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日本人の週末の過ごし方

日本人の週末の過ごし方-BBQ
2021年07月06日

By KOKORO(毎日新聞社+VAIJ主催、在ベトナム日本国大使館など後援)

 
働き者の日本人にとって週末はストレスを解消(リフレッシュ)するための時間です。また、平日はゆっくり一緒に過ごせない家族とも、週末に出かけるなどして絆(きずな)を育(はぐく)む大切な時間です。具体的にはどんなことをしているのでしょうか。ベトナム人から見た日本人の週末の過ごし方を紹介してみたいと思います。【Thạch Long】

飲み会の多い金曜夜

日本では明治時代(1868~1912年)以降、高度経済成長期(1955~1973年)を経て1980年代までは、土曜は休みではなく、午前中だけ仕事や学校に行きました。国家公務員の勤務を基準とすると、1989年1月から第2、4土曜が休みとなり、1992年5月からすべての土曜が休みの「週休2日制」が導入されました。そして、休日の変化によって「週末」に関する日本人の考え方は変わりました。今では「土日は休み」が普通です。

土曜が「半日出勤・通学」の時代から週休2日になり、金曜の夜は「明日は休み」という楽しい夜になりました。コロナ禍以前は、金曜の夜は、サラリーマンの飲み会が多く、お酒を出す飲食店が混雑していました。彼らはスーツのままお酒を飲んで盛り上がり、終電に近い時間にはお酒に酔った社会人が駅にたくさんいました。コロナが終息すれば、またこのような光景が戻ってくることでしょう。

土曜・日曜の過ごし方

休日の過ごし方に関する日本の厚生労働省の調査(2014年、複数回答)によると、「何もせずにごろ寝」や「テレビを観たりラジオを聴いたりする」「インターネットをする」などの過ごし方が男女とも上位で、次に「運動・スポーツ・散歩」(男性)や「ショッピング」(女性)などが続きます。多くの人にとって週末は仕事を忘れて穏やかな気持ちになれることに時間を使うようです。

external link 日本人の休日の過ごし方(厚労省調査)

しかし、最近は、休日に家族や友人と自然豊かな場所へ遊びに行くアウトドア派も増えています。都会に住む日本人は山や川、海、温泉などで自然を満喫したり、体をいやしたり、料理を楽しんだりすることでリフレッシュするのでしょう。

子ども連れやカップル、友だちが集まって近場に繰り出すお手軽なアウトドアも流行しています。近くの大きな公園でテントを張って昼寝したり、食べ物やボール、カイト、フリスビーなどを持ち込んで遊んだりします。日本の公園は非常にきれいで、子供たちが遊ぶための芝生広場などもたくさんあります。バーベキューができる設備がある公園もたくさんあります。

観光や登山も盛ん

カップルを含め若者たちはよく観光にも出かけます。花畑やビーチなど景色の良い場所を選んで散歩し、遺跡や寺院などの観光スポットに行って記念写真を撮る場面をよく見かけます。ドライブが好きな人はちょっと遠くまででかけ、ホテル・旅館に泊まったり温泉や名物料理を楽しんだりします。一般的に、土日休みの人は日曜は早めに帰宅し、翌日からの仕事に備えてゆっくり休みます。

日本では全国どの県にも山があるので、週末に人気のアクティビティは登山です。日本の山は気軽に登れる山から難関な山までいろいろあるので、老若男女、幅広い世代が登山を楽しんでいます。私は、今年80歳を迎える日本人夫婦を知っています。 60歳のころからご主人は糖尿病ですが、ほぼ毎月2人でハイキングに出かけています。すでに日本の名山のほぼすべてに登頂していますが、高齢となった現在はあまり高くない山に登っています。

日曜のスーパー

日本のスーパーマーケットは日曜の夕方ごろとても混んでいます。それは、その週に必要な食材をまとめて購入するためです。そして、日曜のスーパーには家族連れがたくさんいます。平日は、年輩の方や専業主婦と思われる人が多いのですが、日曜は子どもたちが一緒でにぎやかです。夕方から閉店に近い時間になると、食料品が割引になるケースが多いのも、遅い時間に混む理由の一つかもしれません。

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