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在留カードはこんなに大切

By KOKORO(毎日新聞社主催、在ベトナム日本国大使館など後援) 日本に3カ月を超えて住む外国人には、原則として「在留カード」が交付されます。在留カードには、あなたの氏名、生年月日、国籍・地域、在留資格、在留期間など、大切な情報が記載されています。日本で安心して生活するためには、在留カードに関するルールを守らなければなりません。この記事では、在留カードについて知っておいてほしい基本的なルールを説明します。 ◆このページの内容◆ ...

2026年08月11日
  • 日本の災害危険情報と避難指示

    2026年07月10日
    近年は気候変動の影響により、大雨による洪水や土砂災害が増えています。そのため、日本では気象情報や避難情報が頻繁(ひんぱん)に発表されます。これらの情報の意味を正しく理解し、早めに適切に行動することが自分や家族の命を守ることにつながります。この記事では、災害危険情報や避難指示について紹介します。※トップの写真はNHKニュース(2026年6月3日)より 〈この記事の内容〉 1.現在の災害情報の概要 2.従来の災害情報との違い 3.「線状降水帯」とは? 4.避難指示はどのように広報されるか 5.近年の日本の主な水害 6.まとめ 1.現在の災害情報の概要 警戒レベル 新しい情報の例 住民の行動 レベル1 早期注意情報 最新情報に注意 レベル2 注意報 避難行動の確認 レベル3 〇〇警報 高齢者等は避難開始 レベル4 〇〇危険警報 全員避難 レベル5 〇〇特別警報 命を守る最善行動 新しい災害危険情報 日本の気象庁は2026年5月、防災気象情報の体系を見直しました。大雨・水害の危険度が分かりやすく伝わるよう、情報の名称や構成が整理されました。 従来の気象庁の警報・注意報は「大雨警報」や「土砂災害警戒情報」など名前がバラバラで、どの段階で避難すべきか分かりにくい面がありました。現在は、発表の名称に警戒レベルが示されています。 災害危険情報と避難情報の違い 災害危険情報は主に気象庁が発表し、避難情報は各市町村長(東京については23区の区長も含む)が発令します。 「危険警報」などをもとに市町村が地域の状況を総合的に判断し、「避難指示」を発令します。以前は「避難勧告」という発令もありましたが、現在は「避難指示」だけになりました。 「避難指示」は強制か? 法律的には「避難指示」に従う義務はありません。つまり、避難しなくても罰金や刑罰はありません。日本の市町村による「避難指示」は、行政による強い避難要請という位置付けです。 ただし、行政はさまざまな情報を分析して避難の必要性を判断しているため、「避難指示」が発令されたら、すぐに避難することが非常に大切です。それが自分たちの身の安全を守ることにつながります。 2.従来の災害情報との違い 「危険警報(レベル4)」を新設 2026年までの災害危険情報(気象庁)は、「注意報」「警報」「特別警報」の3段階でした。2026年5月からは、新たにレベル4の「危険警報」が設けられました。 例: レベル4: 大雨危険警報 レベル4 :土砂災害危険警報 レベル4 :河川氾濫危険警報 これまでの制度では、「土砂災害警戒情報」「氾濫(はんらん)危険情報」「大雨特別警報」など、名称が統一されておらず、「今の情報は避難が必要な段階なのか?」が判断しにくい名称でした。 現在の制度では、すべてが警戒レベル1~5に整理され、「レベル4なら全員避難」といった判断をシンプルに行えるようになっています。 「特別警報(レベル5)」を拡充 「特別警報」これまでは大雨などに対する特別警報が中心でしたが、「河川氾濫(はんらん)特別警報」や「高潮特別警報」などが創設されました。「特別警報」はレベル5に設定されており、これが出た場合は、非常に危険な状況です。 一般住民への避難指示はレベル4の「危険警報」の段階で発令されます。レベル5「特別警報」が出てからでは避難自体が難しい場合が多いです。レベル4「危険警報」にともなって発令される「避難指示」の段階で必ず避難することをお勧めします。 河川氾濫情報の変更 従来の「洪水警報・洪水注意報」の体系が見直されました。特に洪水予報河川では、川ごとの氾濫危険度がより直接的に示されるようになりました。 例: 河川氾濫警報(レベル3) 河川氾濫危険警報(レベル4) 河川氾濫特別警報(レベル5) 3. 「線状降水帯」とは? NHKニュース(2026年6月3日)より 線状降水帯とは 「線状降水帯(せんじょう・こうすいたい)」とは、発達した積乱雲(雷雲)が次々と発生・発達し、同じ場所を通過したり、そこにとどまったりすることで、その線上のエリアに猛烈な雨が何時間も降り続く現象です。 その結果、「1日で数百mmの大雨」や「1日で平年の1カ月分を超える雨」といったことも珍しくありません。これによって、次のような災害が短時間で発生します。 河川の急激な増水・氾濫 土砂災害 市街地の浸水 台風は進路をある程度予測できますが、線状降水帯は発生場所や規模の予測が難しいという特徴があります。このため、最新の気象情報を確認し続けることが重要です。 近年の主な豪雨災害の多くは、この線状降水帯が原因とされています。 線状降水帯に関する予測・警報 気象庁は近年、線状降水帯に関する情報提供を充実させています。 半日前程度からの呼びかけ 大雨災害の危険性が高まると見込まれる場合、「線状降水帯が発生する可能性があります」という情報が、約12時間前から発表されます。 線状降水帯予測情報 危険性がさらに高まると、「〇〇県では線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります」という情報が発表されます。 対象地域も以前より細分化され、県全域ではなく複数市町村程度まで絞って発表されるよう改善されています。 線状降水帯実況情報 実際に線状降水帯が解析されると、「〇〇地方で線状降水帯が発生しました」という実況情報が発表されます。 この段階では、土砂災害や河川氾濫などが発生する危険性が非常に高くなっています。 大雨特別警報 さらに状況が悪化すると、大雨特別警報が発表されます。これは「数十年に一度」程度の大雨ではなく、「これまで経験したことのないような災害」が迫っていることを意味します。非常に危険です。 この段階になってからでは避難が困難な場合も多いので、その前の通常の「警報」によって「避難指示」が出た段階で避難することが非常に大切です。 しかし、もし避難しそびれて、その地域にとどまっている状態で「特別警報」が発令された場合は、命を守るための最善の行動(近くの丈夫な建物の上階への移動や、がけ・河川から離れた安全な場所への移動など)をしてください。 4.避難指示はどのように広報されるか 避難情報はどうやって住民に伝えられるか 避難指示は複数の手段で住民へ周知されます。例えば次のような手段があります。 ・防災行政無線:市町村が設置した屋外スピーカーから「警戒レベル4、避難指示を発令しました。〇〇地区の皆さんは直ちに避難してください」というように放送します。 ・緊急速報メール(エリアメール):対象地域にいる携帯電話へ一斉配信されます。特徴は、登録不要、メールアドレス不要、大きな警報音が鳴ることです。例えば、携帯電話に大きな音が鳴ると同時に「〇〇市 警戒レベル4 避難指示 直ちに危険な場所から避難してください」といった情報が表示されます。住民だけでなく、その地域に滞在している人にも届きます。ただし、情報は日本語で届くことが多いので、基本的な災害用語を日ごろから学んでおいてください。 ・テレビ・ラジオ ・インターネット ・防災アプリ:下記に具体的に紹介しています。 ・SNS:市町村はXやFacebook、LINEなどでも情報発信をします。内容は「避難指示」「避難所開設」「河川情報」「道路冠水」などです。一方でSNSには誤情報(フェイクニュースなど)も流れるため、自治体や公的機関の公式アカウントを確認することが重要です。 ・消防団・消防車、広報車 災害時の情報収集ツール 災害時の情報収集ツールには、テレビ・ラジオのニュースや行政の公式サイト、スマートフォンで受け取る緊急速報メールやエリアメール(大きな音とともに通知が届く)などがあります。 外国人向けの災害情報サイト [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 国土交通省の防災ポータル(多言語) ※さまざまな災害情報にアクセスできるポータルサイト。市町村の避難情報にもここからアクセスできます。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 気象庁の災害情報(多言語) [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] ハザードマップポータルサイト 外国人向けの防災アプリ(スマートフォン用) ・Safety Tips:地震・津波・台風などの災害情報や避難情報を多言語で通知します。 ・NHK WORLD-JAPAN:通常ニュースや災害情報を多言語で配信します。 日ごろの備えと実際の避難 日ごろの備え 「備蓄」や「非常持出袋」など日ごろの備えについては下記の記事を参考にしてください。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 外国人のための防災の基礎知識と情報収集方法|KOKORO 避難所に行くことだけが「避難」ではありません 「避難」とは避難所へ行くことだけではありません。危険な場所から安全な場所へ移動することが避難です。 避難所、親せきや友人の家、高台、ホテル、公民館など、安全な場所へ行くのであれば、どれも「避難」です。日ごろから、災害時にどこに避難するかを考えておいてください。 また、夜間や大雨の中で避難することは困難です。このため、「避難指示」が出る前の段階でも、危険を感じたら自分の判断で早めに避難してください。 5.近年の日本の主な水害 西日本豪雨(2018年7月撮影) 2026年までの10年間に起きた(2015~2024年)主な水害をいくつか紹介します。 ① 2019年 東日本台風(台風19号) 水害被害額:約2兆1,500億円 死者・行方不明者:100人超 堤防決壊:約140か所 被災建物:約8万棟 浸水面積:約2万ha超 千曲川、阿武隈川、多摩川などが氾濫。統計開始以来最大の水害被害額を記録。 ② 2018年 西日本豪雨(平成30年7月豪雨) 水害被害額:約1兆2,000億円規模 死者・行方不明者:250人超 被災自治体:14府県以上 災害廃棄物:約200万トン 岡山県真備町、広島県、愛媛県を中心に壊滅的被害。平成最悪クラスの豪雨災害。 ③ 2024年 能登半島豪雨・台風10号等 水害被害額:約7,700億円 死者・行方不明者:約20人 石川県、山形県で統計開始以来最大被害 能登半島地震からの復旧途上地域を直撃 ④ 2023年 梅雨前線豪雨・秋田豪雨 水害被害額:約7,100億円(そのうち秋田県:約1,590億円、福岡県:約670億円、和歌山県:約560億円) 秋田市中心部で大規模浸水 ⑤ 2020年 令和2年7月豪雨(熊本豪雨) 水害被害額:約6,500億円(そのうち熊本県:約3,170億円) 死者・行方不明者:80人超 37府県で土砂災害961件 球磨(くま)川流域で大規模氾濫。人吉市、球磨村などに甚大な被害。 ⑥ 2016年 台風10号・北海道豪雨 水害被害額:約4,660億円 被災建物:約1万6,000棟 浸水面積:約1万ha 岩手県と北海道で被害の約7割。北海道・東北を襲った歴史的豪雨。 ⑦ 2021年 令和3年豪雨 水害被害額:約3,600億円(佐賀県:約650億円、福岡県:約520億円、広島県:約420億円) 死者・行方不明者:約30人 熱海で土石流発生 6.まとめ NHKニュース(2026年6月3日)より 災害から命を守る3つのポイント 気象情報を毎日確認する。 警戒レベル4で避難を開始する。 避難指示が出たら迷わず安全な場所へ移動する。 日本では災害は特別なできごとではなく、毎年のように発生しています。日ごろから避難場所(公共の避難所や安全な親せき・友人宅など)を探したり、非常時に持ち出せる非常持出袋を用意したりするなど、十分に備えてください。そして、大雨や台風が予想されるときは、気象情報をこまめに確認し、災害のおそれが起きたら、早めに行動してください。 災害時には「まだ大丈夫」と考えず、早めに避難することが命を守る最も重要な行動です。
  • 外国人のための防災の基礎知識と情報収集方法

    2026年06月04日
    日本は災害が多い国です。地震、台風、大雨などが毎年のように発生しています。災害が起きたときに、その災害に関する知識が少ない場合や備えをしていない場合、避難が遅れたり当面の生活に困ったりします。外国人にとっては、言葉や文化の違いによって必要な情報を正しく理解できず、避難のタイミングが遅れることもあります。この記事では、外国人が災害時にできるだけ安全に行動できるように、防災の基本をまとめました。 〈この記事の内容〉 1.日本で起こりやすい災害 2.大雨や台風のときはどう行動するか 3.地震のときはどう行動するか 4.津波の被害を避けるには 5.火山が噴火したときはどう行動するか 6.災害時の避難 7.災害への備え(備蓄など) 8.災害時の情報収集 9.まとめ 1.日本で起こりやすい災害 日本で起こりやすい災害には次のようなものがあります。地域ごとにハザードマップがあり、災害被害の予測について事前に知ることができます。 台風・大雨 事前に予報が出ますが、雨が長く続くと、川のはんらんや洪水、土砂崩れが起こります。 地震 日本ではどの地域でも地震が起きます。揺れが大きい場合、建物が倒れる、家具が倒れる、窓ガラスが割れる、停電、断水などが同時に起こることがあります。 津波 地震の後に発生し、大きな波が非常に速いスピードで陸地に押し寄せます。第二波や第三波などもありますので、長時間の警戒が必要です。 噴火 火山の近くでは火山灰や噴石の影響があります。大きな火山が噴火すると、遠方にも被害が及びます。 2.大雨や台風のときはどう行動するか 日本では近年、地球温暖化の影響で、各地でしばしば集中豪雨(ゲリラ豪雨)が降ります。また、台風も大型化し、たくさんの雨を伴います。 大雨によって洪水が発生すると、建物が水につかることがあります。また、大雨によって山や斜面が崩れたり、土砂が流れて建物が壊れたり道路がふさがれたりすることがあります。 このような洪水や土砂災害から命を守るために、次のような行動をとってください。 大雨や台風への備え ・普段からハザードマップ(災害の発生するおそれがある場所が書いてある地図)で洪水や土砂災害の危険がある場所を確認しておきましょう。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] ハザードマップポータルサイト(国土交通省) 大雨や台風のときの行動 ①海や川を見に行かない ・海や川の様子を見に行って、風雨の影響で水中に転落するケースが非常に多く発生しています。絶対に水辺に近づかないでください。 ②早めに避難 ・気象庁の災害情報などをもとに早めに避難しましょう。避難タイミングをのがすと、風雨がひどくなったり道路が通行止めになったりして移動できなくなることがあります。 ・市区町村から「避難指示」が出たときは、近くの避難所に必ず避難してください。 3.地震のときはどう行動するか 日本の周辺には、複数のプレートが存在しており、世界有数の地震多発地帯となっています。地震から命を守るために、次のような行動をしてください。 地震への備え 地震が起きた場合に避難する場所を家族と話し合っておきましょう。 地域の防災訓練に参加し、災害時の避難方法や避難経路を学んでおいてください。 家具が倒れないように固定しておきます。また、倒れても大丈夫なように、家具の配置にも気をつけます。 地震が起きたときの行動 地震が発生したら、次の点に注意してください。 ① 落下物や転倒物から身を守る ・建物の中にいる場合→落下物から身を守るため、机やテーブルの下に入り、揺れが収まるまで待ちましょう。 ・外出している場合→建物の近くにいると、看板や建物の壁、割れたガラスなどが落ちてくる可能性があるので、カバンなどで頭を守りながら安全な場所に避難してください。 ・車に乗っている場合→車を道路の左はしに停めてエンジンを止め、歩いて安全な場所へ避難してください。 ② 火の始末(火災を防ぐ) ・揺れが収まったら、台所やストーブなどの火を消してください。 ・もし出火した場合は、消火器などでできるだけ消火しましょう。 ・地震の後は、ガス漏れが起きている可能性があるので、火はつけないでください。 ③エレベーターを使わない ・故障して中に閉じ込められる危険性があります。 ④安全な場所に避難 ・揺れが強いと、建物の倒壊や火災の危険があり、山や丘では土砂くずれの危険性もあります。揺れが収まったら、近くの避難場所などへ移動してください。 4.津波の被害を避けるには 海底の下で大きな地震が発生すると、海底が盛り上がったり沈んだりします。これに伴って津波が発生します。 津波への備え 普段からハザードマップなどで危険地域や避難場所への経路などを確認しておきましょう。 地域の防災訓練に参加し、災害時の避難方法を学んでおいてください。 津波が起きそうなときの行動 津波が海岸に近づいてくるのを見てから避難を始めても間に合いません。以下のことに気をつけて早急に避難してください。 ①揺れを感じたら避難 ・海や大きな川の近くで強い揺れを感じたときや、弱い揺れでも長い時間ゆっくりした地震を感じたときは、すぐに海や川から離れ、高台や避難ビルなど高い場所に避難してください。 ②警報を聞いたら避難 ・地震を感じなくても、気象庁から津波警報が発表されたときは、すぐに高い場所に避難しましょう。 ③長時間、警戒する ・最初の津波より第二波や第三波の方が大きい場合もあります。地震の揺れが収まってから長時間の警戒が必要です。 5.火山が噴火したときはどう行動するか 日本には多くの火山があります。噴火から命を守るために、以下の行動をしましょう。 噴火への備え 普段からハザードマップで自分の住む地域にどのような災害の危険性があるのか確認しておいてください。 登山をするとき→気象庁のサイトやハザードマップで火山に関する情報を確認▽登山届を提出▽通信機器やヘルメットを準備。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] Compass(登山届けを出すためのサイト) 噴火が起きたときはこうする ①マスクや布で口をおおう ・火山灰を吸い込んではいけません。火山灰には、細かいガラス片や鉱物の破片が含まれており、肺などに悪影響を与えます。 ②避難 ・建物の中に避難し、火山灰や噴石から身を守ります。 ・市区町村から「避難指示」が出たときは、すぐに安全な場所に避難してください。 ③登山中に噴火が発生したとき ・すぐに火口から離れ、山小屋やシェルターなどに避難してください。 ・頭を守るためにヘルメットをかぶってください。 6.災害時の避難 避難所の様子(さまざまなタイプの避難所があります) 避難場所 ・災害が発生しそうな場合や発生した場合、早めに安全な場所に避難してください。 ・住んでいる地域の避難場所を普段から確認しておいてください。 ※各市区町村のホームページなどで確認できます。 ・避難場所へ行くことが難しいときは、近くの安全な場所(しっかりした建物など)に逃げましょう。 避難指示 ・災害による被害が発生する可能性が高まった場合、自治体が「避難指示」を発令します。テレビやラジオ、スマートフォンへの緊急速報メールなどで避難指示を知ることになります。「避難指示」が出る場合は命の危険もありますので、近くの避難所などにすぐに避難してください。 避難方法 ・避難をするときには、必ず火を消してから外出してください。また、持ち物をできるだけ少なくして背中に背負うなどし、両手が自由に使えるようにしてください。 7.災害への備え(備蓄など) 災害に備えた備蓄 災害時に当面の生活を続けるために、水・食料や緊急用トイレなどの備蓄が必要です。 基本的な備蓄 飲料水:最低でも1人1日3ℓ×3日分以上備蓄してください。大きな地震などが起きると、水道管が破損して長期間、断水することも多いので、できれば1~2週間分準備しておく方が望ましいです。 生活用水:断水に備えて生活用水の備蓄も必要です。 食料(保存食):缶詰やレトルト食品。大災害が起きたら、店の商品はあっという間になくなり、長期間買えなくなります。道路が寸断されると、品物が長期間入ってきません。数日分の備蓄を推奨する記事も多いですが、できれば2週間分以上の備えがある方が良いでしょう。 災害用トイレ:通常のトイレで水が流れなくなりますので、使い捨てトイレ(または大きなゴミ袋)を多めに用意しておきましょう。 非常用持ち出し袋(防災リュック):懐中電灯やラジオ、電池など災害時に必要なものを詰め込んだ袋です。モバイルバッテリーや現金(災害時は電子決済ができないことがあります)、常備薬なども入れておきましょう。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 防災リュックを準備しましょう(JP MIRAI) 外国人にとっては身分証関係も重要 ・在留カード、パスポート、在留資格関連書類:本人確認やさまざまな手続きに必要です。 ※コピーだけでも非常持ち出し袋などに入れておきましょう。 避難場所を事前に知っておく ・大きな災害のときには公共施設などが「避難所」として使われます。避難所になる場所はあらかじめ決まっていますので、市区町村のホームページなどで普段から確認しておいてください。 ・災害が起きたら、自治体の情報などを確認して早めに避難してください。 ・避難所では地域住民との共同生活が原則です。日ごろから「おはようございます」「こんにちは」とあいさつをするなどして、地域住民と良い関係をつくっておきましょう。 連絡方法や集合場所 連絡方法や集合場所を事前に決めておく ・災害が起きた場合に家族や友人と連絡を取り合う方法や集合場所を決めておきましょう。通信障害や停電もありますので、スマートフォンがいつでも使えるとは限りません。 紙に書いた連絡先 ・家族・友人・勤務先・学校の連絡先を書いた紙を持っておくと、災害時にスマートフォンの電波が届きにくい場合や電源が切れた場合に役立ちます。 8.災害時の情報収集 災害が起こりそうなときや災害が起こった場合はどのように情報を収集したらよいでしょうか。 災害時の情報収集ツール 災害時の情報収集ツールには、テレビ・ラジオのニュースや行政の公式サイト、スマートフォンで受け取る緊急速報メールやエリアメール(大きな音とともに通知が届く)などがあります。 災害時に役立つサイトやアプリを紹介します。 外国人向けの災害情報サイト [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 国土交通省の防災ポータル(多言語)※さまざまな災害情報にアクセスできるポータルサイト。各自治体の情報(避難情報など)にもここからアクセスできます。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 気象庁の災害情報(多言語)※さまざまな災害情報を多言語で発信 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] ハザードマップポータルサイト 外国人向けの防災アプリ(スマートフォン用) ・Safety Tips:地震・津波・台風などの災害情報や避難情報を多言語で通知します。 ・NHK WORLD-JAPAN:通常ニュースや災害情報を多言語で配信します。 ※アプリは事前にダウンロードしておくことが重要です。 外国人向けの相談窓口 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 外国人在留支援センター(FRESC)※在留資格や生活について相談できる窓口。災害時にも今後の仕事や生活について相談できます。 フェイクニュースに注意 ・災害時にはフェイクニュースが多発します。特にSNSでたくさんのデマが飛び交うこともあります。不確かな情報を信じないでください。 ・公式情報を優先する:自治体や公的機関、報道機関からの情報を確認してください。 9.まとめ 日本は地震や台風、大雨などの自然災害が多い国なので、災害への備えや知識が重要です。 大雨や台風のときは水辺に近づかず、早めに避難します。 地震のときは落下物から身を守ることと火の始末に特に注意してください。 津波のときは一刻も早く高い場所へ逃げることが重要です。 噴火の際には火山灰から身を守るための対策が必要です。 さらに、災害への備えとして、水や食料などの備蓄、在留カードなど重要書類の管理、避難場所の事前確認などが大事です。 災害時には正確な情報を得ることが重要です。SNSの不確かな情報に惑わされず、自治体や公的機関、報道機関の情報を優先してください。多言語対応の情報サイトやアプリも活用しましょう。 日ごろから準備しておくと、実際の災害時に被害を大きく減らし、避難生活にもしっかり対応することができます。できることから防災対策を始めていきましょう。
  • 日本に長く住むあるベトナム人の大みそかとお正月

    2025年09月08日
    私は日本人男性と結婚し、日本に住んで長い年月がたちました。子育てをしていたころは「お正月は日本とベトナムのどちらの国にとっても大事なイベント」と娘に伝えたかったので、毎年年末には日本の伝統的なお正月の準備をして新年を祝ってきました。その習慣は、娘が大きくなった今も続けています。わが家の年末年始の様子を紹介します。〈執筆:日本に長く住むベトナム人女性〉 ※上の写真は日本の「おせち料理」 〈このページの内容〉 ・年末の過ごし方:お正月の準備 ・わが家のお正月 ・お正月のさまざまな過ごし方 年末の過ごし方:お正月の準備 かがみもち 大そうじと正月の飾り わが家では毎年、年末に家族で大そうじをします。みんなで手分けして部屋や押し入れの中を整理し、不要になったものは捨てます。そして、部屋の窓やバルコニーの大きなガラス窓をていねいにふき、日ごろはあまりそうじをしないキッチンの換気扇もきれいにします。家中がきれいになったら、リビングに「かがみもち」を置きます。かがみもちは日本のお正月の風物詩の一つです。 おせち料理作り 年末になると、日本のデパートやスーパーマーケットで、四角い箱(重箱)に詰められた「おせち料理」のサンプルや写真をよく目にしますね。日本では、日持ちする料理を詰め合わせて1月1日~3日(三賀日)に食べる文化があります。これを「おせち料理」と言います。この記事の冒頭の写真がおせち料理です。私は、おせち料理の中で自分で作れるものは自分で作っています。12月30日や31日はその料理作りでも忙しくしています。 ちなみに、日本に住むベトナムの若者たちの中には、日本の正月に、ベトナムの旧正月(テト)のときと同じようにバインチュンや伝統料理を準備して集まり、宴会を楽しむ人も多いようです。 年こしそば 年越しそば 日本では12月31日のことを「大みそか」と呼びます。大みそかの夜、日本ではそばを食べる習慣があります。このそばを「年こしそば」と言います。わが家でも、大みそかの夜は、家族で年こしそばを食べ、NHKの「紅白歌合戦」を観ながら過ごすのが定番。日本では、大みそかの夜をこのようにして過ごす家庭が多いです。 除夜の鐘(じょやのかね) 大みそかの深夜、お寺に行って108回の除夜の鐘を鳴らす行事に参加してから新年を迎え、そのまま初詣をする人もいます。 わが家のお正月 初もうでの風景 元旦の朝 元日の朝は、家族でおせち料理を囲み、おもちを入れた「雑煮」(ぞうに)を食べます。お雑煮は正月用の特別なみそ汁です。その後、子どもたち(自分の子どもや孫、親せき)に「お年玉」を渡します。お年玉は新年の特別なお小づかいです。 初もうで わが家では、元日の午後は、夫の両親の家を訪問して新年のあいさつをします。その後、神社へ行って「初もうで」。お参りの後は、縁起物の「破魔矢(はまや)」を買い、「おみくじ」を引きます。そして、神社の境内にある露店でたこ焼きなどを買って食べるのも楽しみです。 ちなみに、神社の宗教は神道(しんとう)、寺の宗教は仏教(ぶっきょう)ですが、ほとんどの日本人が宗教の違いを気にせず、神社や寺の景観や立地、にぎやかさなどの基準で行き先を決めます。また、同じ人が日ごろから神社にも寺にも行きます。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 初詣で人気の高い全国の社寺 三賀日(さんがにち)の過ごし方 わが家では、1月2日以降は、それぞれの予定にしたがって過ごします。私は関東地方の大学同士が長距離のリレー競走をする「箱根駅伝」が好きで、1月2日も3日もテレビにかじりついています。三賀日(1月1日~3日)はこのように、お祝いの料理を食べたり、親せきを訪問したり、初もうでに行ったり、自由時間をゆったり過ごしたりする期間です。 お正月のさまざまな過ごし方 わが家の年末年始を紹介しましたが、お正月の過ごし方は人や家庭によってさまざまです。 家族の再会 お正月は、家族・親族が再会する時期です。故郷を離れて暮らしている人は年末年始に実家に帰省することも多く、親や親せきといっしょに過ごします。 旅行・レジャー 年末年始には、海外や国内に旅行に行く人もたくさんいます。このため、年末年始の公共交通はとても混雑し、ホテルの宿泊費も高くなります。これは日本のゴールデンウィーク(4月末~5月上旬)や盆休み(8月)と同じです。また、たとえば東京に住んでいる人が遠くに行かない代わりに都内の高級ホテルでぜいたくな年末年始を過ごすというケースもあります。 日本に住んでいる私のベトナムの友人にも、日本の正月休みを利用してベトナムに帰省する人が多いです。ベトナムの旧正月(テト)の時期に日本で長期休暇を取るのは難しいケースが多いためです。 もち 日本のお正月の食べ物で欠かせないのは「もち」です。ベトナム人はもちにハムなどをはさんで食べますが、日本人は焼いたもちを雑煮(ぞうに)の中に入れたり、もちにのりを巻いてしょうゆをつけたり、大根おろしとしょうゆをつけたりして食べます。私はチーズをはさんでしょうゆをつけて食べるのが好きです。 年賀状 日本では、新年のあいさつをはがきに書いて郵便で送る「年賀状」という文化が長く続いています。日本郵便は毎年11月1日に年賀はがきを発売します。絵や図柄が裏に印刷されている年賀はがきもあれば無地の年賀はがきもあります。無地の年賀はがきに家族の写真やあいさつ文をパソコンなどで印刷して送る人も多くいます。 年賀はがきの発行枚数は2003年にピークの約44.6億枚を記録しましたが、近年はメールやSNSで年始のあいさつをすませる人が急増し、年賀状文化は急速に衰退しています。年賀はがきの発行枚数は年々減り、2025年用(2024年12月発売)は約10.7億枚でした。

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【在ベトナム日本国大使館後援】

  • Vol. 05 留学時は勉強中心、稼ぐのは就職後

    今回の先輩 LUONG THI TUYET(ルオン・ティ・トゥエト)さん 1993年生まれ、ハイフォン市出身2011年 6月 QUANG TRUNG 高校卒業2011年 9月 ハノイ国家大学・人文社会学科大学 国際学学部 入学2015年 6月 ハノイ国家大学・人文社会学科大学 国際学学部 卒業2016年 4月 兵庫県の専門学校(日本語学科) 入学2017年 10月 エール学園デュアルビジネス学科 入学2018年 3月 シンコー株式会社(正社員) 入社 はじめに 私はハノイの大学を卒業後、日本の専門学校で日本語を学び、日本で就職しました。職場の上司や同僚に恵まれ、やりがいのある仕事をし、充実した社会人生活を歩み始めています。日本に出稼ぎ目的で留学する人もいますが、なるべく借金をせずに訪日し、しっかり勉強してよい就職先を見つけましょう。その方が充実した社会人生活を送れますし、お金も長期にわたって稼げます。今回は、写真を中心に私の日本での仕事や旅行、ボランティアの様子を紹介します。 日本の大都会には大きな書店がたくさん【大阪市内で2019年9月】 専門学校を経て日本で就職 私はハノイ国家大学時代、学外の日本語教室で4カ月間勉強し、日本語能力試験(JLPT)のN4を取得してから2016年春に日本に来ました。ハノイでは、授業料が安い「SOFL」という教室に週2、3回通いました。授業料は4カ月で400万ドンでした。 訪日後、兵庫県内の専門学校(日本語学科)で2年間学ぶ予定でしたが、1年半で退学し、大阪市の専門学校「エール学園」に移りました。私は最初の学校で成績が一番だったこともあり、ある人が「あなたはもっと高いレベルの授業を受けた方がよい」と言ってエール学園を紹介してくれたのです。 エール学園の教育には、地元企業でのインターンが含まれます。私は小さな旅行会社で2カ月間(週3回)、インターン(飛行機の予約や電話対応)をしました。同社は従業員を募集していませんでしたが、社長がいくつかの企業を紹介してくれました。その中の一つ「シンコー株式会社」(東大阪市)で2018年3月から働き始め、アルバイトや契約社員を経て同年10月に正社員になりました。 訪日後間もないころ、ショッピングモール前で同郷の親友と【兵庫県で2016年4月】 日本での暮らし(学生時代) 私の兵庫県の専門学校時代の暮らしについて紹介します。 ・奨学金…兵庫県の奨学金を毎月3万円もらいました。生徒が書いた申請書と作文をもとに学校が県に申請します。この奨学金を受給できたのは同期の中で私一人でした。 ・寮…日本語学校が借りているマンションの部屋(2DK、電化製品や家具付き)にベトナム人4人で住みました。寝室1室を2人で使い、居間が別にありました。家賃は1人15,000円(約3,170,000ドン)で、光熱費は別でした。 ・アルバイト…最初はスーパーマーケットで、棚に商品を補充する「荷出し」を担当しました。その後、回転寿司店で10カ月間働きました。ここでは、最初は厨房の担当で、日本語が上達してからはホール(接客など)に移りました。 大阪では、コンビニエンスストアで毎週2、3回(17時~22時)働きました。勉強に集中するためにアルバイトを最小限にし、友人からお金を借りて授業料や生活費を支払いました。 一緒に訪日した同郷の親友2人と学校の寮の前で【兵庫県で2016年5月】 【電動自転車】 兵庫県にいたころは、学校が終わってからアルバイトに行くために自転車が頼りでした。電車やバスが不便だったからです。最初は、自転車で40分かけてアルバイトに通いましたが、疲れるし時間もかかるので、お金を貯めて半年後に電動自転車を買いました。約10万円(約21,125,000ドン)もしましたが、田舎で暮らす外国人留学生の大半は電動自転車を持っていると思います。大阪に行ってからは電車がとても便利なので、電動自転車は要らなくなりました。 ただし、日本の電動自転車は「電動アシスト自転車」であり、「モペット」とは違います。モペットに乗る際、ベトナムでは免許が不要ですが、日本では運転免許証が必要ですので、注意してください。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] 在ベトナム日本国大使館(モペットに関する注意) お金を稼ぐのは就職後で十分 私は留学生の時はほとんど貯金や仕送りをしませんでしたが、日本で就職したので、これから何年間も両親にお金を送ることができます。親に送金するためにアルバイトばかりする留学生もいますが、留学中に勉強しないと、よい就職先はありません。アルバイトをほどほどにしてしっかりと勉強をし、日本やベトナムでよい企業に就職する方が、仕事のやりがいもあり、お金も長期に渡って稼ぐことができます。 [iconpress id="local_120" title="book" style="color:#525252; font-size:25px;" ]私の家計簿(1カ月の平均)※就職後 ※100円=21,125 VND(2019年12月1日現在) 収入(合計約170,000円) 給料 170,000円※税金、社会保険などを引いた後の手取り額※これとは別に年に2回、ボーナスも支給される 支出(合計 約123,000円) 家賃(寮費) 48,000円※1人暮らし※ワンルーム、トイレ、シャワー&バス※水道代込み 光熱費  6,000円※電気・ガスの合計 携帯電話  3,000円※Biglobeモバイル(ネット接続費用込み) 食費  30,000円※主に自炊 雑費・交通費 30,000円※ハイキング、カラオケ、町歩きなど主に週末の遊興費 水泳教室 6,500円 差額(貯金)平均50,000円 ※余ったお金は毎月ベトナムの両親に送金※ボーナスなどで貯めたお金は、テトに一時帰国したり、学生時代に友人に借りたお金を返したり、ボランティアで遠方に行く費用などに使う。 仕事を楽しむ 「シンコー」は壁紙やカーテン、カーペットなどインテリア資材の販売会社です。海外とも取引があり、私は、商品の輸出手続き(書類作成など)や海外代理店との連絡(メール、FAX、電話)を担当し、1年に1回、海外出張もあります。これまでの出張先は香港・台湾・ベトナムで、ベトナム出張の際は、ハイフォンの実家に少しだけ立ち寄り、両親に顔を見せることができました。 [iconpress id="local_1803" title="external link" style="color:#525252; font-size:22px;" ] シンコー 上司や台湾人の同期と香港・台湾・ベトナム(ハノイ)に出張。販売代理店への挨拶や市場調査、営業のためで、ハノイでは通訳も担当しました。夜は町歩きを少し楽しみました。【いずれも香港で2018年10月】 日本を楽しむ(ハイキング) 私はベトナムではハイキングに行きませんでしたが、日本にはハイキングコースがたくさんあって、自然と触れ合えます。私は就職後、勤務先の上司や同僚とよく週末にハイキングに行っています。 勤務先の上司や同期生と計4人で大阪府の「府民の森 ほしだ園地」へ【2018年4月】 勤務先の上司や同期生と計4人で葛城山(奈良県・大阪府)へ。つつじの花がきれいでした。【2018年5月】 勤務先の上司や同期生と計4人で葛城山(奈良県・大阪府)へ。つつじの花がきれいでした。【2018年5月】 勤務先の台湾人の同期生と2人で兵庫県朝来市の竹田城跡へ【2018年12月】 [video width="1540" height="1180" mp4="https://www.kokoro-vj.org/wp-content/uploads/2019/12/181223 竹田城趾①.mp4"][/video] 日本を楽しむ(ボランティア) 就職後、ボランティアで交流活動にも参加しています。日本では、4月末から5月上旬にかけて1週間前後の連休があり、「ゴールデン・ウイーク(GW)」と呼ばれています。私は2019年のGWに日本人も知らない鹿児島県の離島「宝島」に6泊し、農業の手伝いをしました。 [show_more more=▼続きを読む less=▲閉じる align="center" ] このボランティアのことはインターネットで知りました。大阪から鹿児島へは飛行機で約75分。全国各地から私を含めて7人のボランティア(学生4人、社会人3人)が自費で鹿児島港に集合し、船に乗ること約13時間。私たちは宝島の港で島の人と合流し、農家に泊まって、らっきょうの収穫や田植え、工芸品作りなどを手伝いました。 宝島の海は見たこともないぐらいきれいで、底まで透けて見えました。また、夜には空いっぱいに星が散らばり、生まれて初めて流れ星も見ました。GWは交通費が高いので大きな出費になりましたが、宝島での経験は人生の宝になりました。 [/show_more] また、2018年6月には、兵庫県の淡路市で日本の小学生と外国人留学生がふれ合う1泊2日の交流会に参加しました。会話は英語か日本語で、交通費は自己負担、宿泊費は主催者負担でした。 人生の宝になった鹿児島県・宝島でのボランティア滞在【2019年5月】 人生の宝になった鹿児島県・宝島でのボランティア滞在【2019年5月】 淡路島で小学生と外国人留学生が触れあうイベントに参加【2018年6月】 日本を楽しむ(同郷ベトナム人との絆) 訪日の約半年前、ハイフォンの高校で同級生だった親友2人に日本に行くことを打ち明けると、数週間後、2人も「一緒に行く」と言いだし、同じ専門学校に留学することになりました。また、ベトナムで専門学校を卒業後、よい仕事が見つからなかった私のいとこ(1歳下の男性)も着いてきました。 訪日後、親友2人とは寮の部屋も一緒で、いとこも含めて4人でよく一緒に遊びに行きました。その後、大阪と兵庫に分かれましたが、今でも時々集まって観光や食事などを楽しんでいます。 一緒に訪日した同郷の4人でテトのお祝い【大阪のベトナム料理店で2018年2月】 一緒に訪日した4人で秋の京都を観光【いずれも京都市内で2016年11月】 同郷の4人を含むベトナム人5人で奈良公園を観光【2019年3月】 おわりに 私の日本での仕事や旅行、ボランティアの様子を紹介しました。私は留学中、アルバイトを最小限に抑えて勉強に時間をとり、就職先探しのインターンやアルバイトを経て日本の会社に就職しました。よい会社を紹介され、今、素敵な上司や同僚と一緒に仕事をしています。 皆さんも、せっかく留学するなら、きちんと勉強してよい就職につなげましょう。就職後のやりがいが大事ですし、お金も就職してからの方が長く稼げます。あなたの日本留学や就職が成功することを願います。 勤務先の専務(左)は心の温かい素敵な上司です。奥さん(右)のお誕生日の記念に私がお二人の似顔絵を描きました。 勤務先の専務(左)は心の温かい素敵な上司です。奥さん(右)のお誕生日の記念に私がお二人の似顔絵を描きました。

    2019年12月04日

  • ボランティア活動紹介 – 外国の障害児に送るための車いす修理活動 –

     JR青梅線の羽村駅近くの倉庫で毎月第3日曜日、海外の障害児に送るために古い車いすを修理、清掃するボランティア活動が行われています。毎回100人前後の日本人と外国人のボランティアが参加しており、親子で参加する家族も見られます。  この活動は、使用済みの古い車いすを使えるように修理し、世界中の障害児に送っているNPO法人「海外に子ども用車椅子を送る会」が主導しています。  NPOは2004年に設立され、現在までに23カ国に約8000台の車椅子を送りました。ベトナム人のボランティアグループは2011年から参加しており、毎月10人ほどが活動しています。今年は、7月から9月にかけてベトナムに送られる車いす90台をメンテナンスし、累計で1200台以上をベトナムの子どもたちに送りました。ベトナム向けの車いすを修理する際は、30人を越えるボランティアが参加するため、全参加者にベトナム料理を提供したこともあります。   会場は都心からは離れていますが、有意義な活動で日本人、ベトナム人だけでなくネパール人やイギリス人、アメリカ人など様々な国のメンバーが毎月集まります。参加に興味がある場合は、下記のFacebookのページに連絡してください。 ☆ NPO 海外に子供用車椅子を送る会サイト https://kaigaikurumaisu.org ☆「海外に子ども用車椅子を送る会 ベトナムプロジェクト」ウェブサイト https://www.facebook.com/groups/235820103418402/ ☆在日ベトナム人協会 https://www.facebook.com/groups/235820103418402/

    2019年11月27日

  • 日本でも一緒にサッカーをする仲間が作れる

     ベトナムでサッカー人気が高まっています。10月15日もベトナム代表がインドネシア代表に3-1で勝ち、盛り上がりました。  この人気に伴い、最近はベトナム人の娯楽としてのサッカー熱も高まっています。日本でも、サッカーサークルにベトナム人が参加したり、大会を企画したりしています。川の河川敷や公園でベトナムの若者が大勢集まって練習しているのを見かけます。大会に向け、会社や学校が終わった後に集まり、大会のため熱い日も寒い日も本気で練習している人たちもいます。  日本は1993年からサッカーのプロリーグがあり、大人気のスポーツです。仲間で集まって練習しているグループも多く、日本に留学してアルバイトをするとそんな日本人と知り合います。その人たちと仲良くなって、一緒に練習し、サークルに参加したりできます。  サッカーはチームプレーなので、スポーツ精神や連帯責任、協調性も身につきます。サッカー好きは、ぜひ日本のサークルの扉をたたいてみてください。歓迎してくれますよ。

    2019年10月26日

  • 日本の冬服 -日本の冬は寒い-

     紅葉のシーズンを迎え、もうすぐ本格的な冬がやってきます。日増しに寒くなっていく今日この頃……どんな冬服を準備すればいいのか、一緒に考えましょう! 1.冬に必要な服  まずは寒い冬に必要なアイテムをご紹介します。  長めのアウター、タートルネックセーター、ストレッチウールニットセーター、ジーンズ、スカート(素材:スエード、コーデュロイ、ニットなど)、ベレー帽、タイツ、レギンス、レッグウォーマー、ウールの靴下などをそろえましょう。それらのアイテムにブーツやスニーカーを組み合わせるのがオシャレです!  また日本では、保温効果が高いインナー(ヒートテック)を売っていますので、何枚も重ね着する必要がなく、ファッションを自由に楽しめます。誰もが1~2着は持った方が良い〝寒い日本の必需品〟ですね。  寒さが厳しい雪の日や深夜、早朝に外出する人たちはインナーに加え、ニットキャップ、耳あて、ネックウォーマー、厚手の手袋、スノーブーツなどを準備しておくのがおススメです。 2.洋服の色  冬は、紺、黒、グレーなどの暗めな色の服が多く出回りますが、そこまで季節を意識した色のものを着なくてもいいと思います。ただ、どのお店でも暗めの色の服が増えてきますので、そこに差し色として明るめな色のものや奇抜なカラーのものを持ってくると、インパクトもあるだけでなく、個性も主張できます。逆に落ち着いた雰囲気にしたい、または無難な感じにしたいなら、同系色のコーディネートでまとめるのが失敗もないし簡単ですね! 3.冬服を買うお得な期間  冬服のセールは12月からスタートします。まず月初めにプレセール、中旬にグランドセール、そしてクリスマス直後からクリアランスセールが始まります。そして1月に入ると新春セール等が開催されます。シーズンごとのセールの中で、一番お得感があるのが冬のセールではないでしょうか。単価が高いため、割引率によってはかなり割安になりますし、コートなどの厚手のアウターは流行に関係なく長く着られるものが多いです。この時期に少し奮発してでも多くのアイテムを購入しておきたいですね! 以上、日本の冬服の紹介でした。暖かく、オシャレな冬を思いきり楽しみましょう!

    2019年11月18日

  • ベトナムの常識・日本の非常識_23:隣人の家に勝手に上がらない

    日本では、いくら親しい間柄の隣人でもさまざまな節度を守る必要があります。隣人と外で立ち話はするのに、自宅にはなかなか入れない▽玄関を閉め、窓にはカーテンを閉めて自宅内が外から見えないようにする▽“騒音”に敏感――など、日本の近所付き合いの文化を一緒に見ていきましょう。 隣人宅に入るのはハードルが高い 「遠くの親戚より近くの他人」はベトナムで古くから語り継がれてきた言い伝えで、ベトナム人にとって隣人は特別に親しい間柄の人たちです。私の家はハノイの高層アパート(日本で言う「マンション」)にあります。同じ階に10軒あり、ほとんどの家はほぼ終日、玄関のドアが開いていて、大人も子どももお互いの家に自然に出入りします。唐辛子を求めて隣家を訪ねたり1ケースの卵をあげるために出入りしたりすることもあり、いつも活気があってフレンドリーな雰囲気です。 立ち話はよく見かけるが… しかし、こうした文化は日本人から見るとちょっと奇妙に映り、人によっては厄介だと感じる場合もあります。多くの日本人、特に都会に住む日本人にとって、彼らの家は家族だけが出入りする場所なのです。アパートの隣人同士がいくら親しくても、ベトナムのようにお互いの家に出入りすることはあまりありません。日本では、主婦が玄関前で何時間も立っておしゃべりすることはありますが、お互いの家に入ることはまた一つ上の領域なのです。私の姉は日本に30年以上住んでいて近所の方々ととても親しくしていますが、彼女たちの自宅に招かれたことはたった1度しかありません。 自宅の中をあまり見せない 日本の家の様子 先ほどの話と関連しますが、私のアパートでは玄関ドアや窓を開け放っていることが多く、カーテンも日光や新鮮な空気を取り込むためにいつも開けています。近所の人に自宅内を見せるためそうする人もいます。 しかし、多くの日本の家では常にカーテンを閉め、窓もあまり開けたままにしていません。昼間は、日光を取り込むために厚手のカーテンは開けていますが、室内が見えないようにレースのカーテンなどを閉めているケースが大半です。そして、玄関が常に閉まっているのは普通です。日本の住宅街を歩いていると、そこに人が住んでいるのになぜこんなに静かなのか、不思議に思えます。ベトナム人の皆さんはこれに驚かないでくださいね。 日本人は自分の家の中を人に見せたいと思わないのです。ですから、たとえ開いている窓のそばを通りがかったとしても、室内をじろじろ見ないでくださいね。カーテンを閉められてしまうケースが多いでしょうから。しかし、これが日本人の文化であり、日本人らしさであって、決して「冷たい」わけでも「よそよそしい」わけでもないのです。 廊下での“騒音” 日本のアパート(マンション)の静かな廊下 引き続き近所付き合いの話です。アパート(マンション)の廊下を巡る生活文化についても、日本とベトナムで大きな違いがあります。 ハノイの私のアパートの玄関前の廊下では、毎日午後になると、近所の子どもたちが数人、サッカーをしたりおもちゃで遊んだり、叫んだりしています。その子どもたちが遊ぶ様子を見ているおばあちゃんが常に2、3人いる……。そういったシーンはまさに“ベトナム”です。あるおばあちゃんは「新型コロナで自粛中は周辺が静か過ぎて寂しかった。でも、家で遊ぶ子どもたちの声を聞くと、前向きなエネルギーをもらえたわ」と話していました。 以前、日本からの帰国子女である私の娘が通うハノイ日本人学校の女性教師(日本人)は「自宅アパートの廊下がうるさすぎる」と生徒たちに不平を言っていました。彼女はアパートの管理組合に繰り返し相談したのですが、状況は変わりませんでした。子どもたちが遊ぶ声が程度を過ぎると、日本人にとっては“騒音”となり、迷惑に感じてしまうのです。これは、日本人が子どもを嫌いなわけではなく、騒ぐ声の程度によるようです。 日本ではアパート(マンション)の管理規約に騒音に関する項目が盛り込まれているケースも多いです。「子どもが廊下で遊んだり騒いだりすることを禁止する」とまで書かれているかどうかは別にして、廊下や玄関ホールなど共用スペースは基本的に静かです。それは、「騒音を出さない」というのが日本人社会での暗黙のルールだからです。 あなたが部屋で多人数の宴会やカラオケで大きな音を出し続けると、「近所迷惑」となり、通報されて警察がやってくることもあります。日本では、トラブルを避けるためにこのルールをよく覚えておいてください。

    2021年11月09日

  • Vol. 04 留学経験生かし、ハノイの日系企業で活躍

    今回の先輩 Doan Thi Minh Trang(ドァ・ティ・ミン・チャン)さん 1991年生まれ、Hai Duong 省出身2009年6月 Nguyen Trai 高校卒業2009年9月 ハノイ人文社会科学科大学東洋学部 日本学科 入学2012年9月 大東文化大学 国際関係学部 国際関係学科 交換留学生2013年 9月 ハノイ人文社会科学科大学 再入学2014年 6月 ハノイ人文社会科学科大学 東洋学部 日本学科 卒業2014年 7月 日系企業(製造)入社(正社員、通訳・翻訳業務)2015年4月  メイワ・ベトナム入社(営業) はじめに 私はハノイのメイワ・ベトナム(Meiwa Vietnam) という日系企業で働いています。通訳・翻訳もしますが、営業や顧客のフォローを担当しています。私は交換留学で日本の大学で1年間学びましたが、その間、ほとんど日本語だけで生活し、日本語力を高めて帰国することができました。この経験があったためにハノイで大きな日系企業に就職することができました。現在、子育てを義母に手伝ってもらいながら仕事を続けています。 日本留学のメリットとして、「日本語漬け」の環境に置かれ、日本語が上達するということが第一に挙げられます。また、日本人の生活・性格・文化・習慣も学べ、日系企業で働く上でも歓迎されます。そのほか、親から独立して生活するので、時間やお金を自分で管理する習慣が身に付く▽ベトナム人以外の外国人留学生との交流が多く、さまざまな国の友達ができる▽日本の美しい景色を楽しめる――といったメリットもあります。ただ、留学で十分な成果を得るには、ベトナムでしっかり勉強してから日本に行くことが大切です。そうしたことを含め、私の留学経験についてご紹介します。 週末は、長女をたくさん抱っこしてあげます。【2019年3月】 日系企業で活躍の場 私の勤務先の「メイワ・ベトナム」は「明和産業(Meiwa Corporation)」という日本の商社の現地法人で、本社はホーチミン市にあります。私は通訳・翻訳だけを担当しているのではなく、受注・発送を含む営業業務全般を任されています。税引き後の給料は約1,900万ドンで、日本語力や経験、学歴などを高く評価してもらっているように思います。人材紹介会社に履歴書を送って登録したところ、運良くこの会社を紹介してもらえました。 [show_more more=▼続きを読む less=▲閉じる align="center" ] 私の勤務するハノイ支店は日本の塗料や樹脂を扱っています。販売先は主に日系企業で、日本人の営業マンと一緒に顧客に会って通訳やメモをし、成約後も受注・発送・顧客フォローを行います。 以前にも別の日系企業に勤めていました。とても有名な会社で、働きやすい職場でしたが、仕事の内容が通訳・翻訳だけだったので、別の勤務先を探していました。今の会社に転職して給料は2倍以上になりました。そして、今の会社に移った後の2018年8月、初めての子供(女児)を出産しました。産前・産後に計7週間休んだ後、職場に復帰し、夫の母に子育てを手伝ってもらいながら勤務を続けています。 [/show_more] 職場近くのカフェ・ラウンジで【2019年6月】 大学入学後に日本語学習 日本語の定番テキスト「みんなの日本語」 私が日本語の勉強を始めたのは大学に入ってからです。大学の日本語テキストはロングセラーの「みんなの日本語」(出版社:スリーエーネットワーク)などでした。4年生のときに1年間、東京にある私立の「大東文化大学」に交換留学しました。交換留学は、ベトナムの大学と日本の大学の協定に基づくプログラムで、留学期間中、毎月8万円(約1,725万ドン)の奨学金(海外留学支援制度奨学金)を日本学生支援機構(JASSO)からもらいました。しかし、成績優秀者しか交換留学に行けないので、大学入学後、一生懸命に勉強をしました。 交換留学のプログラムを知ったのはハノイ人文社会科学大学に入ってからです。日本学科24人のうち10人ぐらいが交換留学生に選ばれ、東京大学、専修大学などさまざまな大学で留学できます。私は交換留学生に選ばれるよう、一生懸命に勉強をしました。日本語の勉強に特に時間をかけ、大学のテキストなどで毎日2時間以上勉強しました。また、定期試験では日本語以外の教科でも良い成績をとれるように努力しました。 私は高校に通った3年間、日本の新聞社から毎月1,000円(約214,800ドン)の奨学金をもらいました。金額は大きくありませんでしたが、勉強の参考書などを買えたのでとても助かりました。このため、「日本ともっと関わり、日本とベトナムの友好のために貢献したい」と思い、大学の日本学科を選びました。もちろん、ドラえもんやコナンも大好きで、日本への親近感はもともと持っていました。 日本での生活 ・交換留学生への奨学金を受給・アルバイトで日本語上達(そのためにも留学前の勉強が大事)・留学生向けの寮で上手に生活 外国人留学生仲間や大学の留学生指導者と一緒に伊豆に旅行【2013年2月】 交換留学生にはJASSOから毎月8万円の奨学金が支給されるので、留学中のアルバイトはあまりたくさんしなくても済みました。大学の留学生寮に入ったので、家賃も格安でした。また、日本に行く前に日本語の勉強を頑張り、日本語能力試験(JLPT)のN3程度の力を身につけてから留学したので、日本で良いアルバイトがすぐに見つかりました。仕事の中で日本語を使う場面が多く、大学の授業だけでなくアルバイトを通じても日本語力を高めることができました。こうして、1年間の留学を終えて帰国後、すぐにJLPTのN2に合格しました。 交換留学生に対するJASSOの奨学金制度: https://www.jasso.go.jp/en/index.html 大東文化大学には留学生寮があり、家賃は格安でした。台所やシャワー、トイレは共同ですが、部屋は個室(1人に1部屋)です。50,000円(約1078万ドン)の寮費の中に電気代や水道代などの光熱費が含まれ、無料インターネットもありました。みんなで使う食堂にテレビがあり、個室にベッド・机・本棚が付いていたので、大きな家具を購入する必要もありませんでした。 私の家計簿(1カ月の平均) ※100円=21,570 VND(2019年10月3日現在) 収入(合計140,000~150,000円) アルバイト1件(飲食店店員など) 60,000~70,000 円 ※奨学金があったので必要最小限のアルバイト時間にとどめ、勉強に時間をとった。 JASSOの奨学金 80,000円 支出(合計 95,000円) 家賃(寮費) 50,000円※個室/トイレ、シャワー、台所は共同※インターネットwifi無料 携帯電話  5,000円 食費 20,000円※主に自炊 授業料 0円 交通費(通学など) 10,000円 雑費 10,000円※衣類や書籍など 差額(貯金)平均45,000~55,000円 ※ベトナムへの仕送りはなし。貯まったお金は主に旅行や緊急出費などに使った。 日本でのアルバイトと訪日前の準備 ・日本に行くまでに日本語力のスキルアップ・ケーキ屋やKFCでアルバイトを通じて会話力向上・無料の求人情報誌(日本語)でアルバイト探し 交換留学が決まって日本に行く前の数カ月間、日系企業のベトナム人従業員に日本語を教育する施設で受付のアルバイトをしました。日本人の教師が何人かいたので、「授業の準備でお手伝いすることはありませんか」と自分から話しかけ、資料整理などを手伝いながら先生たちと日本語の会話をたくさんするように心がけました。 日本では、ケーキ屋やケンタッキー・フライドチキン(KFC)でレジなどを担当しました。お客さんと会話する仕事にすぐに就けたのは、日本に行く前にしっかり準備の勉強をしていたからです。アルバイトで日本語を使い続けたことは、日本語力を高める上で本当に役に立ちました。 【アルバイトの探し方:求人情報誌】 [show_more more=▼続きを読む less=▲閉じる align="center" ] 日本での留学を始めて約1カ月後、寮の近くのケーキ屋でアルバイトを始めました。どうやってアルバイトを探したかというと、駅やコンビニに無料で置かれている求人情報誌(日本語)を読みました。こうした求人情報誌には地元のアルバイトがたくさん紹介されています。その中から、店員など外国人留学生を採用してくれそうな仕事を探して電子メールで履歴書を送りました。履歴書を3、4件送ったうち、最初に面接をしてくれたケーキ屋で採用が決まったので、そこで働くことにしました。面接で自分の言いたいことはそれほど伝えられませんでしたが、求人情報誌も読めましたし、面接で相手の言っていることは7割ぐらい分かりました。 [/show_more] 【アルバイトの探し方:友人からの紹介】 [show_more more=▼続きを読む less=▲閉じる align="center" ] ケーキ屋で約4カ月働きましたが、クリスマスの繁忙期を過ぎて、そのお店のアルバイトが打ち切りになりました。そこで、今度は同じ大学の中国人留学生が働いていたケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を紹介してもらいました。KFCでは、最初は厨房でしたが、最後の3カ月間はレジを担当しました。 [/show_more] 日本語学習のポイント ・日本語コミュニティーに身を置く・日本語を話すアルバイトに早く就く 私が日本に留学したころは、まだベトナム人が日本にそんなに多くはなく、周りにいるのは日本人や外国人留学生だけでした。留学生寮には外国人留学生が約20人いましたが、さまざまな国から来ているので、共通言語は日本語(たまに英語)でしたし、アルバイト先でも日本語しか使わないので、日本語を聞いたり話したりする機会がふんだんにありました。 最近は日本に在留するベトナム人が増えましたが、ベトナム人コミュニティーに安住するのではなく、日本語コミュニティーに自分から積極的に入っていき「日本語漬け」の状態を自分でつくる努力が必要かも知れませんね。また、日本に行ってから、日本語を使うアルバイトに早く就けるよう、訪日前にできるだけの準備(日本語のスキルアップ)をしていくことが大事です。 大東文化大学の留学生仲間たちと。各国からの留学生が集まっているため、留学生仲間の間での共通言語も主に日本語でした。【2013年2月】 日本を楽しむ 寮の近くに日本人の初老のご夫妻(猪鼻さん)が住んでいました。このお二人に中国語を教えていた中国人留学生の紹介で私もお二人と仲良くなり、毎週1回、食事に招いてもらうようになりました。猪鼻さんご夫妻とは、今もLINEなどでメッセージを交換しています。 大東文化大学の留学報告会に猪鼻さんご夫妻に来てもらいました。中央が私で私の両隣がご夫妻です。【2013年7月】 また、ときどき旅行にも行きました。帰国直前には大阪や京都に約1週間旅行しました。東京から大阪へは格安の夜行バスを使い、大阪では、ベトナム人の友人宅に泊めてもらいました。 東京スカイツリーの前で年越し【2013年1月1日】 神戸の中華街「南京町」で【2013年8月】 奈良の東大寺大仏殿の前で。後ろの建物の中に 大仏があります。【2013年8月】 横浜での花火大会【2013年夏】 留学のメリット ベトナムに帰国して最初に勤めた日系企業で夫と出会い、結婚しました。今は、夫の母に長女の子育てを手伝ってもらいながら二つ目の日系企業で勤務しています。日系企業で働くメリットは、①給料がよい ②日本人の働き方を身につけられる ③勤務先として安定性がある――などが上げられると思います。こうした一流企業に就職できたのは、日本での留学経験が役立ったからです。 交換留学の場合、日本での学費もかからずJASSOからの奨学金もありますが、私費留学生に対してもJASSOなどさまざまな機関が奨学金制度を設けています。また、成績優秀者には、専門学校や大学の授業料減免制度もあります。日本で留学したい人は、まずはベトナムで日本語の勉強をがんばることから始めましょう。そして、実際に留学したら、アルバイトでお金を稼ぐだけではなく、日本語力を高めることを第一に考えましょう。そのことが、あなたの日本やベトナムでの就職に役立ち、仕事のやりがいや長期的な収入安定につながると思います。 私費留学生に対するJASSOの奨学金:https://www.jasso.go.jp/en/study_j/scholarships/shoureihi/index.html

    2019年10月30日

主催者

Nhà tài trợ Bạch Kim

後援

  • 在ベトナム日本国大使館
  • 国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
  • JNTOハノイ事務所
  • 関西経済連合会
  • 一般社団法人 国際人流振興協会
  • 公益社団法人 ベトナム協会
  • NPO法人 日越ともいき支援会

協力

JASSO(日本学生支援機構)

外国人労働者弁護団

WA.SA.Bi.