留学・就活

留学生の就活体験記_02(2022年卒業)

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2022年03月29日

会社説明会にたくさん参加し、就活サイトからたくさんの会社に応募する。そのような日本での標準的な就職活動(就活)以外に、学校などのサポートで内定をゲットする留学生もたくさんいます。学校選びの参考にもなりますので、そのような先輩留学生たちの事例を紹介します。

学校からの紹介で応募1社だけで内定!

地方都市で留学した学生の中には「就職も地方で」という人もたくさんいます。ゆったりした気持ちで暮らせるのと、生活費も安いからです。留学先の香川県での就職を希望したニさんは学校の紹介で無事に就職先を見つけました。

日本語能力試験(JLPT)N2で会話力も高いニさんは地元の金属製品メーカーから内定をもらいました。ニさんは今後、同社で技能実習生のサポートなどを担当します。

ニさんの経歴

・フエの高校を卒業。現地の日本語センターで日本語を勉強。
・2018年:穴吹ビジネスカレッジ日本語学科入学
・2020年:穴吹ビジネスカレッジ国際ビジネス学科入学
・2021年:就職内定(11月)

ニさんの就活スケジュール

学校の仲間(左から2番目がニさん)

穴吹ビジネスカレッジの留学生が地元で就職したい場合は、学校からの紹介が就活の中心です。

① 学校から紹介された企業をグループで訪問
② その企業に入りたい場合は、履歴書を提出
③ 書類審査にパスしたら面接

ニさんは、帰国を望む家族の意向で最初は履歴書を出しませんでしたが、8月から本格的に就活を始めました。そして、学校の紹介で10月に初めて面接を受け、その会社から11月に内定をもらいました。

・2020年7月:就活の準備を開始(資格試験の勉強や就活に関する授業)
・2021年8月:就活を本格的に開始
・ハローワークを訪問(3〜4社を紹介されたが、地元企業ではなかったので、応募せず)
・学校から紹介された3社のうち1社をグループで訪問(10月)
・その会社の面接(訪問の約1週間後)
・内定(面接の2日後:11月)

10月の会社訪問では、工場や事務所を見学し、半年前に入社したベトナム人エンジニア2人と話をすることもできました。

学校から紹介を受ける場合

ニさん(右端)と学校の仲間

皆さんは、ニさんのように1社だけに履歴書を出し、その会社から内定をもらうケースは少ないのではないかと思うかも知れません。しかし、この学校から会社を紹介してもらう場合は、会社を訪問して気に入ったらその会社に履歴書を出し、内定をもらえたら、そこに入社します。もし、だめだった場合は、学校が次の会社を紹介してくれます。

ところで、ニさんは応募した会社は1社だけですが、就活準備をしっかり行いました。履歴書やエントリーシートを早めに完成させ、資格(簿記3級、エクセル準2級、ワープロ3級、社会人常識マナー検定、ビジネスマナー検定3級、ビジネス文章検定3級)もたくさん取りました。

インターン先の会社に内定

ヒエンさんは就職に強いことで有名な大阪の専門学校「エール学園」の紹介で長期間のインターンシップを経験し、インターンシップ中にその会社から内定をもらいました。4月から同社でベトナム人向けの商品PRやベトナムの取引先開拓などを担当します。

ヒエンさんの経歴

・フエの高校を卒業。地元で半年間、日本語を勉強。
・2017年:日本語学校入学
・2019年:エール学園応用日本語学科入学
・2020年:エール学園国際ビジネス学科入学
・2021年11月:就職内定

ヒエンさんの当初の就活

・2021年3月:履歴書作成を開始
=学校で書き方を習い、書いた後、学校の先生が修正

・マイナビで探した会社説明会に参加(主に3~4月)
=20~30社にエントリーシート提出
=計7社の面接を受けるが、すべて1回で不合格(主に6~7月)

・学校の先生や同級生と一緒に合同説明会にも参加
=5社にエントリーシート提出
=いずれも書類選考で落選

・ハローワークも訪問
=行きたい会社が見つからず

インターンシップ先から内定

ヒエンさん

ヒエンさんは一般学生と同じ就活ではなかなか最終面接に進めませんでしたが、学校がインターン先として3社を紹介してくれました。

・学校紹介の3社に履歴書提出(6月)
・うち1社だけ面接(6月)
・インターンシップに参加(7月)

インターン先は大阪市内の化粧品メーカー(事務職)で、勤務は週2回(10時~16時)でした。4週間働き、夏休みをはさんで、9月からもう一度働きました。主な仕事はベトナム人に商品をPRするためのFacebookを開設し運営することでした。インターンシップを続けていた11月15日、その会社から採用内定の連絡がありました。

WA.SA.Bi.の紹介で内定

学校以外にも留学生の就活をサポートしてくれるところがあります。大阪のIT専門学校に通っていたヴィさんはWA.SA.Bi.から紹介された会社に応募し、内定をもらいました。今年4月からその会社でソフトウェア開発の仕事をします。

ヴィさんの経歴

・ベトナムの高校を卒業
・2018年:日本語学校入学
・2020年:日本コンピュータ専門学校入学
・2021年:就職内定(11月)

ヴィさんの就活

ヴィさんはWA.SA.Bi.のオフィスでIT会社の一次面接(オンライン、約20分)を受けました。それに合格したので、次はその会社に行って対面で二次面接を受けました。その約2週間後、WA.SA.Bi.を通じて採用内定の連絡をもらいました。

・2020年12月:就活サイトの使い方や履歴書の書き方などを学校で習う。
・日本で就職するか帰国するか迷い、しばらくは就活を行わず。
・2021年9月:WA.SA.Bi.のFacebookページで見つけた求人2件に応募
・10月:そのうち1社の書類審査に合格し、一次面接(オンライン)
・10月:二次面接(対面)
・11月:採用内定

WA.SA.Bi.のサポートシステム

応募者のオンライン面接をするWA.SA.Bi.スタッフ

WA.SA.Bi.の求人情報は留学生を採用したい企業の求人だけを紹介しています。WA.SA.Bi.による就活サポートの流れを説明します。

① WA.SA.Bi.が紹介している求人に応募
② WA.SA.Bi.と面接後、WA.SA.Bi.が企業に推薦
  応募者は会社と直接やりとりをせず、WA.SA.Bi.が会社とやりとりをします。
③ 企業が書類選考をおこない、WA.SA.Bi.を通して結果を知ります。
④ 本番までにWA.SA.Bi.が面接指導をします。
  ヴィさんはWA.SA.Bi.の面接指導を2回(オンライン1回、対面1回)受けました。
⑤ 会社の面接
⑥ WA.SA.Bi.が面接の合否や内定について留学生に連絡

新型コロナの影響

この1年間、新型コロナの影響で留学生の求人は減り、厳しい就活状況でした。しかし、悪いことばかりではありません。多数の留学生の就活をサポートしているWA.SA.Bi.のスタッフがコロナ禍での就活の状況を説明します。

コロナの影響で大変だったこと

・インターンシップや対面の企業説明会、合同説明会の多くが中止された。
・外国人の新規入国がほとんどなかったため、求人が少ない職種も多かった(例えばホテルや技能実習生のサポート)。
・友人と一緒に会社説明会に行くなどグループ行動が減り、不採用が続いた場合に孤独感が増す。

コロナの影響で良かったこと

・自宅でオンラインで就職活動ができる(ZOOMやSKYPEなど)。そのため、交通費と時間を節約でき、遠方の会社の説明会や面接にもたくさん参加できる。
・都会だけではなく、地方企業にも応募しやすい。

まとめ

留学生が日本で就職することは難しいと言われています。しかし、今回紹介した先輩たちのように、学校のサポートで採用内定をもらう人もたくさんいます。エール学園(大阪市)も穴吹ビジネスカレッジ(香川県高松市)も就活サポートが手厚い学校です。留学先の学校を選ぶ際は、その学校がどのような就活サポートをしているかもポイントです。

また、留学生の就活だけをサポートするWA.SA.Bi.のような組織も活用してください。たくさんのサポート実績があり、留学生の就活にくわしいスタッフ(日本人、ベトナム人)が対応してくれます。

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