆにつけて食べます。見た目はビーフンと似ており、白くて細長いです。

ネギ、ミョウガ、卵焼きなどの薬味と一緒に食べるのが正統派ですが、面倒なときは、薬味なしでつゆにつけて食べましょう。それでも十分おいしいです。

そうめんは、店で食べるより家で食べる人が多いです。私は日本人の友人に教えてもらってそうめんの存在を知りました。そうめんはスーパーで安く買えるうえ、ゆで時間2分だけなので、しょっちゅう作っています。夏の強い味方です!

冷めん

韓国から伝わった冷めんは、日本で現在、焼肉のしめの定番となっています。もちろん、単品でも人気のメニューです。酸っぱい味としょうゆ系統の味が絶妙のバランスで混じり合い、とてもおいしいです。

まとめ

この記事では、日本の代表的なめん類を紹介しました。

・ラーメン(とんこつ、しょうゆ、しお、みそ)、つけめん
・うどん(かけ、きつね、ぶっかけ、ざる、みそ煮込み、釜揚げ)
・そば(ざる、山菜、年越し)
・そうめん
・冷めん

どれも家で簡単に作れますが、おいしい店がたくさんあります。おすすめの方法は、それぞれのめんの専門店で食べることです。うどんならうどんの専門店、ラーメンならラーメンの専門店です。

日本のWebサイトにはめんの種類ごとに人気店のランキングなどが紹介されています。学校や勤務先の日本人にどの店がおいしいか聞いてみるのもいいですね。日本のハイクオリティのめん類をしっかり楽しんでください!