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日本の災害危険情報と避難指示

近年は気候変動の影響により、大雨による洪水や土砂災害が増えています。そのため、日本では気象情報や避難情報が頻繁(ひんぱん)に発表されます。これらの情報の意味を正しく理解し、早めに適切に行動することが自分や家族の命を守ることにつながります。この記事では、災害危険情報や避難指示について紹介します。※トップの写真はNHKニュース(2026年6月3日)より 〈この記事の内容〉 1.現在の災害情報の概要 2.従来の災害情報との違い ...

2026年07月10日
  • 外国人のための防災の基礎知識と情報収集方法

    2026年06月04日
    日本は災害が多い国です。地震、台風、大雨などが毎年のように発生しています。災害が起きたときに、その災害に関する知識が少ない場合や備えをしていない場合、避難が遅れたり当面の生活に困ったりします。外国人にとっては、言葉や文化の違いによって必要な情報を正しく理解できず、避難のタイミングが遅れることもあります。この記事では、外国人が災害時にできるだけ安全に行動できるように、防災の基本をまとめました。 〈この記事の内容〉 1.日本で起こりやすい災害 2.大雨や台風のときはどう行動するか 3.地震のときはどう行動するか 4.津波の被害を避けるには 5.火山が噴火したときはどう行動するか 6.災害時の避難 7.災害への備え(備蓄など) 8.災害時の情報収集 9.まとめ 1.日本で起こりやすい災害 日本で起こりやすい災害には次のようなものがあります。地域ごとにハザードマップがあり、災害被害の予測について事前に知ることができます。 台風・大雨 事前に予報が出ますが、雨が長く続くと、川のはんらんや洪水、土砂崩れが起こります。 地震 日本ではどの地域でも地震が起きます。揺れが大きい場合、建物が倒れる、家具が倒れる、窓ガラスが割れる、停電、断水などが同時に起こることがあります。 津波 地震の後に発生し、大きな波が非常に速いスピードで陸地に押し寄せます。第二波や第三波などもありますので、長時間の警戒が必要です。 噴火 火山の近くでは火山灰や噴石の影響があります。大きな火山が噴火すると、遠方にも被害が及びます。 2.大雨や台風のときはどう行動するか 日本では近年、地球温暖化の影響で、各地でしばしば集中豪雨(ゲリラ豪雨)が降ります。また、台風も大型化し、たくさんの雨を伴います。 大雨によって洪水が発生すると、建物が水につかることがあります。また、大雨によって山や斜面が崩れたり、土砂が流れて建物が壊れたり道路がふさがれたりすることがあります。 このような洪水や土砂災害から命を守るために、次のような行動をとってください。 大雨や台風への備え ・普段からハザードマップ(災害の発生するおそれがある場所が書いてある地図)で洪水や土砂災害の危険がある場所を確認しておきましょう。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] ハザードマップポータルサイト(国土交通省) 大雨や台風のときの行動 ①海や川を見に行かない ・海や川の様子を見に行って、風雨の影響で水中に転落するケースが非常に多く発生しています。絶対に水辺に近づかないでください。 ②早めに避難 ・気象庁の災害情報などをもとに早めに避難しましょう。避難タイミングをのがすと、風雨がひどくなったり道路が通行止めになったりして移動できなくなることがあります。 ・市区町村から「避難指示」が出たときは、近くの避難所に必ず避難してください。 3.地震のときはどう行動するか 日本の周辺には、複数のプレートが存在しており、世界有数の地震多発地帯となっています。地震から命を守るために、次のような行動をしてください。 地震への備え 地震が起きた場合に避難する場所を家族と話し合っておきましょう。 地域の防災訓練に参加し、災害時の避難方法や避難経路を学んでおいてください。 家具が倒れないように固定しておきます。また、倒れても大丈夫なように、家具の配置にも気をつけます。 地震が起きたときの行動 地震が発生したら、次の点に注意してください。 ① 落下物や転倒物から身を守る ・建物の中にいる場合→落下物から身を守るため、机やテーブルの下に入り、揺れが収まるまで待ちましょう。 ・外出している場合→建物の近くにいると、看板や建物の壁、割れたガラスなどが落ちてくる可能性があるので、カバンなどで頭を守りながら安全な場所に避難してください。 ・車に乗っている場合→車を道路の左はしに停めてエンジンを止め、歩いて安全な場所へ避難してください。 ② 火の始末(火災を防ぐ) ・揺れが収まったら、台所やストーブなどの火を消してください。 ・もし出火した場合は、消火器などでできるだけ消火しましょう。 ・地震の後は、ガス漏れが起きている可能性があるので、火はつけないでください。 ③エレベーターを使わない ・故障して中に閉じ込められる危険性があります。 ④安全な場所に避難 ・揺れが強いと、建物の倒壊や火災の危険があり、山や丘では土砂くずれの危険性もあります。揺れが収まったら、近くの避難場所などへ移動してください。 4.津波の被害を避けるには 海底の下で大きな地震が発生すると、海底が盛り上がったり沈んだりします。これに伴って津波が発生します。 津波への備え 普段からハザードマップなどで危険地域や避難場所への経路などを確認しておきましょう。 地域の防災訓練に参加し、災害時の避難方法を学んでおいてください。 津波が起きそうなときの行動 津波が海岸に近づいてくるのを見てから避難を始めても間に合いません。以下のことに気をつけて早急に避難してください。 ①揺れを感じたら避難 ・海や大きな川の近くで強い揺れを感じたときや、弱い揺れでも長い時間ゆっくりした地震を感じたときは、すぐに海や川から離れ、高台や避難ビルなど高い場所に避難してください。 ②警報を聞いたら避難 ・地震を感じなくても、気象庁から津波警報が発表されたときは、すぐに高い場所に避難しましょう。 ③長時間、警戒する ・最初の津波より第二波や第三波の方が大きい場合もあります。地震の揺れが収まってから長時間の警戒が必要です。 5.火山が噴火したときはどう行動するか 日本には多くの火山があります。噴火から命を守るために、以下の行動をしましょう。 噴火への備え 普段からハザードマップで自分の住む地域にどのような災害の危険性があるのか確認しておいてください。 登山をするとき→気象庁のサイトやハザードマップで火山に関する情報を確認▽登山届を提出▽通信機器やヘルメットを準備。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] Compass(登山届けを出すためのサイト) 噴火が起きたときはこうする ①マスクや布で口をおおう ・火山灰を吸い込んではいけません。火山灰には、細かいガラス片や鉱物の破片が含まれており、肺などに悪影響を与えます。 ②避難 ・建物の中に避難し、火山灰や噴石から身を守ります。 ・市区町村から「避難指示」が出たときは、すぐに安全な場所に避難してください。 ③登山中に噴火が発生したとき ・すぐに火口から離れ、山小屋やシェルターなどに避難してください。 ・頭を守るためにヘルメットをかぶってください。 6.災害時の避難 避難所の様子(さまざまなタイプの避難所があります) 避難場所 ・災害が発生しそうな場合や発生した場合、早めに安全な場所に避難してください。 ・住んでいる地域の避難場所を普段から確認しておいてください。 ※各市区町村のホームページなどで確認できます。 ・避難場所へ行くことが難しいときは、近くの安全な場所(しっかりした建物など)に逃げましょう。 避難指示 ・災害による被害が発生する可能性が高まった場合、自治体が「避難指示」を発令します。テレビやラジオ、スマートフォンへの緊急速報メールなどで避難指示を知ることになります。「避難指示」が出る場合は命の危険もありますので、近くの避難所などにすぐに避難してください。 避難方法 ・避難をするときには、必ず火を消してから外出してください。また、持ち物をできるだけ少なくして背中に背負うなどし、両手が自由に使えるようにしてください。 7.災害への備え(備蓄など) 災害に備えた備蓄 災害時に当面の生活を続けるために、水・食料や緊急用トイレなどの備蓄が必要です。 基本的な備蓄 飲料水:最低でも1人1日3ℓ×3日分以上備蓄してください。大きな地震などが起きると、水道管が破損して長期間、断水することも多いので、できれば1~2週間分準備しておく方が望ましいです。 生活用水:断水に備えて生活用水の備蓄も必要です。 食料(保存食):缶詰やレトルト食品。大災害が起きたら、店の商品はあっという間になくなり、長期間買えなくなります。道路が寸断されると、品物が長期間入ってきません。数日分の備蓄を推奨する記事も多いですが、できれば2週間分以上の備えがある方が良いでしょう。 災害用トイレ:通常のトイレで水が流れなくなりますので、使い捨てトイレ(または大きなゴミ袋)を多めに用意しておきましょう。 非常用持ち出し袋(防災リュック):懐中電灯やラジオ、電池など災害時に必要なものを詰め込んだ袋です。モバイルバッテリーや現金(災害時は電子決済ができないことがあります)、常備薬なども入れておきましょう。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 防災リュックを準備しましょう(JP MIRAI) 外国人にとっては身分証関係も重要 ・在留カード、パスポート、在留資格関連書類:本人確認やさまざまな手続きに必要です。 ※コピーだけでも非常持ち出し袋などに入れておきましょう。 避難場所を事前に知っておく ・大きな災害のときには公共施設などが「避難所」として使われます。避難所になる場所はあらかじめ決まっていますので、市区町村のホームページなどで普段から確認しておいてください。 ・災害が起きたら、自治体の情報などを確認して早めに避難してください。 ・避難所では地域住民との共同生活が原則です。日ごろから「おはようございます」「こんにちは」とあいさつをするなどして、地域住民と良い関係をつくっておきましょう。 連絡方法や集合場所 連絡方法や集合場所を事前に決めておく ・災害が起きた場合に家族や友人と連絡を取り合う方法や集合場所を決めておきましょう。通信障害や停電もありますので、スマートフォンがいつでも使えるとは限りません。 紙に書いた連絡先 ・家族・友人・勤務先・学校の連絡先を書いた紙を持っておくと、災害時にスマートフォンの電波が届きにくい場合や電源が切れた場合に役立ちます。 8.災害時の情報収集 災害が起こりそうなときや災害が起こった場合はどのように情報を収集したらよいでしょうか。 災害時の情報収集ツール 災害時の情報収集ツールには、テレビ・ラジオのニュースや行政の公式サイト、スマートフォンで受け取る緊急速報メールやエリアメール(大きな音とともに通知が届く)などがあります。 災害時に役立つサイトやアプリを紹介します。 外国人向けの災害情報サイト [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 国土交通省の防災ポータル(多言語)※さまざまな災害情報にアクセスできるポータルサイト。各自治体の情報(避難情報など)にもここからアクセスできます。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 気象庁の災害情報(多言語)※さまざまな災害情報を多言語で発信 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] ハザードマップポータルサイト 外国人向けの防災アプリ(スマートフォン用) ・Safety Tips:地震・津波・台風などの災害情報や避難情報を多言語で通知します。 ・NHK WORLD-JAPAN:通常ニュースや災害情報を多言語で配信します。 ※アプリは事前にダウンロードしておくことが重要です。 外国人向けの相談窓口 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 外国人在留支援センター(FRESC)※在留資格や生活について相談できる窓口。災害時にも今後の仕事や生活について相談できます。 フェイクニュースに注意 ・災害時にはフェイクニュースが多発します。特にSNSでたくさんのデマが飛び交うこともあります。不確かな情報を信じないでください。 ・公式情報を優先する:自治体や公的機関、報道機関からの情報を確認してください。 9.まとめ 日本は地震や台風、大雨などの自然災害が多い国なので、災害への備えや知識が重要です。 大雨や台風のときは水辺に近づかず、早めに避難します。 地震のときは落下物から身を守ることと火の始末に特に注意してください。 津波のときは一刻も早く高い場所へ逃げることが重要です。 噴火の際には火山灰から身を守るための対策が必要です。 さらに、災害への備えとして、水や食料などの備蓄、在留カードなど重要書類の管理、避難場所の事前確認などが大事です。 災害時には正確な情報を得ることが重要です。SNSの不確かな情報に惑わされず、自治体や公的機関、報道機関の情報を優先してください。多言語対応の情報サイトやアプリも活用しましょう。 日ごろから準備しておくと、実際の災害時に被害を大きく減らし、避難生活にもしっかり対応することができます。できることから防災対策を始めていきましょう。
  • 日本に長く住むあるベトナム人の大みそかとお正月

    2025年09月08日
    私は日本人男性と結婚し、日本に住んで長い年月がたちました。子育てをしていたころは「お正月は日本とベトナムのどちらの国にとっても大事なイベント」と娘に伝えたかったので、毎年年末には日本の伝統的なお正月の準備をして新年を祝ってきました。その習慣は、娘が大きくなった今も続けています。わが家の年末年始の様子を紹介します。〈執筆:日本に長く住むベトナム人女性〉 ※上の写真は日本の「おせち料理」 〈このページの内容〉 ・年末の過ごし方:お正月の準備 ・わが家のお正月 ・お正月のさまざまな過ごし方 年末の過ごし方:お正月の準備 かがみもち 大そうじと正月の飾り わが家では毎年、年末に家族で大そうじをします。みんなで手分けして部屋や押し入れの中を整理し、不要になったものは捨てます。そして、部屋の窓やバルコニーの大きなガラス窓をていねいにふき、日ごろはあまりそうじをしないキッチンの換気扇もきれいにします。家中がきれいになったら、リビングに「かがみもち」を置きます。かがみもちは日本のお正月の風物詩の一つです。 おせち料理作り 年末になると、日本のデパートやスーパーマーケットで、四角い箱(重箱)に詰められた「おせち料理」のサンプルや写真をよく目にしますね。日本では、日持ちする料理を詰め合わせて1月1日~3日(三賀日)に食べる文化があります。これを「おせち料理」と言います。この記事の冒頭の写真がおせち料理です。私は、おせち料理の中で自分で作れるものは自分で作っています。12月30日や31日はその料理作りでも忙しくしています。 ちなみに、日本に住むベトナムの若者たちの中には、日本の正月に、ベトナムの旧正月(テト)のときと同じようにバインチュンや伝統料理を準備して集まり、宴会を楽しむ人も多いようです。 年こしそば 年越しそば 日本では12月31日のことを「大みそか」と呼びます。大みそかの夜、日本ではそばを食べる習慣があります。このそばを「年こしそば」と言います。わが家でも、大みそかの夜は、家族で年こしそばを食べ、NHKの「紅白歌合戦」を観ながら過ごすのが定番。日本では、大みそかの夜をこのようにして過ごす家庭が多いです。 除夜の鐘(じょやのかね) 大みそかの深夜、お寺に行って108回の除夜の鐘を鳴らす行事に参加してから新年を迎え、そのまま初詣をする人もいます。 わが家のお正月 初もうでの風景 元旦の朝 元日の朝は、家族でおせち料理を囲み、おもちを入れた「雑煮」(ぞうに)を食べます。お雑煮は正月用の特別なみそ汁です。その後、子どもたち(自分の子どもや孫、親せき)に「お年玉」を渡します。お年玉は新年の特別なお小づかいです。 初もうで わが家では、元日の午後は、夫の両親の家を訪問して新年のあいさつをします。その後、神社へ行って「初もうで」。お参りの後は、縁起物の「破魔矢(はまや)」を買い、「おみくじ」を引きます。そして、神社の境内にある露店でたこ焼きなどを買って食べるのも楽しみです。 ちなみに、神社の宗教は神道(しんとう)、寺の宗教は仏教(ぶっきょう)ですが、ほとんどの日本人が宗教の違いを気にせず、神社や寺の景観や立地、にぎやかさなどの基準で行き先を決めます。また、同じ人が日ごろから神社にも寺にも行きます。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 初詣で人気の高い全国の社寺 三賀日(さんがにち)の過ごし方 わが家では、1月2日以降は、それぞれの予定にしたがって過ごします。私は関東地方の大学同士が長距離のリレー競走をする「箱根駅伝」が好きで、1月2日も3日もテレビにかじりついています。三賀日(1月1日~3日)はこのように、お祝いの料理を食べたり、親せきを訪問したり、初もうでに行ったり、自由時間をゆったり過ごしたりする期間です。 お正月のさまざまな過ごし方 わが家の年末年始を紹介しましたが、お正月の過ごし方は人や家庭によってさまざまです。 家族の再会 お正月は、家族・親族が再会する時期です。故郷を離れて暮らしている人は年末年始に実家に帰省することも多く、親や親せきといっしょに過ごします。 旅行・レジャー 年末年始には、海外や国内に旅行に行く人もたくさんいます。このため、年末年始の公共交通はとても混雑し、ホテルの宿泊費も高くなります。これは日本のゴールデンウィーク(4月末~5月上旬)や盆休み(8月)と同じです。また、たとえば東京に住んでいる人が遠くに行かない代わりに都内の高級ホテルでぜいたくな年末年始を過ごすというケースもあります。 日本に住んでいる私のベトナムの友人にも、日本の正月休みを利用してベトナムに帰省する人が多いです。ベトナムの旧正月(テト)の時期に日本で長期休暇を取るのは難しいケースが多いためです。 もち 日本のお正月の食べ物で欠かせないのは「もち」です。ベトナム人はもちにハムなどをはさんで食べますが、日本人は焼いたもちを雑煮(ぞうに)の中に入れたり、もちにのりを巻いてしょうゆをつけたり、大根おろしとしょうゆをつけたりして食べます。私はチーズをはさんでしょうゆをつけて食べるのが好きです。 年賀状 日本では、新年のあいさつをはがきに書いて郵便で送る「年賀状」という文化が長く続いています。日本郵便は毎年11月1日に年賀はがきを発売します。絵や図柄が裏に印刷されている年賀はがきもあれば無地の年賀はがきもあります。無地の年賀はがきに家族の写真やあいさつ文をパソコンなどで印刷して送る人も多くいます。 年賀はがきの発行枚数は2003年にピークの約44.6億枚を記録しましたが、近年はメールやSNSで年始のあいさつをすませる人が急増し、年賀状文化は急速に衰退しています。年賀はがきの発行枚数は年々減り、2025年用(2024年12月発売)は約10.7億枚でした。
  • 東京で生活・通学・仕事をする外国人の強い味方「東京都多言語相談ナビ」/無料

    2025年02月26日
    東京都で生活や仕事、勉強をしているベトナム人の皆さん、仕事や生活で困ったことがあったとき、「信頼できる相手に相談したい」と思ったことはありませんか? そのようなとき、あなたはベトナム人が運営するSNSで情報を探すことが多いことでしょう。しかし、SNSの情報の中には重大な間違いが含まれることもよくあります。「確かな相手に相談したい」「法律的な知識についても専門家に相談したい」。そんなときは、「東京都多言語相談ナビ」を使ってみてはいかがでしょうか? この記事では、公的機関が提供する電話相談サービス(無料)や地域の日本語教室(低額)を探すためのサイトについて紹介します。 〈このページの内容〉 1. ベトナム語で生活相談 2. 無料の法律相談 3. 無料の在留相談(ビザ・入管関係) 4. 日本語教室を探すサイト 5. まとめ 1. ベトナム語で生活相談 「東京都つながり創生財団」(つながり財団)はフリーダイヤルで外国人からのさまざまな相談に応じています。不要品を回収してもらう方法(粗大ゴミの出し方)や役所でのさまざまな手続き、年金のこと、保育園や学校のこと、医療のこと、交通事故のことなど、あなたの悩みや質問に、つながり財団のベトナム人スタッフが答えます(ベトナム人以外のスタッフがベトナム語通訳と一緒に答える場合もあります)。 相談は無料です。 このサービスの名前は「東京都多言語相談ナビ」です。ベトナム語も含めてさまざまな言葉で相談することができるので「多言語」という名前がついています。もちろん、日本語が得意な場合は、日本語でも相談できます。 東京都多言語相談ナビ 【相談できる人】 ・東京都内に住んでいる人 ・東京都内で働いている人(住所は東京以外でもOK) ・東京都内の学校に通っている人(住所は東京以外でもOK) 【相談できる日】 ・月~金(10:00~16:00) ※日本の祝日をのぞきます。 【電話番号】 0120-142-142 ※電話料金はかかりません。 ※電話にはベトナム人以外の人が出る場合もありますが、あなたが「ベトナム語でお願いします」と言えば、ベトナム人スタッフに代わるかベトナム語通訳を加えます。 【相談料】 ・無料 ※1回の相談時間は60分までです。 どんな相談が多いの? 「東京都多言語相談ナビ」に外国人から寄せられる相談はさまざまで、相談の種類としては次のようなものが多いです。 ・在留資格(広い意味の「ビザ」) ・住宅 ・医療 ・労働関係 ・結婚・離婚 ・出産・育児 ・保育園や幼稚園 ・学校 ・生活一般 ・交通事故 ◆具体的な相談例 生活一般 ・粗大ゴミ(大型ゴミ)の捨て方がわからない(ベッドを捨てたい、スーツケースを捨てたい、など)。・役所から手紙が届いたが、手続きの仕方がわからない。・保育園の探し方や申し込み方を教えてほしい。 医療 ・虫歯の治療をしたい(どこの歯科に行けばよいか、保険は使えるのか、など)。・予防接種を受けたい。 住宅(賃貸住宅) ・電気やガスを止められた。・アパートの契約期間がもうすぐ満了する。更新するにはどうしたらよいか。・アパートの退去の手続きについて教えてほしい。 その他 ・国民年金の納付書が届いたが、どうしたらよいかわからない。 変わった相談もありますか? 「東京都多言語ナビ」にはさまざまな相談があり、めずらしい相談もあります。相談ナビが分からない質問については、ほかに相談できるところを案内します。 ◆相談例 相談例① ・5、6人の警察官が家に押しかけ、尿検査を強要された。ベランダでお灸(きゅう)を使用していたため、薬物使用を疑った近所の人が通報したようだ。 相談例② ・ベランダに置いていた粗大ごみが台風でふき飛ばされ、階下の部屋の窓ガラスと車を破損させてしまった。自然災害によって予期せず加害者となってしまったが、どこまで責任を負うべきか。→この相談には無料の法律相談を紹介しました。 2. 無料の法律相談 もし、あなたがトラブルに巻き込まれた場合や日本の法律が分からなくて困っている場合は、無料で法律相談を受けられます。日本の弁護士が対応し、通訳もつきます。 【無料法律相談】 ・1回60分まで ・予約が必要です。多言語相談ナビに電話して予約してください。 0120-142-142 【相談できる人】 ・東京都内に住んでいる人 ・東京都内で働いている人(住所は東京以外でもOK) ・東京都内の学校に通っている人(住所は東京以外でもOK) 【相談できる日】 ・月・水・金曜日(①13:30~、②14:45~) ※日本の祝日をのぞきます。 ◆相談例 日本語学校 ・高額な入学料と授業料を前納したが、授業に不満なのでやめることにした。授業料を返してほしい。 離婚 ・日本人の配偶者と離婚したいが、財産分与はどうなるか、どの国の法律が適用されるか。・日本人の配偶者と離婚したが、相手が子どもの養育費を払ってくれない。 賃貸住宅 ・家主から退去するように言われたが、従う必要があるのか。・退去にあたって部屋の修繕費を請求されたが、内容に納得できない。 交通事故 ・仕事でレンタカーを使って事故を起こした。勤務先の会社が保険等で対応してくれない。自分はどこまで責任を負うべきか。 交通事故 ・レンタカーで冷蔵庫を運んでいる途中に駐車車両にぶつかったが、相手と連絡が取れないので、立ち去った。その後、警察から連絡がきた。保険は使えるか。→これについては、警察に通報せずに立ち去ったので、保険は適用されません。交通事故を起こしたら、まず警察(電話で110)に連絡し、警察官に現場に来てもらわなければなりません。 3. 無料の在留相談(ビザ・入管関係) 東京都多言語相談ナビは「無料在留相談」も行っています。在留資格(広い意味のビザ)のことや在留期間のことなど、入管手続きで分からないことがあれば、遠慮なく相談してください。 【無料在留相談】 ・1回60分まで ・予約が必要です。多言語相談ナビに電話して予約してください。そのときに在留カードに書いてある内容を聞きますので、在留カードを手もとに用意して電話してください。 0120-142-142 【相談できる人】 ・東京都内に住んでいる人 ・東京都内で働いている人(住所は東京以外でもかまいません) ・東京都内の学校に通っている人(住所は東京以外でもかまいません) 【相談できる日】 ・毎月4番目の火曜日(14:00~16:00) ※日本の祝日をのぞきます。 【相談の場所】 ・つながり財団の事務所(西新宿) ・Zoom(オンライン) 【相談例】 ・特定技能外国人だが、妻を日本に呼べるか。 ・入管から書類が届いたが、内容を理解できない。 ・留学生だが、特定技能ビザや就労ビザに切り替えるにはどうしたらよいか。 4. 日本語教室を探すサイト つながり財団は、東京都内の日本語教室を探すためのウェブサイト「東京日本語教室サイト」も運営しています。 日本で仕事や留学をしているベトナム人の皆さんには、「安い費用で日本語をもっと教えてもらいたいなあ」と思っている人も多いことでしょう。「東京日本語教室サイト」はそういう人たちにボランティア団体などが低額で授業を提供している「日本語教室」を紹介するサイトです。 ※「日本語教室」は「日本語学校」ではありません。地域の日本人たちが低額で日本語を教えてくれる教室です。 そのサイトで紹介されている日本語教室には、先生と会って対面で教えてもらう教室とオンラインで教えてもらう教室の2種類があります。紹介されている教室はすべて東京都内の教室で、たくさんの教室が紹介されています。 もし、その中に興味のある教室が見つかった場合は、教室紹介ページの中にメール送信フォームがありますので、そこから問い合わせや申し込みをすることができます。 5.まとめ この記事では、「東京都多言語相談ナビ」の活動を中心に紹介しました。多言語相談ナビは、外国人が日本で生活や仕事、留学などをする上でのさまざまな悩みや質問について、その外国人の母国語で相談に乗ってくれます。 その中で法律に関する専門知識が必要な相談があれば、弁護士と通訳が対応する無料法律相談も受けられます。 また、入管手続きやビザに関する問題については、特別な相談日を設けて対応しています。 休みの日や仕事が終わった後の夜などに教室やオンラインで日本語の勉強をしたいと思っている人には、地域の人と知り合いになれて、低額で日本語を学ぶことができる日本語教室を探すための「東京日本語教室サイト」も運営しています。 「東京都つながり創生財団」は公的な団体で、営利団体ではありませんので、これらの無料サービスはいずれも安心して使えます。東京都に住むベトナム人の皆さん、あるいは東京都で仕事や留学をしているベトナム人の皆さん、「東京都多言語相談ナビ」のサービスをぜひ使ってみてくださいね。

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【在ベトナム日本国大使館後援】

  • Vol. 21 技能実習中に日本語猛勉強 / 帰国後に日系大企業に就職

    今回の先輩 Trần Thanh Sơn (チャン・タン・ソン)さん 1991年生まれ、ハノイ市出身2009年 6月 VAN NOI高校卒業2009年 9月 Phuong Dong(フンドン)大学工学部入学(メカトロニクス専攻)2014年 1月 Phuong Dong大学工学部卒業2014年 6月 静岡県の工場で技能実習開始2017年 5月 技能実習修了2017年 6月 ハイフォン送出機関入社2018年 2月 送出機関退社2018年 3月 SEI CONSULTING VIETNAM (SEIV)入社=正社員 はじめに 「住友電気工業(住友電工)」グループは世界に28万人以上の従業員を抱え、2018年度は約3兆1780億円(約692,609,871,870,000 VND)を売り上げた世界有数の企業グループだ。ベトナムにも15社あり、40,000人以上(うち日本人は約100人)が働いていている。技能実習中に日本語能力試験(JLPT)N2を取得し、帰国後にこのグループに就職したソンさんは、働きぶりが認められている。ソンさんは実習中にどうやって勉強しどんな交流をしたのか、今の会社に採用されたポイントは何だったのか、ソンさんの体験談や人事担当者の話を紹介する。 職場で仕事をするソンさん【2020年2月】 住友電工グループでの仕事  住友電工グループは電線・ケーブルの開発技術を基幹として、「自動車」「情報通信」「エレクトロニクス」「環境エネルギー」「産業素材」の5分野で事業を展開しています。私が務めるSEIV社はベトナムのグループ各社にコーポレートサービスを提供する会社で、私はハノイ市郊外のタンロン工業団地で働いています。通訳兼エンジニアスタッフとして、グループ各社の技術研修の講師や通訳、資料の翻訳などを担当しています。 事業イメージ(住友電工のHPより) 住友電工グループの面接 私は2017年に技能実習を終えて帰国しました。帰国直後は、実習前にお世話になった送出機関から誘われて入社し、日本語教師などを担当しました。しかし、仕事内容に満足していなかったので、翌年、人材会社の紹介でSEIV社の面接を受けました。日本人3人による日本語での面接でした。面接官の1人が社員研修を模して技術に関する説明を行い、それを私が通訳するという、模擬通訳も行いました 。 住友電工グループの面接時にソンさんが提出した履歴書【2018年】 履歴書に多くは書きませんでしたが、面接で聞かれて多くを答えました。日本で経験したこととして、▽スケジュールを守るなど仕事のやり方を学んだこと▽分からないことは日本人の先輩に聞き、技術も日本語も上達したこと▽毎週、ボランティアの日本語教室に通い、スピーチコンテストにも出たこと▽日本人の先生の家で文化交流会に参加したこと――などを話しました。 ボランティアの日本語教室の先生が自宅で開いた国際交流会に参加【2017年3月】 【インタビュー】※編集部が、ソンさんの面接をしたうちの1人、三島憲彰(けんしょう)さんに聞きました。 ・ソンさんの働きぶりはどうですか?――とてもまじめに前向きに働いてくれています。今も日本語の勉強を続け、日本語力がさらに上がっています。また、明るくて、だれとでも仲良くできます。 ・日本帰りのベトナム人にどういう役割を期待していますか?――ビジネスでも使える日本語力があれば、通訳兼スタッフとして日本の本社とのやり取りを任せたり、研修講師を担当してもらったりします。また、日本語力がそこまでいかなくても、日本の仕事の文化をよく理解している人には、日本人とベトナム人の橋渡し役を期待します。 ・日本から帰国したベトナム人を採用する際、面接で何を重視しますか?――日本在留歴よりも日本語か英語の実際の会話力をまず見ます。また、在留中に何を身に付けたのか、何を努力したのかなどを明確に説明できるかどうかが大切です。単に「日本で仕事や勉強をしました」というだけでは、ほかの人と同じなので、決め手にはなりません。 職場でベトナム人の先輩と【2020年2月】 技能実習 私は大学でロボットクラブに入り、「ABUロボコン」というロボットコンテストに3回参加しました。ロボット工学が好きだったので、日本の技術を学びたいという気持ちもあり、技能実習に応募しました。2013年1月に実習の面接に合格し、翌月から4カ月間勉強して日本に行きました。エンジニアより技能実習の方が早く訪日できると人材会社から説明され、実習を選びました。 コンテストに向けて仲間と一緒に取り組んだロボット製作【大学時代】 実習先は山梨県富士市内の工場で、エアコンや冷蔵庫の部品を製造していました。プレス加工や溶接、組み立て作業、ベトナム人の後輩と会社との間の通訳などを担当しました。 技能実習先の工場で先輩・同僚の方々と【2016年3月】 私の家計簿(1カ月の平均) ※100円=21,540 VND(2020年3月29日現在) 手取り給料(80,000円~120,000円) 手取り給料 80,000円~120,000円※税金、社会保険料、寮費を引いた後の手取り額※このうち寮費は25,000円(水道・光熱費含む、寮は1室に4人=2段ベッド二つで狭かった) 支出(合計 30,000円~50,000円) Wi-Fi 500円※8人で分担 食費 20,000~25,000円※主に自炊 雑費・交通費 10,000~20,000円※衣類、交通費、たまに外食 差額(貯金) 50,000円~80,000円 ※3、4カ月に1度、両親に送金(=3年間で200万円以上)※残ったお金で少しだけ旅行 ベトナム人12人で登った富士山の頂上。あこがれだった桜、富士山、金閣寺、寿司のすべてを日本で体験できました。【2016年8月】 日本語の先生やベトナム人の生徒仲間と「西湖いやしの里根場」へ【2015年】 日本語での勉強 訪日直後は日本語があまり分かりませんでしたが、こつこつ勉強し、訪日半年後の2014年12月にN4に合格、15年7月にN3に合格、16年7月にN2に合格しました。 実習先の寮は狭く、1室に4人だったので、集中できるように仲間が眠っている時間に勉強しました。夜11時に寝て朝4時に起き、6時まで勉強です。ベッドわきの小さな机が勉強スペースでした。仲間の寝顔に明かりが当たらないよう、ついたてなどで光をさえぎって勉強しました。また、音読は玄関の外に出て廊下でやりました(冬は寒かったです)。昼休みにもノートで復習しました。 ベッドわきの小さな机が私の勉強スペース 教材は「みんなの日本語(26~50巻=N4対策)」やNHKの” News Web Easy“というサイトを使いました。このサイトでは簡単な日本語でニュースが紹介され、漢字にフリガナも付いています。携帯電話やアイパッドで読んで廊下で音読しました。それ以外には主に下記の教材を使いました。 N3向け 「耳から覚える日本語能力試験 語彙トレーニングN3」 「日本語総まとめ N3 文法」 「KANJI LOOK AND LEARN」 N2向け 「新完全マスター読解 日本語能力試験N2」 「耳から覚える日本語能力試験 語彙トレーニングN2」 「日本語総まとめN3文法」 「mazi」(インターネット) mazii https://mazii.net/ mazii https://mazii.net/search?hl=vi-VN N2、N3の試験直前 「パターン別 徹底ドリル 日本語能力試験」 私のノート 私は、帰国後の仕事を考えた結果、せっかく長く日本に住むのだから、お金を稼ぐだけではなく日本語学習をがんばろうと思いました。そして、机上の学習に加え、できるだけ会話の機会を作りました。職場では日本人に積極的に話しかけ、休日もいろんな人と交流しました。 職場でも昼休みに30分間、日本語を勉強【2016年11月】 国際交流の民間活動に参加 実習先のベトナム人の先輩から教えられ、毎週日曜日に2時間、日本人ボランティアによる日本語授業を受けました。寮から教室までは下り坂なので、行きは自転車で30分、帰りは80分かかりました。生徒はベトナム人が最多で約20人(実習生、エンジニア)おり、東南アジアや南米など様々な国の生徒がいました。ここでの共通言語は日本語で、休日も日本語を使う機会ができました。 FILSで参加した最後の授業。同レベルの生徒でクラス分けされ、日本語で話し、日本人教師から指導を受けました。【2017年5月】 これは富士市国際交流ラウンジFILS(フィス)という国際交流団体でした。FILSの活動で、日本語学習だけでなく、お祭りや敬老会など様々な地域活動にも参加しました。代表の斎藤先生や奥さんの玉子先生は年に数回、パーティーを開催したり、私たちを観光地に連れて行ったりもしてくれました。私たちはこのご夫婦を「パパさん、ママさん」と呼んでいました。 約100人が参加し日本人と外国人が交流したFILSの忘年会【2016年12月】 後輩の方々へ 日本人には親切でやさしい人がたくさんいました。彼らは仕事に対する責任感が強く、自分を管理して計画的に仕事をします。そして、日本の景色はとてもきれいですし、鉄道などの公共交通が発達していてとても便利です。また、和食(特に寿司)が美味しいです。日本に行く価値はとても大きいと思います。 寮の近くの公園でベトナム人の実習生仲間と【2017年4月】 私は、日本での様々な体験や努力のおかげで、帰国後によい会社に就職できました。ここでは、大学で学んだ知識も技能実習中に学んだ職業文化や日本語も仕事に生かせますし、毎日の仕事がさらに勉強になります。このような会社で働くことで、妻や娘(0歳)を持つ身としては安心感もあります。これから日本に行く皆さんも、行く前にしっかり準備をし、行ってからは時間を有効に使って、今後の人生に役立つものを積極的に身に付けてください。応援しています。

    2020年04月23日

  • Vol. 20 日本での経験を生かして様々な仕事に挑戦

    今回の先輩 HỒ L Ê THỊ XUÂN TRINH(ホ―・レー・ティ・シュアン・トリン)さん 1982年生まれ、ダラット市出身2000年11月 VAA(管制官養成の専門学校)入学 2005年 4月 白鳳女子短期大学入学 2007年 4月 梅花女子大学文化表現学部(国際英語学科)編入2009年 4月 梅花女子大学大学院文学研究科(英語英米文学専攻)入学 2011年 3月 梅花女子大学大学院文学研究科(英語英米文学専攻)修了、帰国2011年10月 KUBOTA Vietnam 入社2012年 5月  SECOM Vietnam入社2015年 8月 SECOM Vietnam退社、自営業開始2019年10月 Xuan Trinh Ho 設立 留学で人生を変えようと決心 高校卒業後、空港の管制官になるための専門学校に行きました。成績はよかったのですが、卒業直前に「本当にこの仕事でいいのか」と悩んだため卒業試験で失敗し、卒業できませんでした。そこで、挽回するために「日本に留学して人生を変えよう」と考えました。日本を選んだのは、群馬県に母の両親や母の妹1人、弟2人が住んでおり、祖母の勧めもあったからです。 留学中に訪れた京都の金閣寺【2009年】 私は、祖母が出してくれた学費でホーチミンの日本語学校で1年間勉強しました。学校の掲示板で見た白鳳女子短大(現・白鳳短大)の案内には「奨学金を受給できる」「日本での生活費はアルバイトでまかなえる」「学校がアルバイトを紹介する」という趣旨のことが書いてありました。奨学金にひかれ、ホーチミンで白鳳女子短大の入学試験を受けました。まだ、日本語は下手でしたが、面接官の目を見て「がんばりますから、日本に行かせてください」とお願いし、合格できました。渡航書類は自分で作成し、日本語学校には申請代行費用を約200,000 VND支払っただけで済みました。 京都でのお茶会【2010年11月】 短大経由で大学へ 2005年から2年間、奈良県の白鳳女子短大に通いました。アジアを中心に外国人留学生が1学年で約60人いました。共通言語は日本語です。クラスには留学生だけで、授業も留学生向けでした。 白鳳女子短大の学園祭で【2005年】 私は短大を2年で卒業し、大阪府の梅花女子大学の3年生に編入しました。短大同級生の留学生たちも大半が大学に進みました。私は大学院(修士課程)にも進んで英語の勉強を続け、今も仕事で日本語と英語の両方の通訳・翻訳をしています。短大でも大学や大学院でも日本人の友だちがたくさんでき、日本語がどんどん上達しました。また、寮でもしっかり勉強し、短大2年生のときに日本語能力試験(JLPT)のN2に合格しました。 日本、ベトナム、タイ、モンゴルの交流会で【2006年】 花見【2010年4月】 奨学金 6年間の留学生活うち3年間は、奨学金を受給しました。前年度の学業成績によってもらえない年もありましたが、1年目(短大)は、短大の地元の王寺町から毎月34,000円▽4年目(大学)は、日本学生支援機構(JASSO)から毎月50,000円▽6年目(大学院)は、「ロータリー米山記念奨学会」の奨学金を毎月140,000円――受給しました。奨学金をもらえると、アルバイトを減らして勉強を長い時間することができ、将来の可能性が広がっていきます。 ロータリーの奨学生として地元ロータリークラブの例会に参加【2009年】 【編集部からのアドバイス】トリンさんの奨学金は「ロータリー米山記念奨学会」から支給されました。これは、日本に在留している外国人留学生に対し、日本全国のロータリークラブ会員の寄付金を財源として奨学金を支給する団体です。将来、母国と日本とのかけ橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を支援することを目的としています。全国で年間860人への奨学金支給枠があり、民間の国際奨学団体としては日本で最大です。 http://www.rotary-yoneyama.or.jp/summary アルバイトと日本での暮らし 日本での最初のアルバイト先は餃子店でした。訪日前に短大にEメールを送ってアルバイト紹介を依頼し、大学からの手配でベトナム人留学生の先輩がこの店を紹介してくれたのです。朝5時に起きて自転車で約30分かけて通勤し、6時から2時間働きます。冷凍餃子を箱に詰めてまた冷凍庫に入れることや、キャベツを機械で切って袋に詰めることが、私の仕事でした。終わったら大急ぎで帰宅し、学校に行きます。さらに、土日は8時間ずつ働きます。その後、幼稚園で英語を教える仕事もしました。大学時代はタイ料理店で接客の仕事をしましたが、勉強に力を入れるため、働く時間は減らしました。 奈良県内の幼稚園で園児らに英語を教えました【2007年2月】 私の家計簿(1カ月の平均) ※大学2年のとき(奨学金あり)※100円=21,540 VND(2020年4月7日現在) 収入(合計 約90,000円) アルバイト(タイ料理店) 40,000円※学業を優先するため、アルバイトは最小限にとどめた。 奨学金(JASSO) 50,000円 支出(合計 約120,000円) 家賃 20,000円※2LDK=2ベッドルーム+大きめのリビング※短大で同級だったタイ人留学生やその友人と3人でシェア 水道・光熱費 5,000円※3人でシェアした場合の1人分 学費 50,000円 食費 20,000円※昼は弁当持参、夜も自炊が多かった 交通費 20,000円※通学の電車代、茶道の交流会に参加するための電車代など 雑費 5,000円※衣類など 差額(貯金)平均マイナス30,000円  ※不足分は親や親せきからの支援※長期休暇時には、群馬県の親戚宅(3世帯)に滞在 夏のお茶会【2009年】 帰国して日系企業に就職 大学院修了後はベトナムに帰国し、日系大手企業のクボタ・ベトナム(農業機械メーカー)で翻訳・通訳や総務を担当しました。しかし、ホーチミンから勤務先のビンズオン省まで会社のバスで往復3時間かかり、帰宅後に勉強するための時間や体力が残らなかったので、6カ月で退職しました。その後、日系大手企業、セコム・ベトナム(警備会社)でも3年半、同様の仕事をしました。働きやすい職場で、4年目の手取り月給も900 USD相当ありました。また、帰宅後に英語や日本語の家庭教師もやり、お金に余裕があったので、周辺国によく旅行をしました。特にタイには短大留学時代の親友もいるので何回も行きました。旅行以外に、高級服もたくさん買いました。 ホーチミンでお茶会のお手伝い【2018年】 本当のやりがいを求めて独立 しかし、海外旅行に行っても、たくさん買い物をしても、満足感は得られませんでした。それは、仕事に本当のやりがいを感じていないからでした。そこで、2019年10月、思い切って独立しました。 独立後は、通訳・翻訳業をしながら、知人の本の出版記念イベントを主催するなど様々なイベントに関わってきました。2019年10月までは、就学前の子どもたちにナイフの使い方や料理、座り方、食べ方、ヨガ、買い物の仕方などを教える教育事業もしましたが、これは教材費がかさんで赤字でした。 2018年9月には日本庭園の事業を始めました。造園会社の社員が独立する際、日本文化に詳しい私に協力を求めてきたのがきっかけです。最近は、造園業者などを集めて日本庭園の勉強会をやり、受講した業者が顧客から日本庭園の造園を受注した際に、その仕事を手伝っています。自社で庭園造りを受注し、こうした業者と一緒に仕事をすることもあります。 ホーチミンで主催した日本庭園に関するセミナー【2019年11月】 念願だった大学教員にも 2019年秋にはホーチミンのHong Bang 国際大学日本語学部の講師になりました。日本語、日本文学、日本人のビジネスマナーを担当し、現在は、新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン授業をしています。日本への感謝の気持ちを込めて日本語や日本文化を生徒たちに精一杯教えています。 大学講師になれたのは、ホーチミン市元日本留学生クラブ(JUACH=Japanese Universities Alumni Club in HCM)のおかげです。JUACHはJASSOの日本留学フェアを手伝ったり、独自でもイベントを行ったりしています。私は2016年2月~2019年9月にはJUACHの会長も務め、活動を通じて人脈が広がり、大学講師の仕事も紹介してもらうことができました。 Hong Bang 国際大学で【2020年2月】 JASSOの日本留学フェア【ホーチミンで2018年】 日本に留学する場合、出稼ぎ目的で留学すると、その場限りで終わってしまいます。しかし、留学中に多くを学べば、その後の人生に末永く生かせます。これから留学する皆さんも、留学によってその後の人生を豊かにできるよう、目標や目的意識を持って留学してくださいね。 京都でのお茶会【2010年11月】

    2020年04月21日

  • Vol. 19 途中帰国にめげず、日本語磨いて活躍

    今回の先輩 Tran Thị Nhung (チャン・ティ・ニュン)さん 1994年生まれ、Đăk Nông省出身2012年 6月 Phan Boi Chau(ファン・ボイ・チャウ)高校卒業2012年 9月 石油関連企業に入社(データ入力業務)2016年 9月 留学あっせん会社入社、日本語の勉強開始2017年 4月 静岡県内の日本語学校入学2018年 4月 帰国2018年 5月 ホーチミンの人材会社入社 Tran Thị Nhung (チャン・ティ・ニュン)さん 1994年生まれ、Đăk Nông省出身2012年 6月 Phan Boi Chau(ファン・ボイ・チャウ)高校卒業2012年 9月 石油関連企業に入社(データ入力業務)2016年 9月 留学あっせん会社入社、日本語の勉強開始2017年 4月 静岡県内の日本語学校入学2018年 4月 帰国2018年 5月 ホーチミンの人材会社入社 はじめに 日本で1年間の語学留学をしてベトナムに帰国後、人材会社に就職し、日本語を使って生き生きと働くニュンさん。今も日本語の勉強を続けながら、これから日本に行く技術者や留学生のサポートを担っている。留学で身に付けた日本語力を土台に、帰国後も勉強を続けて仕事の幅を広げているニュンさんの姿勢は、留学を終えた方々にはもちろん、これから留学する人たちにも参考になるであろう。明るく前向きに努力するニュンさんの体験談を紹介する。 アルバイト先の日本人の先輩たちと車でお出かけ【2017年8月】 浜松市内の古着店で【2018年1月】 アルバイト先の日本人の先輩たちと車でお出かけ【2017年8月】 浜松市内の古着店で【2018年1月】 日本での生活とアルバイト 高校卒業後、地元の会社で働いていましたが、仕事にやりがいを感じていませんでした。そんなある日、留学あっせん業者に勤める近所の人から「日本に留学すれば、お金を稼ぎながら勉強できる」と勧められ、日本行きを決心しました。地元の日本語学校で半年間勉強し、2017年4月に訪日。業者から紹介された静岡県浜松市の日本語学校で2年間の予定で語学留学を始めました。学校の寮(2ベッドルーム)にベトナム人4人で暮らしました。一緒に訪日したいとこ(年上の女性)も同じ部屋でした。 【編集部からのアドバイス】 日本への留学を取り次ぐ業者の中には、「日本に行けばたくさん稼げる」とそそのかして多額の手数料を取る業者もおり、被害事例が多数報告されています。在ベトナム日本国大使館からの注意喚起(下記リンク)や当サイトの「私の体験」で先輩たちが書いている「私の家計簿」をよく読んで、日本での収入見込みを冷静に判断してください。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 仲介業者に注意! [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 業者とのトラブル事例 日本語学校のベトナム人仲間と自転車で海辺の公園へ【2017年5月】 私の授業は午前9時~12時30分で、午後は1時間かけて宿題をした後、スーパーマーケットでアルバイトをしました。自転車で約30分かかるので、しばらくして電動自転車を買いました。地方都市では、アルバイト先まで遠いことが多いので、多くの留学生が電動自転車を使います。ただし、家賃や物価は東京と比べてずっと安いです。地方都市で留学する後輩には、雨の日に自転車に乗る際に着る雨がっぱをベトナムから持って行くことをお勧めします。日本の雨がっぱの値段はベトナムの3、4倍もするからです。 訪日直後に寮の前で。地方都市での留学に自転車は必需品。【2017年5月】 アルバイトは週5日間で、時間は午後3時半~9時でした。学校から紹介された職場で、1週間28時間以内という日本の規則を守っていました。私の担当はデリカコーナーで、日本人が数十人、ベトナム人は私を含めて2人でした。日本語で仕事をするので、日本語の練習がたくさんできました。鳥の唐揚げを揚げる▽カレーやご飯を容器に入れる▽お惣菜をパッキングする▽こうした商品に値札をはって店頭に並べる――というのが、私の仕事の内容でした 。 アルバイト先のスーパーで【2017年5月】 私の家計簿(1カ月の平均) ※100円=21,788 VND(2020年4月4日現在) 収入(合計 約100,000) アルバイト(スーパーマーケット) 100,000円※夏休みなどの長期休みは少し長く働き、給料も増えた 支出(合計 約165,000円) 家賃 20,000円※2ベッドルーム+リビング(4人暮らし) 水道・光熱費 5,000円※水道・電気・ガスの合計(4人で分担) 授業料 100,000円 携帯電話 10,000円※端末費用の分割払いを含む 食費 25,000円※自炊。アルバイト先にも弁当を持参。外食は月に1,2回。 雑費 5,000円 差額(平均 マイナス65,000円) ※不足分は母からの仕送り(1年間で130,000,000 VND)で補いました。 ※携帯電話は、学校から紹介された店で契約し、端末も買いました。しかし、今から思うと、高い端末は必要ありませんでした。これから留学する人は、ベトナムから持って行く携帯電話で生活し、卒業して就職してから高い携帯電話を買えばよいと思います。 浜松市内の衣料品店で【2017年8月】 アルバイト先では日本人の先輩たちに親切にしてもらい、日本語もたくさん話しました。先輩たちは時々、私たちを食事や買い物にも連れて行き、クリスマスには大きなケーキも買ってくれました。 アルバイト先の先輩たちのおごりで外食【2017年8月】 アルバイト先の先輩たちが買ってくれたクリスマスケーキ【2017年12月】 楽しかった留学生活 学校でも、先生たちは親切で、同級生たちとも仲が良く、楽しい留学生活でした。同級生の大半はベトナム人でした。学校の行事で日帰り旅行やクリスマス会もありました。 日本語学校の行事でバスで日帰り旅行【2017年11月】 在留期間を更新できず 充実した留学生活でしたが、在留期間を更新できず、1年で帰国することになりました。理由はよく分かりませんでした。いとこのお姉さんも私より1カ月早く帰国することになりました。 日本での最後の夜、私たちの部屋で送別会【2018年5月】 日本語学校の友だちと寮の近くで。このラーメンが大好きでした。【2018年4月】 帰国後も日本語学習を続ける 不本意な帰国でしたが、日本語がある程度話せるようになったので、語学力を生かせる仕事を探し、日系の人材会社に就職しました。日本語の勉強はあきらめず、仕事が終わってから2時間、日本語を習いに行く日があります。家でFacebookなどを使った日本語の勉強も続けています。日本人のオーナーや同僚とご飯を食べる機会もたくさんあり、仕事中にもアフター5にも日本語を使っています。 会社のオーナーや同僚とサッカー観戦をしながら食事【ホーチミンで2018年】 今の仕事の内容は、会社のFacebookの運用▽留学やエンジニアとして日本に行く人たちのための渡航手続き▽翻訳▽初級の日本語授業――などです。今後は技能実習生の送り出しも手伝う予定です。留学生や実習生には、日本で日本語能力試験(JLPT)のN3を取得して帰ってこられるよう、オンラインで学習を支援する準備を進めています。 エンジニアとして日本で働く若者たちをホーチミンの空港で見送り【2020年2月】 これから日本に行く人たちへ 私は日本に行って、日本人は親切で、仕事に関する責任感が強いということを学びました。そういう人たちに囲まれて勉強や仕事をすることができ、私も成長できたと思います。また、日本では、和食がおいしいですし、電車などの公共交通がとても便利でした。あこがれの桜の花見もできました。 子どものころから好きだった日本アニメを今もよく見ます。テトで郷里に帰ったときは、兄と一緒に日本アニメを見ました。兄は字幕を目で追いますが、私は音声で内容を理解できるようになっています。これから日本に留学に行く人たちにも、日本で精いっぱい学び、日本生活もしっかり味わってほしいと思います。 勤務先の会社の近くの公園で【2018年3月】 ダクノン省の実家の近くで【2020年1月】

    2020年04月21日

  • 日本のベトナム食材店-神奈川県

    海岸線が長い神奈川県は古くから港町として栄え、海外との交流も盛んに行われてきました。ベトナムとの交流も深く、貿易によるモノの流れだけでなく、多くのベトナム人が働き、留学して勉強しています。そのため多くのベトナム食材店があり、在日ベトナム人の胃袋と生活を支えています。今回はそんなお店の一部をご紹介します。 同店舗フェイスブックより VIETNAM FOODS - ベトナム食材専門店 【電話】045-3384-1852 【Website】https://www.vietnam-foods.com/ 【FB】https://www.facebook.com/Vietnam-Foods-103306124674558 同店舗フェイスブックより VIETNAM FOODS - ベトナム食材専門店 【電話】045-3384-1852 【Website】https://www.vietnam-foods.com/ 【FB】https://www.facebook.com/Vietnam-Foods-103306124674558 Cho Viet Nhat Asada-Kawasaki(チョ ヴェト ニャット アサダ-カワサキ) 【住所】210―0847 神奈川県川崎市川崎区浅田2-9-7 【電話】080-6705-8590 【FB】https://www.facebook.com/pages/category/Shopping---Retail/Chợ-Việt-Nhật-Asada-Kawasaki-110946880599268/ 【営業時間】9:00~21:00 店内は広々としていて品物を探しやすい。JR川崎駅からのバスがおすすめ。 Cho Viet Nhat Asada-Kawasaki(チョ ヴェト ニャット アサダ-カワサキ) 【住所】210―0847 神奈川県川崎市川崎区浅田2-9-7 【電話】080-6705-8590 【FB】https://www.facebook.com/pages/category/Shopping---Retail/Chợ-Việt-Nhật-Asada-Kawasaki-110946880599268/ 【営業時間】9:00~21:00 店内は広々としていて品物を探しやすい。JR川崎駅からのバスがおすすめ。 Thuc pham VN Kawasaki - Daily foods 【住所】210-0023川崎市川崎区小川町 17-12川商ホーム 【電話】070-4000-4413 【FB】https://www.facebook.com/Thực-Phẩm-Việt-Nam-Kawasaki-Daily-Foods 【営業時間】10:00~22:00 縦長の店内に品数豊富なラインナップ。気さくな店員とのおしゃべりも楽しい。 Thuc pham VN Kawasaki - Daily foods  【住所】210-0023川崎市川崎区小川町 17-12川商ホーム 【電話】070-4000-4413 【FB】https://www.facebook.com/Thực-Phẩm-Việt-Nam-Kawasaki-Daily-Foods 【営業時間】10:00~22:00 縦長の店内に品数豊富なラインナップ。気さくな店員とのおしゃべりも楽しい。 Quan Trung black(クアン チュン ブラック) 【住所】神奈川県川崎市幸区南幸町2-14-5 【電話】044-522-2299 【FB】https://www.facebook.com/TRUNGBLACK.KAWASAKI 【営業時間】 10:00~21:00 品数が豊富なうえ店員のおもてなしが素晴らしい。建物の3階にあるので、通り過ぎてしまわぬよう注意。 Quan Trung black(クアン チュン ブラック) 【住所】神奈川県川崎市幸区南幸町2-14-5 【電話】044-522-2299 【FB】https://www.facebook.com/TRUNGBLACK.KAWASAKI 【営業時間】 10:00~21:00 品数が豊富なうえ店員のおもてなしが素晴らしい。建物の3階にあるので、通り過ぎてしまわぬよう注意。 Trung Tam Quan 【住所】神奈川県横浜市神奈川区反町2-14-1-203 【電話】080-4380-9333; 070-1319-1196 【FB】www.facebook.com/TRUNGTAMYOKOHAMA 【営業時間】14:00~21:00 北部と中部、南部の材料が豊富にそろっている。香草のバリエーションも豊富で、冷凍食品は淡水魚からカエル肉など多品目。 Trung Tam Quan 【住所】神奈川県横浜市神奈川区反町2-14-1-203 【電話】080-4380-9333; 070-1319-1196 【FB】www.facebook.com/TRUNGTAMYOKOHAMA 【営業時間】14:00~21:00 北部と中部、南部の材料が豊富にそろっている。香草のバリエーションも豊富で、冷凍食品は淡水魚からカエル肉など多品目。 Thuc pham viet kanagawa (トゥック ファム ヴェト カナガワ) 【住所】240-0013横浜市保土ヶ谷区帷子町1-44カサハラビル中二階 【電話】045-465-4893 【FB】https://www.facebook.com/Thực-phẩm-việt-kanagawa-109285083828777/ 【営業時間】10:00~20:00 JR保土ヶ谷駅すぐ。 Thuc pham viet kanagawa (トゥック ファム ヴェト カナガワ) 【住所】240-0013横浜市保土ヶ谷区帷子町1-44カサハラビル中二階 【電話】045-465-4893 【FB】https://www.facebook.com/Thực-phẩm-việt-kanagawa-109285083828777/ 【営業時間】10:00~20:00 JR保土ヶ谷駅すぐ。 Thanh Ha (タイン ハー)  【住所】〒245-0018 神奈川県横浜市泉区上飯田町3050 【電話】045-803-2597 【営業時間】10:00~20:30 店内中央にテーブルが置かれ、ベトナム料理も楽しめる。調味料のバリエーションが非常に豊か。お店、店員ともに明るい雰囲気。 Thanh Ha (タイン ハー)  【住所】〒245-0018 神奈川県横浜市泉区上飯田町3050 【電話】045-803-2597 【営業時間】10:00~20:30 店内中央にテーブルが置かれ、ベトナム料理も楽しめる。調味料のバリエーションが非常に豊か。お店、店員ともに明るい雰囲気。 Kim Phuc store (キム フック ストア) 【住所】245-0018 神奈川県横浜市泉区上飯田町 3173メイプレ中和田 【電話】080-5516-7038 【Website】http://kanefuku.homeip.net/ 【FB】https://www.facebook.com/kimphucStores 【営業時間】10:00~20:00 Kim Phuc store (キム フック ストア) 【住所】245-0018 神奈川県横浜市泉区上飯田町 3173メイプレ中和田 【電話】080-5516-7038 【Website】http://kanefuku.homeip.net/ 【FB】https://www.facebook.com/kimphucStores 【営業時間】10:00~20:00 シーワントアジア食品 【住所】〒245-0018 神奈川県横浜市泉区上飯田町2670−32 いちょう団地32棟 1F 【電話】045-804-5700 【FB】https://www.facebook.com/シーワントアジア食品-食材販売店-180513649505959 【営業時間】9:30~18:30 カンボジア系のアジア食品店ですが、ベトナム食材や中国食材、タイ食材もある。袋麺なども安い。 シーワントアジア食品 【住所】〒245-0018 神奈川県横浜市泉区上飯田町2670−32 いちょう団地32棟 1F 【電話】045-804-5700 【FB】https://www.facebook.com/シーワントアジア食品-食材販売店-180513649505959 【営業時間】9:30~18:30 カンボジア系のアジア食品店ですが、ベトナム食材や中国食材、タイ食材もある。袋麺なども安い。 同店舗フェイスブックより Huong vi que nha (フオン ヴィ クエ ニャー) オンライン専門店 【Website】https://vietnamese-in-japan.com/vi/ 購入金額が7,100円以上なると送料無料になる。代引きも無料実施します。 同店舗フェイスブックより Huong vi que nha (フオン ヴィ クエ ニャー) オンライン専門店 【Website】https://vietnamese-in-japan.com/vi/ 購入金額が7,100円以上なると送料無料になる。代引きも無料実施します。 アジア食品冷凍食材販売店(厚木店)(有)忠鳴 【住所】〒243-0005 神奈川県厚木市松枝2丁目5−12 【電話】046-225-4434 【営業時間】10:00 ~ 20:00 ベトナム、タイ、台湾の食材の品ぞろえがよく、フォーや調味料の種類も豊富。東南アジアの野菜、バナナリーフ、肉や魚などの冷凍食品もあります。

    2021年02月05日

  • Vol. 18 実習後、現地法人設立を担当し社長に

    今回の先輩 Lê Thường Tín(レ・トゥオン・ティン)さん 1991年生まれ、ゲアン省出身2013年 7月 VTC高校卒業2014年10月 「新日本商事」で技能実習開始2017年10月 技能実習を終えて帰国2017年10月 「新日本商事ホーチミン駐在員事務所」所長2019年10月 「新日本商事ベトナム」を設立し、社長に就任 Lê Thường Tín(レ・トゥオン・ティン)さん 1991年生まれ、ゲアン省出身2013年 7月 VTC高校卒業2014年10月 「新日本商事」で技能実習開始2017年10月 技能実習を終えて帰国2017年10月 「新日本商事ホーチミン駐在員事務所」所長2019年10月 「新日本商事ベトナム」を設立し、社長に就任 はじめに 建設の技能実習で大勢の日本人に囲まれて外国人1人で働き、実習先の経営者に見込まれて、帰国後に現地法人の立ち上げを任されたティンさん。会社でかわいがられ、週末には他社の技能実習仲間と日本生活をエンジョイした。また、仕事のかたわら、独学で日本語の勉強にも時間をかけた。日本での努力が実り、現地法人の社長として、日本で身に付けた技能と日本語を生かして働くティンさんの体験談を紹介する。 東京近郊に住むベトナム人仲間を頼って東京旅行【新宿駅で2016年8月】 送出機関 私は少ない費用で日本に技能実習に行くことができました。それは、ベトナムの労働・傷病兵・社会問題省と日本の公益財団法人・国際人材育成機構(略称:アイム・ジャパン)との覚書に基づくプログラムで、同省の出先機関である「海外労働センター」がベトナムで選抜試験を行って技能実習生を送り出す制度のおかげでした。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] I’m Japan このプログラムの説明会の案内が新聞に載っており、私は、2014年2月にヴィン市で開かれた説明会に行きました。当時携わっていた塗装の仕事が暇だったので、新しい仕事を探していたのです。その後、ハノイで試験を受けて合格し、3月からハノイの海外労働センターで7カ月間、勉強しました。日本に行くまでに私が支払ったのは寮費・食費の計約20,000,000 VNDだけで、ほかの費用は一切不要でした。ですから、日本に行くための借金もゼロでした。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] I’m Japanプログラムの技能実習生募集に関するページの例 仙台市内の公園で花見。実習先の会長と奥さんが車で連れて行ってくれました。【2015年4月】 建設現場での技能実習 ハノイで勉強を初めて約1カ月後、新日本商事(宮城県美里町)の面接で合格し、2014年10月に日本に行きました。アイム・ジャパンで1カ月間の講習を受けた後、東京に約1週間滞在して「玉がけ」について学び、資格を取得しました。玉がけとはクレーンにものをつり下げたり外したりする作業のことです。 東京での玉掛け講習。タイやベトナムから来た同業種の技能実習生たちと。【2014年11月】 新日本商事ではもう一人のベトナム人と私の2人が技能実習生第1号でした。しかし、もう一人は1年で帰国し、残り2年間は私だけが外国人という環境でした。朝5時半に起きて弁当を作り、7時に家を出ます。現場が遠い場合は4時に家を出ることもありました。現場で8時から17時まで働き、終わったら本社で日報を書いてから帰宅しました。 初めての現場【宮城県で2014年12月】 住宅の足場を組む仕事では3人、太陽光発電の装置を設置する仕事では5~10人でチームを組みます。また、道路の側溝をつくる仕事では5人でした。外国人は私1人だけなので、日本語をうまくなるしかありません。毎日たくさん会話をし、皆さんもゆっくりわかりやすく話してくれました。 太陽光発電装置の設置現場で【宮城県で2015年10月】 私たちが設置した太陽光発電装置【宮城県で2015年10月】 様々なサポート 外国人が少ないので、職場の皆さんが親切にしてくれました。会社の会長も旅行や食事に招待してくれました。会長は3年間で3回、お正月に宮城県の鳴子温泉に1泊2日で連れて行ってくれました。会長が車を運転し、神社で初詣をしてから温泉に行きます。会長も奥さんも私のことを「ティン君」と呼んで大事にしてくれました。 会長ご夫妻と鳴子温泉へ旅行【2015年1月】 会長ご夫妻と鳴子温泉へ旅行【2015年1月】 帰国前には、現場で一緒に仕事をした人だけでなく営業や事務の人を含めて大勢で送別会をしてもらいました。監理団体のアイム・ジャパンも私たちをサポートしてくれました。宮城県内のアイム・ジャパンの実習生が集まる「安全衛生大会」が年に1度あり、安全や教養に関する講習を受け、懇親会もありました。 帰国前に開いてもらった会社の送別会【2017年10月】 仙台市で開かれたアイム・ジャパンの「安全衛生大会」【2017年】 日本での生活 残業がないので手取り給料は決して多くなかったのですが、寮費がなく、朝夕の食事も会社が支給してくれたので、3年間で200万円あまりを実家に送ることができました。アイム・ジャパンのおかげで借金なしで訪日できたので、送金したお金はまるまる貯金になりました。 親せき2人が技能実習で日本に来たので、東京で留学中だった妹(右端)と一緒にガイダンス【埼玉県で2017年8月】 妹や妹の留学仲間と一緒に海水浴【2017年8月】 私の家計簿(1カ月の平均) ※100円=21,706 VND(2020年4月6日現在) 手取り給料(約105,000円)< 手取り給料 105,000円※税金、社会保険料を引いた後の手取り額の平均※寮費や水道・光熱費はなし(ワンルーム、トイレ・風呂・台所は室外で共用)※これ以外に年に2回、ボーナス(50,000円) 支出(合計 45,000円)< 食費 15,000円※朝食と夕食は寮で会社が無料で支給※弁当の食材と現場で飲むジュース代 雑費 30,000円※衣類、交通費、外食費、本代 差額(貯金) 平均60,000円< ※3カ月ごとに18万円を実家に仕送り 毎週日曜、美里町から仙台に行き、友だちと交流しました。海外労働センターで一緒に学んだ同期6人(=この6人は同じ建設会社)がおり、彼らの寮で一緒にご飯を食べたり、たまにカラオケに行ったりしました。宮城県内の他の同期生が合流することもありました。長期休暇時には一緒に東京や北海道にも行きました。 仙台市内の友人宅にベトナム人仲間が集まり、日本のお正月をお祝い【2017年1月1日】 ベトナム人仲間と仙台駅前で【2017年1月2日】 日本語の勉強 ハノイの海外労働センターでの授業は毎日6時間半ありました。16時に授業が終わり、夕飯後に自習をしましたが、宿題が多いので、午前2時までかかることもありました。私の成績は100人中3、4番でした。 教科書以外に、週末はインターネットでも勉強しました。You Tubeチャンネル「日本語の森」や辞書アプリのmazziを使いました。mazziでは簡単な新聞記事(ふりがな付き)も読め、音声も出ました。 https://mazii.net/ https://mazii.net/search?hl=vi-VN 日本に行ってからも毎晩8時から10時まで勉強し、訪日2年目に日本語能力試験(JLPT)のN2に合格しました。「新完全マスター」シリーズ(スリーエーネットワーク)や「日本語の森」(You Tube)などを使いました。単語や文法はFacebookの学習ページを携帯電話に保存し、仕事の休憩時間や移動の車内で覚えました。土曜・日曜も4時間ぐらい勉強しました。また、テレビのニュースやドラマも見ました。最初はあまり理解できませんでしたが、だんだん分かるようになりました。ベトナムに帰国後も、顧客の6割以上が日系企業なので、Facebookで単語を覚える努力は続けています。 FBの日本語学習ページの情報を携帯電話に保存して勉強 現地法人の立ち上げを手伝い、社長に 技能実習を終えて2017年10月20日にハノイに帰国後、11月1日かは新日本商事のホーチミン駐在員事務所で働き始めました。実習3年目の2017年、会長と一緒にホーチミンに2回行き、市場調査をして駐在員事務所を設置しました。この年の始め、会長から「帰国後、うちの仕事をベトナムで手伝ってほしい」と言われ、「分かりました」と返事をしていました。駐在員事務所は2019年に現地法人に移行し、私は社長を任されました。手取り月給は約22,000,000 VNDです。 日本に出張。新日本商事で会長(右端)やネパール駐在員事務所長と。【2019年12月】 ベトナムで最初に手がけたのは、中古の建築機材(ユンボー、クレーン)を日本からベトナムに輸入して販売する仕事です。また、足場の組み立てと解体を受注し、ローカルの建設会社に下請けに出す仕事もしています。足場関係の顧客の6割以上が日系企業で、日本語力を生かして営業しています。また、足場を組み立て・解体に関しては、技能実習での経験を生かして現場監督もしています。 現地法人のオフィスで【2019年11月】 帰国後、こうして会社の経営を任され、とてもやりがいがあります。新日本商事の社長と会長に感謝しています。従業員はまだおらず、1人で運営していますが、近い将来、技能実習経験者たちを仲間に加え、受注を拡大していきたいと思っています。 婚約式で婚約者や親族と【ゲアン省で2019年12月】

    2020年04月17日

  • vol. 17 特集:こんなに違う、送出機関への費用 / 徹底比較

    日本で技能実習をするためには送出機関に依頼しなければなりません。多くの人が親戚や知人、学校の先生などの紹介で送出機関を選んでいますが、実は、送出機関によって費用や教育内容に大きな差があります。自分で情報を集めてよい送出機関を選び、自分で送出機関に連絡することで、費用を大きく節約することができます。 それでは、先輩の技能実習生たちが送出機関に支払った費用はいくらでしょうか?KOKORO編集部が取材した中から8人の実例を紹介します。最後の2社だけが規定の範囲内の費用です。送出機関によって総費用にどれぐらいの差があるのか……驚かないでくださいね。 ※100円=21,678VND(2020年4月8日現在) ケース1:総額187,500,000 VND ・送出機関の所在地:ハノイ ・送出機関の選び方:親の知人の紹介 ・技能実習開始年:2017年(食品工場) ・技能実習3年間の送金額=約200万円(約436,820,000 VND) [iconpress id="local_3262" title="sad" style="color:rgba(215,0,0,1); font-size:25px;" ] 送出機関等に支払った費用 寮費(7カ月分) 500,000 VND 食費(7カ月分) 14,000,000 VND 授業料(7カ月分) 8,000,000 VND 渡航時(送出手数料) 165,000,000 VND 合計 187,500,000 VND ※送出機関に支払った費用の中から、紹介者(親の知人)に1,000 USD相当の謝礼が支払われた。 ※渡航時に実際には165,000,000ドンを支払ったが、領収証は3,600ドル分だけだった。ベトナム政府が決めた上限と同額の領収証だが、実際の支払いは領収証記載額の約2倍だった。 【編集部からのアドバイス】技能実習制度では、仲介者(紹介エージェント)が介入したり仲介者が手数料を受け取ったりすることを送出機関が認めることは禁じられています。在ベトナム日本国大使館は、送出機関を選ぶ際は、仲介者を通さず送出機関に直接連絡(電話・電子メールなど)するよう呼びかけています。送出機関に直接コンタクトしてうまくいかない場合は、別の送出機関を選ぶこともできます。 ※仲介業者に関する在ベトナム日本国大使館公式サイトのページ ※外国人技能実習機構(OTIT)が公表している送出機関の一覧 【編集部からのアドバイス】ベトナム政府の規定では、日本語の事前教育費は約520時間に対し590万ドン以下、送出手数料は3,600ドル以下(3年契約の場合)となっています。また、日本への往復の旅費は日本の技能実習先(受入企業)が負担することになっています。これらを上回る金額の場合は、内容を確認した上で領収書をもらいましょう。また、金額が不透明な場合は、他の送出機関の選択も検討しましょう。 ケース2:総額145,000,000 VND ・送出機関の所在地:ハノイ ・送出機関の選び方:親戚の知人の紹介 ・技能実習開始年:2016年(食品工場) ・技能実習3年間の送金=約280万円(611,548,000 VND) [iconpress id="local_3262" title="sad" style="color:rgba(215,0,0,1); font-size:25px;" ] 送出機関等に支払った費用 紹介手数料 20,000,000 VND 寮費(6カ月分) 15,000,000 VND 授業料(6カ月分) 20,000,000 VND 渡航時(送出手数料) 90,000,000 VND 合計 145,000,000 VND ※「紹介手数料」は親戚の知人への支払い ※「送出手数料」には日本に行く飛行機代も含む(=本当は払わなくてよい) ケース3:総額180,000,000 VND ・送出機関の所在地:ハノイ ・送出機関の選び方:学校の先生の紹介 ・技能実習開始年:2015年(工場) ・技能実習3年間の送金=約150万円 (327,615,000 VND) [iconpress id="local_3262" title="sad" style="color:rgba(215,0,0,1); font-size:25px;" ] 送出機関等に支払った手数料 紹介手数料 なし VND 寮費(7カ月分) 120,000,000 VND 授業料(7カ月分) 送出手数料 教科書 食費、雑費 60,000,000 VND 合計 180,000,000 VND  ※「送出手数料」には日本に行く飛行機代も含む(=本当は払わなくてよい) ケース4:総額220,000,000 VND ・送出機関の所在地:ハノイ ・送出機関の選び方:友人が使った送出機関 ・技能実習開始年:2016年(食品工場) ・技能実習3年間の送金=約250万円 (546,025,000 VND) [iconpress id="local_3262" title="sad" style="color:rgba(215,0,0,1); font-size:25px;" ] 送出機関等に支払った手数料 紹介手数料 10,000,000 VND 寮費(6カ月分) 210,000,000 VND 授業料(6カ月分) 渡航時(送出手数料) 合計 220,000,000 VND ケース5:総額142,000,000 VND ・送出機関の所在地:ハノイ ・送出機関の選び方:大学で説明があった ・技能実習開始年:2014年(工場) ・技能実習3年間の送金=約200万円 (約436,820,000 VND) [iconpress id="local_3262" title="sad" style="color:rgba(215,0,0,1); font-size:25px;" ] 送出機関に支払った費用 紹介手数料 不明 VND 寮費(4カ月分) 142,000,000 VND 授業料(4カ月分) 渡航時(送出手数料) 合計 142,000,000 VND ※これ以外に渡航時に「保証金」として2,000 USDを送出機関に預け、帰国後に返してもらった。技能実習の途中で失踪しないようにするための保証金だった。 【編集部からのアドバイス】ベトナム政府の規定では、送出機関が保証金を預かることは禁止されています。 ケース6:総額140,000,000 VND ・送出機関の所在地:ハノイ ・送出機関の選び方:親戚の勤務先 ・技能実習開始年:2018年(建設) (917,322,000 VND) ・技能実習3年間の送金(見込み)=約420万円 ※【編集部・註】日本でどんなに節約しても、これほど大きな金額を送金できるケースはめったにありません。 [iconpress id="local_3262" title="sad" style="color:rgba(215,0,0,1); font-size:25px;" ] 送出機関に支払った費用 紹介手数料 なし VND 寮費(6カ月分) 140,000,000 VND 授業料(6カ月分) 渡航時(送出手数料) 合計 140,000,000 VND ケース7:総額90,000,000 VND ・送出機関の所在地:ホーチミン ・送出機関の選び方:インターネットのレビューをよく読んで、よさそうな送出機関を探した ・技能実習開始年:2015年(工場) ・技能実習3年間の送金=約200万円(約436,820,000 VND) [iconpress id="local_99" title="smile" style="color:rgba(0,207,249,1); font-size:25px;" ] 送出機関に支払った費用 紹介手数料 なし VND 寮費 なし(通学) VND 授業料(12カ月分) 90,000,000 VND 送出手数料 合計 90,000,000 VND 【編集部によるこの送出機関への取材結果】 ※有料の紹介は受けない ※寮はあるが、強制ではない ※行政が決めた費用の上限を守っている ※この人は社会人向けの日本語コースに1年間通った ケース8:総額105,000,000 VND ・送出機関の所在地:ハノイ ・送出機関の選び方:親戚の勤務先 ・技能実習開始年:2019年(食品工場) ・技能実習3年間の送金(見込み)=約300万円(約655,230,000 VND) [iconpress id="local_99" title="smile" style="color:rgba(0,207,249,1); font-size:25px;" ] 送出機関に支払った費用 紹介手数料 なし VND 寮費(12カ月分) 105,000,000 VND 授業料(12カ月分) 送出手数料 合計 105,000,000 VND 【編集部によるこの送出機関への取材結果】 ※行政が決めた費用の上限を守っている ※食事は自炊か近くの食堂利用(自己負担) まとめ:送出機関の選び方 ①知人や親戚の紹介がベストの送出機関とは限らない②送出機関によって総費用が大きく異なる ③高い費用を払ったからといって、よい技能実習先を紹介されるとは限らない。逆に、安い費用でもよい実習先を紹介してもらえる事例はたくさんある。④送出機関に自分で連絡して手続きをするだけで、違法な紹介手数料(1,000 USD相当のケースが多い)を支払わなくてすむ。直接の申し込みを断られた場合、他の送出機関を検討してもよい。 ⑤情報を収集して自分で送出機関を選ぶことが一番大事・まずKOKOROサイトの体験談を読み、いろんなケースがあることを理解する。https://www.kokoro-vj.org/vi/post_category/category/kinh-nghiem-cua-toi・場合によっては、KOKOROで体験談が紹介されている先輩に問い合わせる(=メールアドレスを掲載している先輩がいる)。・他のインターネットサイトも調べる(特にレビューをたくさん読む)。・複数の技能実習経験者に送出機関に関する情報を教えてもらう。 ⑥紹介手数料(紹介者に支払う謝礼)を禁止している送出機関は費用の上限を守っている確率が高いので、そういう送出機関を探す。 【送出機関に詳しい専門家からのアドバイス】・これから送出機関を選ぶ人へのアドバイスは?――技能実習経験者から情報を集めるのが有効です。ただし、実習を終了して帰国した人よりも、現在日本にいる現役の技能実習生から話を聞くのが一番よいと思います。帰国した実習生は特定の送出機関と結びつき、手数料と引き換えにその送出機関に生徒を集める役割を持っているケースが多いからです。・現役の実習生に何を聞けばいいですか?――この特集記事に書かれているような、送出機関に支払った費用や送出機関での教育内容を聞きましょう。また、現役の実習生は受入組合で知り合った他の実習生とも情報交換していますので、他の送出機関の情報も知っています。・一般には、親戚・知人や学校の先生から送出機関を紹介してもらうケースが多いですが。――全員とまではいいませんが、大半が送出機関から手数料をもらう「ブローカー」という立場の人たちです。自分で情報を収集することで費用を大きく節約できる可能性があります。  ※送出機関の選び方について、詳しくはKOKOROサイトの下記ページも参照してください。 5. Những điểm cần chú ý trong chế độ thực tập kỹ năng : [Lựa chọn công ty phái cử] 【送出機関の手数料のポイント】  送出機関が技能実習生から受け取る費用は海外労働管理局(DOLAB)の通達で下記のように定められています。 ・送出手数料(渡航に関する費用)…通常(3年契約)の場合で3,600 USD以下 ・在留資格認定証明書が発給される前の費用徴収は禁止 ・保証金を徴収することは禁止・約520時間の日本語教育に対する「事前教育費」は5,900,000 VND以下

    2020年04月17日

主催者

Nhà tài trợ Bạch Kim

後援

  • 在ベトナム日本国大使館
  • 国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
  • JNTOハノイ事務所
  • 関西経済連合会
  • 一般社団法人 国際人流振興協会
  • 公益社団法人 ベトナム協会
  • NPO法人 日越ともいき支援会

協力

JASSO(日本学生支援機構)

外国人労働者弁護団

WA.SA.Bi.