生活・ビザ
108軍中央病院が日本の大学病院と提携

ベトナムのトップ医療機関の一つであるハノイの「108軍中央病院」のレ・フー・ソン理事長(院長)とラム・カイン元副理事長が2024年10月に来日しました。ソン理事長らは大阪公立大学医学部附属病院や富山大学附属病院と今後の提携に関する合意文書(MOU)を交わし、東邦大学医療センター(東京)とも今後の提携に向けて協議を行いました。108軍中央病院は日本のこれらの病院とどのような提携を目指すのでしょうか。ソン理事長にインタビューしました。
108軍中央病院はベトナムのトップ病院

――まず、108軍中央病院がどのような病院なのか教えてください。

ソン理事長 当院は全ベトナムでトップ5に数えられる病院の一つで、軍病院としてはトップです。医師・看護師を含め約3,000人のスタッフがおり、通院患者は毎日約5,000人、入院患者は常時1,800〜2,000人います。要人を受け入れる病院としても知られており、今年7月に老衰と病気で亡くなった共産党最高指導者のチョン書記長も当院でケアしました。
軍病院は、政府関係や現役・退役軍人が治療を受けることが主眼ですが、軍に関係のない一般の人ももちろん受診できます。
当院は常に最新の医療設備・機器を採り入れています。医師もベトナムのトップレベルの医師を集め、世界レベルの医師も多数います。つまり、ベトナムで最新設備と先端技術で医療を提供している病院です。

ソン理事長 当院は全ベトナムでトップ5に数えられる病院の一つで、軍病院としてはトップです。医師・看護師を含め約3,000人のスタッフがおり、通院患者は毎日約5,000人、入院患者は常時1,800〜2,000人います。要人を受け入れる病院としても知られており、今年7月に老衰と病気で亡くなった共産党最高指導者のチョン書記長も当院でケアしました。
軍病院は、政府関係や現役・退役軍人が治療を受けることが主眼ですが、軍に関係のない一般の人ももちろん受診できます。
当院は常に最新の医療設備・機器を採り入れています。医師もベトナムのトップレベルの医師を集め、世界レベルの医師も多数います。つまり、ベトナムで最新設備と先端技術で医療を提供している病院です。
――108軍中央病院の中で特に優れた技術を持つ医療分野は何ですか?
ソン理事長 全体に高い水準ですが、特に挙げるなら、肝臓移植や幹細胞移植、骨髄移植、画像診断、脳血管疾患のカテーテル治療などです。
地理的にも文化的にも近い日本と提携

――日本の大学病院と提携する理由は何ですか?
ソン理事長 私たちは今まで多くの国々の医療機関と提携してきました。例えば、ドイツやオーストラリア、アメリカ、フランスなどです。そのなかでも、日本はベトナムから地理的に近く時差も2時間だけですし、両国には文化的な共通点もたくさんあります。また、越日両国の政府間では包括的戦略的パートナーシップも結ばれています。
これは、ベトナムのトゥオン国家主席が2023年11月に訪日して岸田首相と首脳会談を行い、両首脳は2国間関係を「アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップ」から「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に格上げすると発表しました。「包括的戦略的パートナーシップ」はベトナム外交における最高レベルの2国間関係で、日本以外で同じ関係を結んでいるのは中国、ロシア、インド、韓国、米国の5カ国だけです。
交流の深い3つの大学病院を訪問

大阪公立大学医学部附属病院
――今回、日本のどこの大学病院を訪問しましたか?
ソン理事長 今回、大阪公立大学医学部附属病院と富山大学附属病院、東邦大学医療センター大橋病院(東京)の3病院とトップ会談をしました。このうち大阪・富山とは今後の医療技術の交換に関する合意文書(MOU)を締結しました。
――これらの大学と108軍中央病院とのこれまでの関係を教えてください。
ソン理事長 大阪公立大学の前身である大阪市立大学と以前からMOUを結んでおり、医療技術に関する情報交換を続けていたほか、当院の若手医師を留学生として受け入れてもらい、1人が博士号を取得、3人が3カ月の短期留学プログラムを修了し、1人が現在も博士課程で研究中です。このような関係が下地となって、今回、大阪公立大学医学部附属病院と当院との間で新しいMOUを結びました。
富山大学とも以前から交換留学に関するMOUを結び、同大学で当院の医師4人が博士号を取得し、現在も2人が留学中です。今回は富山大学とのMOUを保持したまま、大学附属病院とも医療技術の交換に関する新たなMOUを交わしました。
東邦大学には当院から短期留学プログラムに参加した医師がいました。
医療技術習得のため日本に医師派遣へ
――大阪公立大学医学部附属病院とは今後どのような提携を目指しますか?

鶴田大輔・大阪公立大学医学部長とソン理事長
ソン理事長:今回のMOUの主な目的は次の通りです。➀医療技術の移転(習得)のために当院の医師を大阪に派遣する。➁両病院がさまざまな研究課題に共同で取り組む。③先方の医師を当院に招いて先端医療技術の指導やレクチャーを行ってもらう。④両病院が協力して医療に関するシンポジウム等を行う。
――富山大学附属病院とは今後どのような提携を目指しますか?

林篤志院長(中央)ら富山大学附属病院の幹部とソン理事長
ソン理事長:富山大学附属病院から特に学びたいことはすい臓ガンの治療(手術を含む)と乳がんの手術、目の病気の治療です。まず、先方の教授や専門医を当院に招いてレクチャーを行ってもらいたいです。また、将来は、当院から富山に医師を3~6カ月間派遣し、すい臓ガン手術・治療を中心に医療技術について研修を受けさせたいと希望しています。
――東邦大学医療センターとの提携についても教えてください。

ソン理事長と東邦大学医療センター大橋病院の渡邉学院長
ソン理事長 東邦大学医療センターはとても立派な病院でした。しかも、東京の都心にあるので、在日本ベトナム大使館職員や東京に住むベトナム要人の治療をお願いできるかも知れないと思いました。今後、両病院の協力関係を一層深めていきたいと思います。
今年4月には、乳がん治療にくわしい東邦大学医学部の長田拓哉准教授にも当院を訪れ、見学をして頂きました。近い将来、長田先生のご助力を得て当院に乳がん専門の診療科を設けられたらと考えています(現在は産婦人科などで診療)。
ベトナムから日本に伝えたい医療技術

――逆に108軍中央病院から日本の大学病院に伝えたい医療技術は何ですか?
ソン理事長 今回の訪問で日本の各大学病院に当院の次のような長所をお伝えしました。➀患者数が非常に多いし、日本には少ない症例もあるので、共同研究の貴重なパートナーとなり得る。➁若い医師が多く向上心も強いので、国際プロジェクトを組んで医療技術・知識を交換し、ともに発展するための相手として適している。
日本では少ない症例としては、マラリアやデング熱などの熱帯疾患があります。また、当院ではバイク・自転車での重傷事故患者の治療件数も非常に多いです。地球温暖化の進行で日本でもデング熱患者などが増え始めていますし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に見られるように、グローバル規模の感染症拡大に対する多国間協力の重要性も増しています。
医療分野における日越の協力は非常に重要であり、私は今後、こうした協力関係の発展に引き続き尽力していきたいと思います。
Lê Hữu Song(レ・フー・ソン)
ベトナム108軍中央病院教授・理事長。ベトナム軍少将。臨床医薬研究所理事長。専門分野は感染症(ウイルス性感染症、細菌性感染症)と呼吸器疾患、消化器疾患、熱帯疾患(デング熱、マラリアなど)。
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★基本情報=出産・育児への助成・手当・支援制度(総まとめ)
日本滞在中に妊娠・出産するベトナム人も増えています。日本には、出産・育児に対するさまざまなサポート制度があります。この記事では、妊娠・出産への医療費助成、出産や育児に対するさまざまな手当、専門家による相談サービス、地域のボランティアが育児を手伝ってくれるサービス、赤ちゃんと保護者のための交流支援制度などについて紹介します。日本で子どもを産み育てる方々は出産・育児のサポート制度を大いに活用してください。 〈このページの内容〉 1.妊婦へのサポート 2.出産に関する手当・助成 3.産前・産後のサポート 4.乳幼児医療費助成制度 5.育児に関する手当 6.予期せぬ妊娠で困ったら 7.まとめ 1. 妊婦へのサポート 母子手帳 母子手帳(母子健康手帳) ・妊娠が分かったら、住んでいる地域の市区町村の役所や保健センターに行って母子手帳(ぼし・てちょう)を受け取ります。正式には「母子健康手帳」といいます。 ※役所の総合受付で「母子手帳をもらいたい」と言えば、行き先を案内してもらえます。 ・母子手帳を受け取ると、お母さんや赤ちゃんに対するさまざまなサポートについて説明や連絡を受けることができます。例えば、「妊婦健康診査の受診票」をもらったり、出産・育児に関する専門家の指導を受けたりすることができます。 妊婦健康診査 妊娠したら、赤ちゃんとお母さんの健康のために、医療機関で定期的に「妊婦健康診査(妊婦健診)」を受けましょう。 妊婦健康診査の内容(例) 血圧・体重測定 尿検査(尿たんぱく・尿糖など) 腹囲・子宮底長の計測 貧血などの血液検査 胎児の心拍数の確認や超音波検査 妊婦健康診査の助成(受診票) 妊婦健診の受診票 妊娠は病気ではないので、妊婦健康診査には医療保険を使えません。しかし、母子健康手帳と同時にもらえる「受診票」を使うと、妊婦健康診査(14回)の費用の一部を公費で負担(助成)してもらえます。 ・「受診票」の正式名は「妊婦健康診査受診票」 ・受診票は14枚もらえ、14回の健康診査に使えます。双子(ふたご)などの場合は、追加で数枚もらえます。 ・公費負担(助成)の額は自治体によって異なります。例えば、2023年度の東京都内の市や区の場合、14回分で合計85,750円まで、大阪市では14回分で合計120,810円まで助成してもらえます。 2. 出産に関する手当・助成 出生届 日本で子どもが生まれたら、生まれた日から14日以内に父または母が市区町村の役所に出生の届け出をしなければなりません。 ※父も母も外国籍の場合は、その子どもが日本で生まれても日本国籍を取得できません。子どもが生まれたことを日本のベトナム大使館か総領事館に届け、子どものパスポートも発給してもらってください。また、入管に届けて、子どもの在留資格も取得してください。 出産育児一時金 出産したら、健康保険や国民健康保険から「出産育児一時金」をもらえます。これは出産費用を補助するのが目的です。 出産育児一時金の支給額 新生児1人につき500,000円(例外で488,000円の場合もあり)。双子などの場合は人数分。 受給方法① 医療機関と健康保険組合などとの間で一時金の受け渡しが行われ、お母さんは出産費用と出産育児一時金の差額だけを医療機関に支払います。 受給方法② 医療機関に出産費用を全額支払った後、健康保険組合に申請して一時金を直接受け取ります。国民健康保険の場合は、市区町村の役所に申請します。 流産や死産の場合 妊娠12週(85日)以上の場合は、死産や流産の場合でも出産育児一時金を受け取れます。 出産手当金 妊娠・出産で働けなくなり、収入が減ることへの支援措置として、健康保険組合から「出産手当金」が支給されます。勤務先に申請します。 支給対象 健康保険の加入者(被保険者)本人で、出産のために仕事を休む場合 支給額 12カ月間の標準報酬月額の平均額 ÷ 30 × 2/3 × 休んだ日数 支給期間 「出産の42日前(双子などの場合は98日前)」から「出産翌日から56日目」までの間で欠勤した期間 育児休業給付金 1歳未満の子どもを育てるために育児休業を取得する場合、国から「育児休業給付金」が支給されます。勤務先の会社などがハローワークに申請します。 育児休業について お母さんの産休(産前産後休業)は産前6週間・産後8週間以内です。法律によって、産後6週間は、働きたくても働けません。一方、「育児休業(育休)」は子どもの1歳の誕生日の前日まで取れます。 ※保育所に入所できないなどの場合は、最長で2歳の誕生日の前日まで休めます。 ※育児休業は父親も取得できます。 育児休業給付金の支給対象 雇用保険の加入者で育児休業をしている人(通常、会社などが従業員を雇用保険に加入させています)。 支給額 育児休業開始から180日目までは月給の67%、181日目以降は50% 支給期間(母親) 産休の終了翌日から子どもの1歳の誕生日の前日までの育児休業期間中 支給期間(父親) 子どもの生まれた日から1歳の誕生日の前日までの育児休業期間中 パパ・ママ育休プラス制度 父親も母親も育児休業を取得する場合は、子どもが1歳2カ月になるまで育児休業期間を延長できます。この制度を「パパ・ママ育休プラス」と言います。 出生時育児休業給付金 子どもが生まれてから8週間以内に合計4週間以内の休業(産後パパ育休)を取得する人は、ハローワークに申請すると、出生時育児休業給付金を受け取れる場合があります。雇用保険の加入者が対象です。支給額についてはハローワークなどに聞いてください。 ※産後パパ育休は2回に分けて取ることもできます。 国民年金保険の保険料免除 出産前後の4カ月間(双子以上の場合は6カ月間)の国民年金保険料が免除されます。市区町村の役所の国民年金担当窓口などに問い合わせてください。 3.産前・産後のサポート 産前・産後サポート事業 各市区町村がさまざまな「産前・産後サポート事業」を行っています。内容は次の2本柱です。 ・相談事業:研修を受けた子育て経験者やシニア世代の人、保健師、助産師、保育士などが妊娠・出産・子育てに関する悩みの相談に乗ります。 ・交流支援:子育て中の親同士の仲間づくりを推進します。地域の交流支援事業を通じて「ママ友」「パパ友」を作る人もいます。 地域の施設(保健センターなど)に事業拠点が設けられている場合があります。市区町村に妊娠を届け出て母子健康手帳をもらうと、こうしたサービスについて具体的に説明を受けたり、案内を送ってもらったりすることができます。 〈各市の事業の具体例〉 ・母子手帳を交付する際に妊婦と面談し、妊娠・出産・子育てに関する助言を行い、妊産婦が利用できる公共サービスを紹介。 ・妊娠・出産・子育てに関する相談(電話・来所・家庭訪問・メールなど) ・必要に応じて医療機関や子育て関係機関と連携 ・産後、保健師や助産師がお母さんと赤ちゃんをケアしたり、育児の相談・指導を行ったりする。 ・保護者同士が交流できる「交流サロン」の運営 4. 乳幼児医療費助成制度 乳幼児の医療証 小学校に入るまでの乳幼児が医療機関で受診した場合、医療費の一部が助成されます。 助成額 医療機関で「乳幼児医療受給者証」と「健康保険証」を提出すると、医療保険の負担額と行政の助成額を差し引いた自己負担分だけが請求されます。 対象外 予防接種や健康診断などには助成が適用されません。健康保険が適用できない医療の費用に対しては助成がありません。ただし、健康保険などを使わなくても無料で受けられる予防接種がたくさんあります。 受給者証の交付 市区町村の役所の担当窓口で申請してください。 5. 育児に関する手当 児童手当 国の子育て支援施策として、0歳から中学校卒業までの子どもを育てている人に「児童手当」が毎月、支給されます。 支給額 ・3歳未満:月15,000円 ・3歳~小学6年生:月10,000円(第3子以降:月15,000円) ・中学生:月10,000円 ※4カ月分ずつ年に3回支給されます。 申請方法 市区町村の役所に子どもの出生届を出す際に、児童手当の請求書も提出します。役所の窓口で「児童手当の申請をしたい」と告げてください。 所得制限 保護者の所得が一定額を超える場合は、児童手当を受給できません。 児童扶養手当 ひとり親家庭の父または母などに国から「児童扶養手当」が支給されます。ただし、所得が一定額を超える場合は、児童扶養手当を受給できません。 6.予期せぬ妊娠で困ったら 技能実習生や留学生などが予定していない妊娠に直面したり、父親の協力が得られなかったりして、仕事や留学、日本滞在を続けられるかどうか悩むケースが増えています。 そのようなときは1人で悩まず、外国人向け相談窓口や支援団体に相談してサポートを受けてください。 妊娠して出産や育児、在留資格のことで困った留学生や技能実習生が支援団体などのサポートを受けたケースを下記に紹介しましたので、参考にしてください。また、どのようなところに相談に行けばよいかについてまとめた記事も紹介します。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 〈事例〉出産した留学生と子どもの在留資格取得や生活を支援団体がサポート|KOKORO [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 外国人が妊娠しても退職・帰国する必要はありません!|KOKORO [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 全国のベトナム人の相談機関「日越ともいき支援会」|KOKORO [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 総まとめ・ベトナム人向け相談窓口|KOKORO 7.まとめ 日本で妊娠・出産・育児をするベトナム人の皆さんが出産・育児に関する公的なサポートをきちんと受けられるように、さまざまな助成・手当・支援制度について紹介しました。 ・妊婦へのサポート:母子手帳、妊婦健康診査への助成 ・出産に関する手当・助成:出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付金など ・産前・産後のサポート:相談事業、交流支援 ・乳幼児医療費助成制度 ・育児に関する手当:児童手当、児童扶養手当 こうした内容のほか、困ったときの相談窓口や解決事例についても紹介しました。元気な赤ちゃんを産んで安心して育てられるように、この記事の情報を役立ててください。
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ベトナム語サポートのある医療機関(関西)
ファム・グエン・クィーさんは東京医科歯科大学で医療を学んだ数少ない日本在住ベトナム人医師の1人で、現在は京都市内の総合病院で勤務しておられます。クィーさんは長い医療経験の中で、外国人が受診時に苦労している様子をたくさん見てきました。今回はそのような状況を少しでも改善したいと、ご自身にブログを書いて頂きました。 医療機関の探し方 日本で働くか勉強しているベトナム人は急増しており、法務省の発表によると、2019年12月の在留ベトナム人は41万1968人で、1年前と比べて+24.5%(8万1133人)増えました。しかし、そのほとんどのベトナム人が日本語を上手く使えず、病院に行く際に多くの困難が生じています。 多くの外国人には、たとえ健康保険に加入している場合でも、『言葉の壁』によって病院に行けない…という外国人共通の問題があります。私は、症状があるのにどこの病院やどの診療科へ行けばいいのかわからないというケースに何度も立ち会いました。また近所のクリニックに行ったものの、医師とコミュニケーションがとれず、5カ所以上の医療機関を転々とするはめになった人たちも、私は何人も知っています。 仕事に就くために履歴書とともに『健康診断書』を作成する必要がある場合が多いのですが、その書き方を詳しく教えてくれる人もいません…。自分で数万円払ってガンのCT検査やその他たくさんの診断を受けたのに、会社の求める健康診断書を作成できなかったという例もあります。また、ぜん息や腸閉塞の症状が出ているのに初期段階で適切な受診をできなかったために残念な結果になってしまったケースもありました。 私からのアドバイスとしては、決して一人で判断せず、症状や状況を友人や監理団体(受入組合)のスタッフに相談することが大切です。技能実習の場合、監理団体は受診のフォローや受診の際の通訳の手配をしなければなりません。留学生の場合、日本語の話せる友人がいなければ、自分の学校の先生やメンター、学生支援センターなどを頼りましょう。Facebookなどで地域のベトナム人グループに相談するのもよいでしょう。 処方箋について また、医療機関で薬の処方箋(しょほうせん)をもらいますが、“処方箋をどこに持って行けば薬を買えるのか”や“薬をどうやって飲むのか”がわからなければ症状は改善しません。この問題は“改善する必要のある隠れた問題”です。院内で薬を直接提供してくれる医療機関もありますが、院外の薬局で薬を受け取る(購入する)場合もあり、そのときは、薬局でコミュニケーションを強いられることになります。 しかし、多くのベトナム人は日本の医師が出す処方箋の有効期間は数日間しかない(それを過ぎると薬を購入できない)ことさえ知らず、薬を受け取り行ったときに初めて期限切れだと気付きます。ですから、クリニックや病院の受付スタッフや看護師に病院の近くにある薬局はどこか聞きましょう(親切な人ならそこまで付き添ってくれます!)。そして、なるべくその日のうちに薬を取りにいきましょう。 ベトナム語サポートのある医療機関(関西) 日本の行政は外国人が医療を受診する際の言語支援についてさまざまな施策を行っています。大学の附属病院や専門病院など大きな病院の多くで携帯電話を使った翻訳・通訳サービスが導入され、院内に通訳がいる場合もあります。ただし、日本語-ベトナム語の医療通訳は、日本の医療用語に詳しい人材が非常に少ないのが現状です。関西にお住まいのベトナム人向けに、ベトナム語の通訳・翻訳支援を行っている病院をご紹介します。 【大阪府】 1りんくう総合医療センター 【住所】大阪府泉佐野市りんくう往来北2-23 【電話番号】072-469-3111 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】平日午前8時~午前11時 (産婦人科は午前11時30分まで) 2大阪大学付属病院病 【住所】大阪府吹田市山田丘2番15号 【電話番号】06-6879-5111 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】平日午前8時30分~午前11時 3北野病院 【住所】大阪市北区扇町 2-4-20 【電話番号】06-6361-0588 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】午前8時45分~午前11時30分 【休診日】第2・第4土曜、日曜、祝日、年末年始 4大阪市立総合医療センター 【住所】大阪市都島区都島本通2-13-22 【電話番号】06-6929-3643/ 06-6929-1221 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】平日午前8時45分~午前11時 【兵庫県】 1神戸大学医学部附属病院 【住所】神戸市中央区楠町7丁目5-2 【電話番号】078-382-5111 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】平日午前8時30分~午前11時 2神戸市立医療センター中央市民病院 【住所】神戸市中央区港島南町2丁目1-1 【電話番号】078-302-4321 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療科・部門】平日午前8時30分~午前11時まで 3神戸大山病院 【住所】兵庫県神戸市兵庫区水木通10丁目1-12 【電話番号】078-578-0321 【診療科・部門】内科,外科,整形外科など 【診療時間】平日午前の部は9時~12時、午後の部は5時~7時。土曜日は午前9時~12時まで 【京都府】 1京都民医連中央病院 【住所】京都市右京区太秦土本町2番1 【電話番号】075-861-2220 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】平日午前8時30分~11時30分 (一部の科は午後4時30分~午後7時まで対応) 2京都大学附属病院 【住所】京都市左京区聖護院川原町54 【電話番号】075-751-3111 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】平日午前8時15分~午前11時 3京都市立病院 【住所】京都市中京区壬生東高田町1の2 【電話番号】075-311-5311 【診療科・部門】総合的に対応可能 【診療時間】平日午前8時30分~11時
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ベトナム語サポートのある医療機関(九州南部)
九州にもたくさんのベトナム人が住んでいますが、その中には、保険証を持っていても、医療機関に行くことをためらう人がたくさんいます。自分の症状をうまく伝えられないのと、医師の説明を十分に理解できないからです。前回の「九州北部」に引き続き、今回は九州南部でベトナム語サポートのある医療機関を紹介します。 九州のベトナム人(2019年12月) 福岡 17.693 福岡 3.050 佐賀 2.277 長崎 2.664 熊本 6.178 宮崎 2.439 鹿児島 4.906 合計 39.207 九州のベトナム人(2019年12月) 福岡 17.693 大分 3.050 佐賀 2.277 長崎 2.664 熊本 6.178 宮崎 2.439 鹿児島 4.906 合計 39.207 熊本県 1玉名中央病院 【住所】熊本県玉名市中1950 【電話】0968-73-5000 【診療時間】 月-金: 8:30-11:00(救急外来は24時間) 土、日、祝日: 24時間救急外来 【診療内容】内科、外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、整形外科、その他 ※ 24時間365日(電話医療通訳サービス) 2国保水俣市立総合医療センター 【住所】熊本県水俣市天神町1-2-1 【電話】0966-63-2101 【診療時間】 月-金:8:00-11:00 土、日、祝日:休診(救急患者はこの限りではない。) 【診療内容】救急科、内科、外科、小児科、皮膚科、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、眼科、産科、婦人科、歯科、その他 ※ 翻訳機対応 3地域医療推進機構(JCHO)人吉医療センター 【住所】熊本県人吉市老神町35 【電話】0966-22-2191 【診療時間】 月ー金:8:30-11:00(完全予約制) 土、日、祝日:休診 【診療内容】内科(糖尿病・代謝・内分泌内科、呼吸器内科、血液内科、循環器内科、消化器内科)、外科、小児科、皮膚科、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、産科、婦人科、歯科 ※ 熊本県24時間多言語コールセンター 4熊本労災病院 【住所】熊本県八代市竹原町1670 【電話】0965-33-4151 【診療時間】 月ー金:8:15-11:00土、日、祝日:休診 (予約患者、急患はこの限りではない。) 【診療内容】内科、外科、精神科、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、産科、婦人科 ※ グーグル翻訳アプリによる翻訳機)/常時対応可能 5むかえ歯科医院 【住所】熊本県球磨郡湯前町1237-4 【電話】0966-43-3131 【診療時間】月-金:9:00-18:00、土:9:00-13:00 【診療内容】歯科 ※ Pocketalk 使用 宮崎県 1宮崎県立宮崎病院 【住所】宮崎県宮崎市北高松町5-30 【電話】0985-24-4181 【診療時間】 月-金: 8:20-11:00(救急外来24時間対応 土日・祝日: 救急外来24時間対応 【診療内容】内科、循環器科、神経内科、小児科、外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、臨床検査科、病 理診断科、栄養管理科、臨床工学科、新生児科、救命救急科、その他 ※ 多言語コールセンター利用 2宮崎県立延岡病院 【住所】宮崎県延岡市新小路2-1-10 【電話】0982-32-6181 【診療時間】 月-金: 9:00-11:00(救急外来24時間対応) 土日・祝日: 救急外来24時間対応 【診療内容】救急科、内科、呼吸器外科、外科、心臓血管外科、循環器内科、整形外科、歯科口腔外科、産婦人科、周産期科、耳鼻咽喉科、小児科、脳神経外科、泌尿器科 3宮崎県立日南病院 【住所】宮崎県日南市木山1-9-5 【電話】0987-23-3111 【診療時間】 月-金: 8:30-11:00(救急外来24時間対応) 土日・祝日: 救急外来24時間対応 【診療内容】救急科、内科、呼吸器外科、外科、心臓血管外科、循環器内科、整形外科、歯科口腔外科、産婦人科、周産期科、耳鼻咽喉科、小児科、脳神経外科、泌尿器科 4田中歯科医院 【住所】宮崎県都城市早鈴町8-3 【電話】0983-25-6677 【診療時間】水土曜日: 8:30-12:00 (ベトナム語医療通訳者) 【診療内容】歯科 5都城市郡医師会病院 【住所】宮崎県都城市太郎坊町1364-1 【電話】0986-36-8300 【診療時間】月~金: 8:30~16:00、土: 8:30~11:00 【診療内容】救急科、内科、外科、小児科、脳神経外科、整形外科、その他 ※ 宮崎県多言語コールセンターや翻訳機器を利用 鹿児島 1鹿児島県立大島病院 【住所】鹿児島県奄美市名瀬真名津町18-1 【電話】0997-52-3611 【診療時間】月-金: 8:00-10:00,土日・祝日: 救急24時間対応 【診療内容】救急科、内科、外科、小児科、皮膚科、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、産科、婦人科、その他 2鹿児島大学病院 【住所】鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1 【電話】099-275-5111 【診療時間】 月~金: 8:30-17:00 (紹介状の要不要,予約の要不要については,ホームページで確認してください。) 【診療内容】 救急科,内科,外科,小児科,精神科,皮膚科,脳神経外科,泌尿器科, 整形外科,眼科,耳鼻咽喉科,産科,婦人科,歯科 3県民健康プラザ鹿屋医療センター 【住所】鹿児島県鹿屋市札元1-8-8 【電話】0994-42-5101 【診療時間】平日: 8:30-10:30(休診日:土日・祝日・年末年始(12/29-1/3)) 【診療内容】 内科、外科、小児科、脳神経外科、産科、婦人科、その他 4尾形歯科医院 【住所】鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地1462-1 【電話】0996-53-0418 【診療時間】 月-金: 9:00-12:00,14:30-18:00 土: 9:00-12:00 【診療内容】 歯科 ※ 翻訳機の使用による対応
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