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2020年11月17日 ブログ

ベトナム人が日本で暮らす時、多くの人が都会に住むか地方に住むかを悩みます。私は留学生のときは東京都と千葉県に住み、今は兵庫県に住んでいます。都会暮らしと地方暮らしの両方を経験したので、その違いについて分析・紹介します。

外国人労働者の在住状況

2019年10月の厚労省資料によると、日本に住む外国人労働者は中国人25.2%(418,327人)、ベトナム人24.2%(401,326 人)、フィリピン人10.8%の順に多いです。また、外国人労働者は東京都 (26.6%)、愛知県( 8.0%)、大阪府( 7.3%)などに多く住んでいます。
厚生労働省資料

都会暮らしのメリットとデメリット

私が東京に住んだとき、通勤・通学が便利でした。旅行や出張などの際も、東京から各地への飛行機や電車が多いため大変便利でした。また、外国人向けのアルバイトも就職も求人の種類と数がたくさんありました。また、電車で少し移動すれば、さまざまな娯楽施設やベトナム料理店にもアクセスできました。

《都会暮らしのメリット》

【仕事関係】

✔ 就職、アルバイトの求人が多い。外国人採用に積極的な職場が多い。

✔ 最低賃金が高く、全体的に給与水準が高い。

【生活面】

✔ 交通が便利=電車、バスなど公共交通機関の路線と本数が多い。大きな空港に近く、帰国する際にも便利(特に東京、大阪、名古屋、福岡)。

✔ 消費生活が便利=娯楽施設や飲食店、小売店が充実(住宅エリアにもコンビニやスーパーが多い)。ベトナム料理店も多い。外国人店員も多く、ドラッグストアや携帯ショップなどでベトナム人店員に対応してもらえるケースもある。

✔ 地方に比べて外国人が日本人から受け入れられやすい。

✔ 外国人が多いため、ベトナム人の友達を作りやすい。

✔ 幼稚園、保育園が多い。

《都会暮らしのデメリット》

• 物価(家賃、学費、生鮮食料品など)が高い。

• 満員電車での通勤・通学は想像以上に大変。

• 自動車の交通量が多く渋滞するため、排気ガスなどで空気が汚れている。

• 人間関係があっさりしていて、「支え合い」の精神が薄い。

• 大自然(山、海など)が遠く、アウトドアが手軽にできない。

• 野菜栽培など自給自足の生活ができない。

地方暮らしのメリットとデメリット

私は東京23区に住んだあと、千葉県柏市を経て兵庫県姫路市に住んでいます。こうした地方都市では、家賃は安いのに部屋は広く、飲食店でも安く食べられます。ただ、外国人向けの仕事が少なく、私が就職活動をしたときには、好きな仕事をなかなか見つけられませんでした。その結果、姫路から電車で片道2時間かけて大阪市内の会社に通勤するはめになりました。柏市に住んで大学に通ったときも、東京23区のバイト先まで片道45分かかりました。ただ、今では地方にも外国人の仕事が増えてきていますので、住みたい地域の先輩から情報を集めてみてください。

《地方暮らしのメリット》

✔ 物価(家賃、学費、生鮮食料品など)が安い。

✔ 人混み、騒音、通勤ラッシュによるストレスが少ない。

✔ ベトナム人コミュニティの結束が強い地域もある。

✔ 自宅の敷地で野菜を栽培している人も多い。アパート暮らしでも小さな畑で野菜を育てられるケースもある。

✔ 空気がきれいで、健康的。

✔ 人があたたかかく、支え合う風潮がある。

✔ 自然(山、海など)が近くにあり、アウトドアを楽しみやすい。

《地方暮らしのデメリット》

• 公共交通機関が不便。電車が1時間に1本だったりバスがなかったり。

• 娯楽施設や飲食店、小売店、ベトナム料理店などが少ない。

• 自動車がないと生活できない地域がある。自動車運転免許を取るにはN2程度の日本語能力が必要。

• 地域によっては近所付き合いが深く、人目を意識することが多い。

Giải pháp sống ở Nhật

Để sống ở Nhật thật tốt thì cần tìm hiểu trước về môi trường sống, luật lệ, lề thói, tập quán, văn hoá của nơi dự định sống (dù cho đó là thành thị hay nông thôn). Các bạn hãy tham khảo bài viết trong link dưới đây.

日本で暮らすにあたって私は次のようなことを心がけました。

・日本語能力を高め、日本人とのコミュニケーションを増やす。

・アルバイトや仕事では、自分に与えられた役割・責任をしっかり果たす。

・地域のボランティア活動(ゴミ拾い、お年寄りの手伝いなど)に積極的に参加する。

・常に良心を忘れず、法律に違反するような行動を取らない。例えば、万引きをしないことはもちろん、不法残留をしない、偽造の免許・在留カードを使わない、他人の代わりに日本語能力試験を受けないなど。

・日本人の考え方を理解し、よいところを取り入れる。

地方での暮らしについては、KOKOROの下記ページに、実際に日本で暮らした先輩たちの体験談が紹介されています。

3年間でN1取得(あたたかい人たちに囲まれて技能実習)
まじめに勉強し安く留学(留学:日本語学校→岡山大学)
仲間と楽しむいなか暮らし(三重県で技能実習)
多彩な仲間づくりで留学が充実 (留学:日本語学校→長崎県立大学)

まとめ

都会と地方にはそれぞれに良さがあります。自分のライフスタイルや訪日目的、将来の目標、キャリアプランに合わせて選びましょう。例えば、私の場合は、サービス業で働きたかったので、そういう仕事を見つけやすい都会を選びました。

都会では地方より外国人向けの仕事も多く給料も高いですが、それ以上に住宅費や学費なども高いです。特に留学生の場合、アルバイト時間が週28時間に制限されていますので、都会と地方でのアルバイト料の差と家賃・授業料の差とどちらが大きいのか、事前によく調べてから選ぶことをお勧めします。また、最近では地方でも外国人向けの仕事がかなり増えていますし、地方で留学して都会で就職するという手法もあります。KOKOROの体験談や先輩ベトナム人の意見も参照し、よく検討してから留学や就労の地域を選んでください。

(Miikochan)