日本で働く

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2019年06月30日 日本で働く

 外国人が日本企業に採用されて働く場合の最も典型的な在留資格が「技術・人文知識・国際」の在留資格で、一般的に「就職ビザ」とも呼ばれています。また、「技人国(ぎじんこく)」という略称が使われることもあります。短大卒以上か日本の専門学校卒業などの学歴要件があります。

bulb 技術・人文知識・国際のポイント

・対象業務は大卒以上の専門知識を要する業務や国際業務などに限定(=単純作業とみなされる業務に従事することは認められない)
・大学・短大か日本の専門学校を卒業、または一定の実務経験が必要
・同じ業務を行う日本人と同等以上の給与
・家族の帯同ができる
・転職ができる
・日本に10年間(就労期間が5年以上)などの条件を満たすと「永住者」の申請も可能

対象業務の例

・技術(理系) ※外国語を使う業務かどうかは関係なし
具体例=IT技術者(プログラマー、システムエンジニア)、WEBデザイナー、設計・研究開発部門、工事現場のスーパーバイザー、工場の生産管理者(自ら作業はしない)

・人文知識(文系) ※外国語を使う業務かどうかは関係なし
具体例=経理、法務、営業、財務、人事、総務、企画、貿易業務

・国際業務 ※外国語を日常的に使う業務

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具体例=貿易業務、企業の海外拠点・取引先との連絡業務、外国人客の多い免税店・ドラッグストア等の小売店(飲食店・コンビニは除く)、現場で働く技能実習生や外国人留学生の管理・通訳業務、ホテル(フロントか外国旅行会社との連絡業務に限る)、旅行会社、外国人向け不動産会社、通訳・翻訳会社

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・クールジャパン関連業務(アニメまたはファッション・デザイン分野の業務)

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※2017年から新たに認められるようになった業務範囲
※日本の大学・専門学校でアニメやファッション・デザイン関連のコースを卒業して、これらの知識を用いておこなう業務(アニメ制作、ゲーム等のキャラクターデザイン、ファッション・デザインなど)

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学歴要件等

大学・短大か日本の専門学校を卒業、または一定の実務経験が必要です。

① 学歴要件
・大学または短大を卒業(日本、海外のどちらの大学でもよい)
・専門学校卒業(日本の専門学校のみ)

※ただし、日本の大学や専門学校に通っている間の出席状況やアルバイト時間(法律で決められた時間を超過していないか)などが資格審査時に重視されます。

② 実務経験
・①の学歴がない場合は、10年以上の実務経験が必要(=大学や専門学校、高校で当該知識又は技術に関係する科目を専攻した期間を含む)

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※ただし、翻訳、通訳、語学の指導、広報、宣伝または海外取引業務、服飾または室内装飾に係るデザイン、商品開発等については3年以上の実務経験でOK

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雇用形態、家族の帯同、転職など

・フルタイム。雇用期間は最低1年。正社員、契約社員、時間給社員など雇用形態は様々。
・同種業務の日本人と同等以上の給料
・家族を連れてくることができる
・転職ができる
・日本に10年間(就労期間が5年以上)などの条件を満たすと「永住者」の申請も可能

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「技術・人文知識・国際業務」で求められる学校での専門・専攻と担当業務との関連性

・技術…短大・大学・大学院卒業の場合も、日本の専門学校卒業の場合も、学部・専攻と業務との強い関連性が必要
・人文知識…短大・大学・大学院卒業の場合も、日本の専門学校卒業の場合も、学部・専攻と業務との強い関連性が求められる
・国際業務…日本の大学や大学院を卒業していれば、学部・専攻と業務との関連性は問われない▽外国の大学または大学院卒の場合も、日本語能力の証明か日本の日本語学校卒業などの条件があれば、学部・専攻と業務との関連性は問われない▽日本の専門学校が最終学歴の場合は、学部・専攻と業務との強い関連性が求められる(この要件がクリアできなくて在留資格を得られない場合が多い)

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