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格安SIM(携帯電話)の料金と支払い方法

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2021年10月05日

By KOKORO(毎日新聞社+VAIJ主催、在ベトナム日本国大使館など後援)

 

ベトナムでは、携帯電話ショップに行けば、20分もかからずにSIMを購入でき、電話番号を取得できます。しかし、日本では、携帯電話会社(キャリア)と契約して料金を毎月払わなければSIMを使えません。しかも、安いプランが少ない上、支払いを日本のクレジットカードに限定するキャリアが多く、適したキャリアがなかなか見つかりません。私は今回、日本で初めて格安SIMと契約しました。キャリアごと支払い方法や料金比較、私が見つけたキャリアの特徴などを紹介します。
〈Vân Hoàng〉

携帯電話番号が必要な理由

私は2020年10月に3回目の留学で日本に来ました! 来日当初、生活がスムーズになるように次のことをしなければなりませんでした。

①市役所での手続き
②銀行口座の開設
③携帯電話の契約

市役所での手続き(転入届けなど)や銀行口座開設は問題なく済みました。次に生活に欠かせないものといえば携帯電話番号でしょう。SNS電話で済むケースも多くありますが、はやり緊急の場合や公的手続きには携帯電話の番号が必要です。

私の場合、次のような場面で携帯の番号が必要でした。

✔︎ 私の留学は国費留学で、日本の文部科学省の奨学金を受給する手続きをオンラインで行った際、携帯電話番号を入力する必要がありました。
✔︎ 留学先の大学に学生の情報を管理するシステムがあり、そのシステムに登録する際も携帯電話番号を入力しなければなりませんでした。
✔︎ 今回は1年の留学後、日本で就職しましたが、就職活動で履歴書などに携帯電話番号を書かなければなりませんでした。
✔︎ オンラインショップで商品を購入する際、携帯電話番号が必要な場合がありました。

SB最安プランは5,000円/月!

私は1回目(2007年~)と2回目(2010年~)の留学ではソフトバンク(SB)を利用しました。1回目にSBにした理由は、当時SB同士だと通話無料になるキャンペーンがあり、周りの留学生がみんなSBだったからです。そのときは携帯電話機(端末)も購入し、端末の分割費用を含めて毎月3,000円~4,000円(約816,000 VND)ぐらいの料金でした。2回目は端末を購入せず、データ通信なしで通話料金だけの一番安いプランにしました。

※100円=20,385 VND(2021年9月29日現在)

そこで、今回もSBショップに行って相談しましたが、一番安いプランとして、なんと約5000円/月のプランを紹介されました。かなり衝撃でした! 通話だけでなくデータ通信もセットになっているので、以前より高いのです。

私は来日前、ベトナムでViettel社のSIMを使用し、1カ月たった90,000 VND(約440円)でデータ通信が使い放題でした。日本ではそんなに使わないのに、なぜ1カ月5,000円も払わないといけないのか、不思議で仕方がありませんでした。

「私は大学の寮に住んでおり、部屋にWi-Fiがつながっているので、もっと安いプランはないか」と店員さんに聞いてみましたが、「うちではこれ以上安いサービスはありません」ときっぱり断られました。こうして私はSBとの契約をあきらめました。

多くの格安SIMの支払い方法

日本ではSBのほかdocomoAuという大手キャリアもありますが、SBと大差なかろうと考え、大手以外のキャリアを探すことにしました。私は日本に10年間住んでいるベトナム人の友人や日本留学を終えたばかりの後輩にメッセージを送って情報を集めました。

LINEモバイル

後輩が日本で使っていたのは「LINEモバイル」でした。しかし、彼女によると、LINEモバイルと契約するには、

①日本の携帯電話番号で日本のLINEアカウントを作成
②日本のLINEアカウントでLINE Payに登録
③LINE Payでの支払いを前提にLINEモバイルと契約

という手順が必要でした。彼女は知人のLINE Payアカウントを使わせてもらうことでLINEモバイルに加入したそうです。私にも頼める人はいますが、もっと親切なキャリアはないのか探してみたいと思いました。

※その後、LINEモバイルは2021年3月で新規申し込みを終えました。

クレジット払い限定

日本には格安SIMがたくさんありますが、その多くは日本のクレジットカードでしか支払いができません。

私の後輩は以前、東京の家電量販店内の窓口で「ベトナムのクレジットカードでも大丈夫」と言われて「Bic SIM」という格安SIMに申し込みました。しかし、後日、「あなたのクレジットカードでは支払いができません」と連絡があり、解約せざるをえなかったそうです。しかも、後輩の責任ではないのに、契約期間中の途中解約という扱いになり、2,000円の違約金まで取られたそうです。

私は後輩と相談して口座振替ができそうな格安SIMとして「UQモバイル」を見つけ、オンラインで申し込みました。しかし、間もなく「審査の結果、口座振替や自動振込での契約を受けることはできない」という趣旨のメールがUQモバイルから送られてきました。

UQモバイルの審査結果通知のメール。「口座振替での契約を承認できません。クレジットカード払いを検討してください」という趣旨が書かれている。

ほかに「楽天モバイル」も格安SIMの中では大手で、クレジットカード以外に口座振替もありますが、やはり審査が必要です。

口座振替OKの格安SIM

LINEモバイル、UQモバイル、楽天モバイルもだめだと分かり、困っていると、友人が今までに聞いたことがないキャリアを見つけて教えてくれました。「GTNモバイル」というそのキャリアのサイトを見ると、ベトナム語を含む多言語に対応していました。

external link GTNモバイルのHP(多言語)

そして、この格安SIMは「安いプラン」と「支払いはコンビニか口座振替」という私のニーズをばっちり満たしていました。初耳のキャリアではありましたが、友人の知人がこの会社で働いていることもあり、信用してオンラインで申し込みました。

すると、2日後にSIMと契約書が自宅に届き、SIMを携帯電話機に入れると、通話可能な状態になりました。感動!! 格安SIMがこんなに簡単に手に入れられるなんて信じられませんでした。これでSIMの問題が解決できました!

GTNモバイルへの私の1カ月の支払い

私がGTNモバイルと契約したプランは、データ通信は月3GBまでで、通話は10分以内なら何回でも無料です。実際に使ってみて品質に不便を感じることはなく、私はこのキャリアに出会えてよかったと感謝しています。

また、最近になって友人に教えてもらいましたが、在日ベトナム人協会(VAIJ)が提携しているSIM VÀNGという格安SIMもあります。これは日本でベトナム人、ミャンマー人、インドネシア人をメイン対象に提供している格安SIMで、GTNモバイルと同じように外国人もコンビニ払いや口座振替ができます。

external link SIM VÀNGのHP(ベトナム語)

external link KOKORO:携帯電話会社(SIM)の上手な選び方

まとめ

それでは、日本の携帯電話料金と支払い方法についてまとめます。

✔︎ 大手キャリアは料金が高い。
✔︎ 格安SIMの多くはクレジットカード払いしかできない。
✔︎ GTNモバイルやSIM VANGといった外国人をターゲットにした格安SIMなら外国人も口座振替やコンビニ払いがOK。

皆様の参考になれば幸いです。

 

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