日本語学習

Vol. 28では、日本に行って3年以内に日本語能力試験(JLPT)のN1かN2に合格した先輩たちが使っていた学習ツールを紹介しました。今回は、先輩たちが後輩の留学生や技能実習生に向けて語った耳寄りな勉強のこつをご紹介します。

先輩1(N1、技能実習、女性)

寮で勉強…夕食後、だれもいなくなった寮の食堂でYou Tube動画やテキスト、CDで1人で勉強しました。

職場で日本人と会話…日本人と話す機会の多い職場でした。このことが私の日本語力の向上に役立ちました。仕事のことで分からないことがあったら、すぐに日本人をつかまえて話しかけました。日本人の先輩たちは皆さんとても親切に対応してくれました。

この先輩の体験談

先輩2(N1、留学、女性)

公共図書館を利用

訪日前にみっちり勉強…ドンズー日本語学校で1年間寮生活。日本語はゼロからのスタートでしたが、1年でJLPTのN3程度のレベルになりました。夜や休日も自習で忙しく、ホーチミンからブンタウ省まで帰省する時間もないほどでした。

図書館で勉強…大学の図書館をよく利用しています。静かで冷暖房もあり、ほかにも勉強している人がたくさんいます。大学の図書館が休みのときなどは、公共図書館も利用しています。

国際交流センター…地元の国際交流協会が運営する「国際交流センター」では、外国人向けの学習情報や交流イベントの情報が手に入るほか、生活や学習の相談にも乗ってもらえます。日本語学習の資料もたくさんあります。

この先輩の体験談

先輩3(N2、留学、女性)

訪日前に安い日本語学校利用…私はハノイ国家大学時代、民間の日本語教室で勉強し、JLPTのN4を取得してから訪日しました。ハノイでは、授業料が安いSOFLという教室に週2、3回通いました。授業料は4カ月で400万ドンでした。

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先輩4(訪日10カ月でN3、技能実習、男性)

ビデオ電話で授業…送出機関では、授業にも宿題にも真面目に取り組み、You Tubeでも勉強して、約300人の中で一番の成績でした。送出機関の先生(N2)には、今でもメッセンジャーのビデオ電話で文法などを教えてもらっています。1回1時間で、月に10回です。

休憩時間に勉強…Facebookで紹介されている単語や模擬試験の問題などを携帯電話に保存し、仕事の休憩時間に覚えています。分からない問題は、周りの日本人に聞くと、皆さん親切に教えてくれます。

この先輩の体験談

先輩5(N1、技能実習、男性)

先々まで予習…訪日前に日本語センターで使った「みんなの日本語」は1~25課がN5向け、26~50課がN4向けで、授業で35課まで習いました。私は自分で50課まで勉強してから日本に行きました。成績は約200人の中で最後は一番でした。先に自習したことを授業で復習するので、よく覚えられたのだと思います。

仕事の合間などに勉強…機械にワイヤーを設置した後、ワイヤーが加工されて機械から出てくるのを待つ時間が長いので、その間にも日本語を勉強しました。

残業を断って勉強…残業はなるべく入れないように会社にお願いし、夜の勉強時間を確保しました。「技能実習3年分の残業代」と「日本語を身につけた後に何年にもわたって稼げるお金」を比較し、「目先のお金」より「将来の仕事と生活」を選んだのです。

公共施設を利用…週末は、アパートか県立図書館で勉強しました。図書館はエアコンが効いていて快適ですし、静かなので、勉強に最適でした。

ボランティア日本語教室…地元の大学でボランティアの日本人が無料の日本語教室(日曜日に2時間)を開いており、いろんな国の人と一緒に勉強しました。

留学感覚で技能実習…同僚は休日は遅くまで眠るかスマートフォンで遊び、だれも日本語の勉強をしていませんでした。私は「生活費を稼ぎながら日本に留学(自習留学)」という感覚で、できるだけ学習に時間を取りました。勉強に集中するため最初の2年間はFacebookもやめたほどでした。

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先輩6(N2、技能実習、男性)

訪日前に猛勉強…送出機関で半年間勉強しました。クラス36人の中で1、2番の成績でした。そのためには、自習もがんばりました。7時~11時と19時~22時に自分で勉強しました。1日のうち授業が4時間、自習が7時間でした。さらに、試験前には朝2時~5時にも自習をしました。ほかにも同じように努力している人が何人かいました。

少し話せる状態で日本に行こう…ほとんど話せない状態で日本に行く人もいますが、その場合は、行ってから苦労します。そして、基礎的な日本語力や学習の習慣がついていないので、日本に3年間住んでも日本語はあまり上達しません。

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先輩7(N2、技能実習、男性)

毎日勉強…日本に行ってからも毎日勉強し、訪日2年目に日本語能力試験(JLPT)のN2に合格しました。土曜・日曜も4時間ぐらい勉強しました。

休憩時間や移動時間にも勉強…単語や文法はFacebookの学習ページを携帯電話に保存し、仕事の休憩時間や移動の車内で覚えました。

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先輩8(一流通訳、留学、女性)

アルバイトで日本語…最初のアルバイトは日本語学校からの紹介で、スーパーでの仕事でしたが、日本人との会話が少なかったので、半年間でやめました。当時は留学生のアルバイト先が少なく、求人雑誌を見て電話しても面接にこぎつけるが困難でした。そこで、ハローワークに行って、担当者から「仕事を探しているベトナム人留学生がいますが、どうですか」と電話してもらい、面接を受けて合格しました。居酒屋で、お客さんの注文を聞いたり料理を運んだりしました。店長や店員との会話も多く、日本語の練習になりました。

授業態度と図書館…日本語学校では、アルバイトで疲れて授業中に眠る人も多くみかけましたが、なんとしても日本語を身につける覚悟で留学したので、眠らないようにがんばりました。また、週末は、近くの公共図書館に行って勉強しました。

ボランティア日本語教室…日本人のボランティア数名が毎週水曜に1時間半ぐらい外国人と会話する日本語サークルを開いていました。私はこの日はバイトを入れず、毎週ここに行きました。日本人教師1人、外国人4、5人の少人数教室でした。これ以外に、ボランティアによる無料の料理教室にも参加しました。これらの教室やアルバイト先での会話が日本語力の向上に大きく役立ちました。

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先輩9 (N2、技能実習、女性)

職場の日本人と交流…職場の日本人たちは親切でした。仕事もていねいに教えてくれ、週末に雪や雨で自転車に乗りにくいときは、車で買い物に連れて行ってくれました。食事や観光にもよく連れて行ってくれました。先輩たちとは、遊びでも仕事の休憩時間でもよく一緒におしゃべりをしました。楽しかったですし、日本語の会話力もつきました。技能実習は、給料だけではなく職場環境も大事だと思いました。

残業少なく勉強時間確保…残業が少なかった分、仕事が終わってから毎晩2時間、日本語の勉強ができました。また、よい送出機関を選んだので、借金なしで訪日できました。

ボランティア日本語教室…毎週末、日本人のボランティアによる無料の日本語教室(2時間)に通いました。

日本語で日記…1年間、日本語で日記を書き、それを職場のリーダーに時々添削していただきました。

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先輩10(N2、技能実習、男性)

早寝早起きで勉強時間確保…実習先の寮は4人部屋だったので、集中できるように仲間が眠っている時間に勉強しました。夜11時に寝て朝4時に起き、6時まで勉強です。

休憩時間にも勉強…昼休みにも30分間、勉強しました。

職場で日本人と会話…帰国後の仕事を考えた結果、お金を稼ぐだけではなく日本語学習をがんばろうと思いました。そして、机上の学習に加え、できるだけ会話の機会を作りました。職場では、日本人に積極的に話しかけ、休日もいろいろな人と交流しました。

ボランティア日本語教室…日曜日に2時間、日本人ボランティアによる日本語授業を受けました。様々な国の生徒がおり、ここでの共通言語は日本語で、休日も日本語を使う機会ができました。

この先輩の体験談

先輩11(N1、留学、女性)

日本語で日記…日本語学校時代、先生に積極的に日本語で質問し、授業後も図書室で3時間勉強しました。また、日本語で日記を毎日書き、学校の先生に時々添削してもらいました。

アルバイト先で日本人と会話…日本人とたくさん話すように心がけました。アルバイトは居酒屋が中心で、勤務中にたくさん会話できました。

この先輩の体験談

先輩12(N2、留学、女性)

アルバイトが終わり、日本人の先輩・後輩とおしゃべりタイム

半年間の集中学習…日本語がほとんど分からない状態で訪日しましたが、半年間はアルバイトに行かず、授業も自由時間も日本語の勉強に専念しました。その結果、半年間でJLPTのN3のレベルになりました。

アルバイトで日本語…大学の紹介で食品工場でアルバイトをしましたが、会話力がついたので居酒屋に採用され、3年半働きました。お客さんから注文を聞いたほか、休憩時間や終了後に日本人のアルバイト仲間とたくさん会話をし、日本語が上達しました。

新しく覚えた言葉を実際に会話で使う…勉強で工夫した点は、漢字やフレーズを紙に書き、声を出して覚える▽新しく覚えた単語や文法を実際の会話ですぐに使う▽使い方や意味が分からなければ日本人に聞く▽mazziなどのアプリも活用する――といったことでした。

この先輩の体験談

いかがでしたか? せっかく日本に滞在するので、成功した先輩たちの経験やアドバイスを生かし、あなたの留学や技能実習を実り多いものにしてくださいね。日本語学習の秘けつについては、下記のページにも詳しくまとめられていますので、参照してください。

留学で日本語を身に付ける7つのこつ

技能実習で日本語を身に付ける7つのこつ

Vol. 28では、日本に行って3年以内に日本語能力試験(JLPT)のN1かN2に合格した先輩たちが使っていた学習ツールを紹介しました。今回は、先輩たちが後輩の留学生や技能実習生に向けて語った耳寄りな勉強のこつをご紹介します。

先輩1(N1、技能実習、女性)

寮で勉強…夕食後、だれもいなくなった寮の食堂でYou Tube動画やテキスト、CDで1人で勉強しました。

職場で日本人と会話…日本人と話す機会の多い職場でした。このことが私の日本語力の向上に役立ちました。仕事のことで分からないことがあったら、すぐに日本人をつかまえて話しかけました。日本人の先輩たちは皆さんとても親切に対応してくれました。

この先輩の体験談

ベトナム人がたくさん務める商社に就職

訪日前にみっちり勉強…ドンズー日本語学校で1年間寮生活。日本語はゼロからのスタートでしたが、1年でJLPTのN3程度のレベルになりました。夜や休日も自習で忙しく、ホーチミンからブンタウ省まで帰省する時間もないほどでした。

図書館で勉強…大学の図書館をよく利用しています。静かで冷暖房もあり、ほかにも勉強している人がたくさんいます。大学の図書館が休みのときなどは、公共図書館も利用しています。

国際交流センター…地元の国際交流協会が運営する「国際交流センター」では、外国人向けの学習情報や交流イベントの情報が手に入るほか、生活や学習の相談にも乗ってもらえます。日本語学習の資料もたくさんあります。

公共図書館を利用

この先輩の体験談

先輩3(N2、留学、女性)

訪日前に安い日本語学校利用…私はハノイ国家大学時代、民間の日本語教室で勉強し、JLPTのN4を取得してから訪日しました。ハノイでは、授業料が安いSOFLという教室に週2、3回通いました。授業料は4カ月で400万ドンでした。

この先輩の体験談

先輩4(訪日10カ月でN3、技能実習、男性)

ビデオ電話で授業…送出機関では、授業にも宿題にも真面目に取り組み、You Tubeでも勉強して、約300人の中で一番の成績でした。送出機関の先生(N2)には、今でもメッセンジャーのビデオ電話で文法などを教えてもらっています。1回1時間で、月に10回です。

休憩時間に勉強…Facebookで紹介されている単語や模擬試験の問題などを携帯電話に保存し、仕事の休憩時間に覚えています。分からない問題は、周りの日本人に聞くと、皆さん親切に教えてくれます。

この先輩の体験談

先輩5(N1、技能実習、男性)

先々まで予習…訪日前に日本語センターで使った「みんなの日本語」は1~25課がN5向け、26~50課がN4向けで、授業で35課まで習いました。私は自分で50課まで勉強してから日本に行きました。成績は約200人の中で最後は一番でした。先に自習したことを授業で復習するので、よく覚えられたのだと思います。

仕事の合間などに勉強…機械にワイヤーを設置した後、ワイヤーが加工されて機械から出てくるのを待つ時間が長いので、その間にも日本語を勉強しました。

残業を断って勉強…残業はなるべく入れないように会社にお願いし、夜の勉強時間を確保しました。「技能実習3年分の残業代」と「日本語を身につけた後に何年にもわたって稼げるお金」を比較し、「目先のお金」より「将来の仕事と生活」を選んだのです。

公共施設を利用…週末は、アパートか県立図書館で勉強しました。図書館はエアコンが効いていて快適ですし、静かなので、勉強に最適でした。

ボランティア日本語教室…地元の大学でボランティアの日本人が無料の日本語教室(日曜日に2時間)を開いており、いろんな国の人と一緒に勉強しました。

留学感覚で技能実習…同僚は休日は遅くまで眠るかスマートフォンで遊び、だれも日本語の勉強をしていませんでした。私は「生活費を稼ぎながら日本に留学(自習留学)」という感覚で、できるだけ学習に時間を取りました。勉強に集中するため最初の2年間はFacebookもやめたほどでした。

この先輩の体験談

先輩6(N2、技能実習、男性)

訪日前に猛勉強…送出機関で半年間勉強しました。クラス36人の中で1、2番の成績でした。そのためには、自習もがんばりました。7時~11時と19時~22時に自分で勉強しました。1日のうち授業が4時間、自習が7時間でした。さらに、試験前には朝2時~5時にも自習をしました。ほかにも同じように努力している人が何人かいました。

少し話せる状態で日本に行こう…ほとんど話せない状態で日本に行く人もいますが、その場合は、行ってから苦労します。そして、基礎的な日本語力や学習の習慣がついていないので、日本に3年間住んでも日本語はあまり上達しません。

この先輩の体験談

先輩7(N2、技能実習、男性)

毎日勉強…日本に行ってからも毎日勉強し、訪日2年目に日本語能力試験(JLPT)のN2に合格しました。土曜・日曜も4時間ぐらい勉強しました。

休憩時間や移動時間にも勉強…単語や文法はFacebookの学習ページを携帯電話に保存し、仕事の休憩時間や移動の車内で覚えました。

この先輩の体験談

先輩8(一流通訳、留学、女性)

アルバイトで日本語…最初のアルバイトは日本語学校からの紹介で、スーパーでの仕事でしたが、日本人との会話が少なかったので、半年間でやめました。当時は留学生のアルバイト先が少なく、求人雑誌を見て電話しても面接にこぎつけるが困難でした。そこで、ハローワークに行って、担当者から「仕事を探しているベトナム人留学生がいますが、どうですか」と電話してもらい、面接を受けて合格しました。居酒屋で、お客さんの注文を聞いたり料理を運んだりしました。店長や店員との会話も多く、日本語の練習になりました。

授業態度と図書館…日本語学校では、アルバイトで疲れて授業中に眠る人も多くみかけましたが、なんとしても日本語を身につける覚悟で留学したので、眠らないようにがんばりました。また、週末は、近くの公共図書館に行って勉強しました。

ボランティア日本語教室…日本人のボランティア数名が毎週水曜に1時間半ぐらい外国人と会話する日本語サークルを開いていました。私はこの日はバイトを入れず、毎週ここに行きました。日本人教師1人、外国人4、5人の少人数教室でした。これ以外に、ボランティアによる無料の料理教室にも参加しました。これらの教室やアルバイト先での会話が日本語力の向上に大きく役立ちました。

この先輩の体験談

先輩9 (N2、技能実習、女性)

職場の日本人と交流…職場の日本人たちは親切でした。仕事もていねいに教えてくれ、週末に雪や雨で自転車に乗りにくいときは、車で買い物に連れて行ってくれました。食事や観光にもよく連れて行ってくれました。先輩たちとは、遊びでも仕事の休憩時間でもよく一緒におしゃべりをしました。楽しかったですし、日本語の会話力もつきました。技能実習は、給料だけではなく職場環境も大事だと思いました。

残業少なく勉強時間確保…残業が少なかった分、仕事が終わってから毎晩2時間、日本語の勉強ができました。また、よい送出機関を選んだので、借金なしで訪日できました。

ボランティア日本語教室…毎週末、日本人のボランティアによる無料の日本語教室(2時間)に通いました。

日本語で日記…1年間、日本語で日記を書き、それを職場のリーダーに時々添削していただきました。

この先輩の体験談

先輩10(N2、技能実習、男性)

早寝早起きで勉強時間確保…実習先の寮は4人部屋だったので、集中できるように仲間が眠っている時間に勉強しました。夜11時に寝て朝4時に起き、6時まで勉強です。

休憩時間にも勉強…昼休みにも30分間、勉強しました。

職場で日本人と会話…帰国後の仕事を考えた結果、お金を稼ぐだけではなく日本語学習をがんばろうと思いました。そして、机上の学習に加え、できるだけ会話の機会を作りました。職場では、日本人に積極的に話しかけ、休日もいろいろな人と交流しました。

ボランティア日本語教室…日曜日に2時間、日本人ボランティアによる日本語授業を受けました。様々な国の生徒がおり、ここでの共通言語は日本語で、休日も日本語を使う機会ができました。

この先輩の体験談

先輩11(N1、留学、女性)

日本語で日記…日本語学校時代、先生に積極的に日本語で質問し、授業後も図書室で3時間勉強しました。また、日本語で日記を毎日書き、学校の先生に時々添削してもらいました。

アルバイト先で日本人と会話…日本人とたくさん話すように心がけました。アルバイトは居酒屋が中心で、勤務中にたくさん会話できました。

この先輩の体験談

先輩12(N2、留学、女性)

半年間の集中学習…日本語がほとんど分からない状態で訪日しましたが、半年間はアルバイトに行かず、授業も自由時間も日本語の勉強に専念しました。その結果、半年間でJLPTのN3のレベルになりました。

アルバイトで日本語…大学の紹介で食品工場でアルバイトをしましたが、会話力がついたので居酒屋に採用され、3年半働きました。お客さんから注文を聞いたほか、休憩時間や終了後に日本人のアルバイト仲間とたくさん会話をし、日本語が上達しました。

新しく覚えた言葉を実際に会話で使う…勉強で工夫した点は、漢字やフレーズを紙に書き、声を出して覚える▽新しく覚えた単語や文法を実際の会話ですぐに使う▽使い方や意味が分からなければ日本人に聞く▽mazziなどのアプリも活用する――といったことでした。

アルバイトが終わり、日本人の先輩・後輩とおしゃべりタイム

この先輩の体験談

いかがでしたか? せっかく日本に滞在するので、成功した先輩たちの経験やアドバイスを生かし、あなたの留学や技能実習を実り多いものにしてくださいね。日本語学習の秘けつについては、下記のページにも詳しくまとめられていますので、参照してください。

留学で日本語を身に付ける7つのこつ

技能実習で日本語を身に付ける7つのこつ